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2019年1月27日 17:48

俳優山田孝之、出演なしで初の全面プロデュースに挑戦! 映画『デイアンドナイト』

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

俳優の山田孝之がプロデュースした映画『デイアンドナイト』の初日舞台挨拶が126()、東京・シネマート新宿にて行われ、主演の阿部進之介、共演の安藤政信、清原果耶、メガホンを取った藤井道人監督と山田孝之が出席してクロストークを行った。

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写真左から 藤井監督、安藤、阿部、清原、山田

 

本作は、(藤井道人監督・脚本)「善と悪」「人間の二面性」をテーマに、父を死に追いやられた男・明石幸次(阿部)が復讐心に駆られ、裏稼業に手を染めていく姿を通し、人間の善悪を描き出す。

藤井道人監督、俳優の阿部進之介と山田孝之の3人で企画がスタートした本作。阿部は「企画が動き始めてから6年。素晴らしいチームで作り上げた映画だと思います。(初日を迎えて)ワクワクしていますが、自分たちの手を離れて皆さんの映画になっていくのが少し寂しく思われます」と様々な思いをかみしめながら挨拶。また、「ゼロから作品を作る過程を経験したことで、(自分にとって)本当に大切な作品になりました。道のりは長かったけれど、1つの作品を観客に届けるとはこういうことだと体感しました」と感無量の様子。

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最近はドラマづいており、映画は久しぶりだという安藤は「愛があってセンスのある映画になっている。僕は映画俳優ですから、こういう尖った、愛のある映画に出られて、皆さんとお会いできることを嬉しく思います」とコメントした。

今作では映画には一切出演しないで、初の全面プロデュースに挑戦した山田。「脚本の開発に時間を割いたし、脚本会議が終わって外に出たらもう朝だったということもたくさんありました。それと、秋田県に行って市長に会って話をしたり…。でも、撮影が始まるとあっという間に今日まで来たという感覚です。感無量です」としみじみと撮影を振り返った。

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そんな山田プロデューサーに、阿部が「役者がどうやったら役に集中できるかに重きを置いた配慮があった」と感謝の気持ちを述べると、安藤も「孝之は芝居のうまい人なので、(撮影現場で)見られるとプレッシャーもかかるけれど、それが力になって、『もっとやってやるぞ!モニターで見ていてくれ!』というテンションになった」と話した。

阿部や安藤からの言葉に、山田は「間近で俳優さんたちの本気の芝居を見て、すごく感動した。役者ってほんとに素晴らしいなって…。これからは自分ももっと自信を持って俳優だと言っていこうと思った」と語った。

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また、野田洋次郎(RADWIMPSillion)が作詞・作曲・プロデュースを担当した主題歌「気まぐれ雲」を、劇中の役柄、大野奈々名義で歌っている清原は、「楽曲で作品の力になれるのは嬉しいです。でも、レコーディングのときはくよくよしっぱなしの手ごたえで、声も出ないし、思ったように歌えなくて悩みました。大変でしたけど楽しかったです」と語った。そんな藤井に清原監督は「この曲がエンディングで流れることによって、この映画を救ってくれたと思った」と言葉を送っていた。

 

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