取材：記事・写真/RanRanEntertainment
30-DELUX ACTION PLAY MUSICAL THEATER featuring 宇宙Six 『のべつまくなし・改』が池袋に新しくできるエンタテインメントの発信拠点“東京建物 Brillia HALL”での東京公演（2020年1月）を皮切りに、福岡・大阪・名古屋にて上演される。本作の製作発表記者会が10月 4日（金）、としまセンタースクエア（豊島区役所 1F）にて行われ、ジャニーズJr.のユニット宇宙Sixから江田剛、山本亮太、松本幸大、原嘉孝、そして関西ジャニーズJr.の室龍太、実力派ミュージカル俳優の坂元健児、30-DELUX から清水順二、村瀬文宣という豪華出演メンバーが登壇した。
後段左から：村瀬文宣、室龍太、坂元健児、清水順二
前段左から：原嘉孝、山本亮太、江田剛、松本幸大
2018年の『スクアッド』から始まった30-DELUXと宇宙Sixのコラボレーション舞台第三弾として上演される本作は、第二弾の『のべつまくなし』上演から1年足らずで、『のべつまくなし・改』として、演出家を代え、舞台セットなどを一新、さらにブラッシュアップし、30-DELUX得意のアクションに、歌とダンスを大胆に織り交ぜたオリジナル時代アクションミュージカル。清水順二が製作総指揮兼浅野内匠頭を務めている。
近松門左衛門を演じる江田は「最近、近松に関してのほかの舞台に出させていただき、近松が劇作家となった人生をより勉強したので、さらに深みを持たせて演じたい」と抱負を語る。
紀伊國屋文左衛門を演じる山本は「（カメラマンのフラッシュを浴びながら）フラッシュが大好きです」と笑わせ、「2020年はオリンピックだけじゃないという意気込みで頑張っていきます」と語る。
大岡越前を演じる松本は「再演では確実にパワーアップしなければ。大岡越前の決め台詞があるのでこれで決めます。ジャスティス！」とポーズを取った。
堀部安兵衛を演じる原は「短期間の内に再演させていただくのはありがたいことですし、進化したものをお見せするのは当然ですが、ビジュアルが少し変わっていまして」とビジュアルの編み込みの頭を指して、「この髪型をできるジャニーズは他にはいません。僕だけだと思っています」と胸を張った。
そして、今回初参加の室は落語家の役。「緊張と楽しさでいっぱいの気持ちです。素晴らしい作品になるよう頑張りたいと思います」と挨拶した。
このあと質疑応答で、宇宙Sixについてどう思うか聞かれた清水は「ズバリ変態だなと思っています。お芝居の経験がないのに、皆、意識と個性と技術が高いなと思っています。稽古場では一回り二回りも上の僕らにも意見を言ってきてくれる。いい意味で皆変態！（とりわけ）江田剛は“台詞覚えの変態”」と語り、さらに話は終わらない。「宇宙Sixは2019年に至っては4月から『のべつまくなし』を含め、グループ合わせて20本くらいの舞台に出ている。これは“舞台出演の変態”じゃないかと思うくらい、ストイックにスケジュールを埋めてくる。これはマネージャが変態だな。ドＳっていうくらいスケジュールが空いてない。しかも11月の終わりに単独ライブを入れ、いったいいくつライブをいれるんですか（怒）。『のべつまくなし・改』は来年1月なので、12月には稽古しなきゃいけないのに、室くんも松本くんも主演舞台があります。いつ稽古するんですか？ということで皆、変態です」と熱弁を奮った。さらにさらに「原嘉孝に至っては“のべつまくなしＴシャツ”の袖を『暑いから切っていいですか』って、自分で切っちゃった。ヒドくないですか？“Ｔシャツ切りの変態”です。山本亮太は“普通の変態”だし、松本は“ナルシスト変態”だし、室さんも本当に変態だと思います」と、どいつもこいつも皆変態にされてしまった。
坂元は「今回は本当に仲の良い人たちが集まっているんだなという印象を受けました。まだ、皆さんとお会いして１時間しか経っていないんですけど、あまりにテンションが高くて、どうやって付き合えばいいのか分らないし、『のべつまくなし』は観たことないし、台本も読んだことがないので情報量ゼロで来ております。早く帰りたいです（苦笑）」に会場は大爆笑となった。
【東京公演】2020年1月10日(金)～12日(日)東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）
【福岡公演】2020年1月17日(金) 福岡市民会館大ホール
【大阪公演】2020年1月24日(金)～26日(日) サンケイホールブリーゼ
【名古屋公演】2020年1月28日(火)、29日(水) 名古屋市芸術創造センター
