取材:記事・写真/RanRanEntertainment
動画配信サービスU-NEXTとカンテレがタッグを組み、宝島社『このミステリーがすごい!』大賞の関連作品をドラマ化した、『このミス』大賞ドラマシリーズ。その第4弾「連続殺人鬼カエル男」(原作/中山七里)が2020年1月9日(木)から放送、10日(金)から配信をスタートする。
本作は、猟奇的な殺人を続ける殺人鬼“カエル男”を追うサスペンスミステリー。監督は映画『ユリゴコロ』や『ごっこ』などで知られる熊澤尚人。新人刑事古手川和也役を工藤阿須加、古手川とバディを組むベテラン刑事渡瀬を鶴見辰吾が演じる。出演はほかに、野波麻帆、前田航基、水澤紳吾、嶋田久作。
放送開始を前に地上波ドラマ初主演となる工藤阿須加にドラマに対する思いや見どころを聞いた。
――原作(「連続殺人鬼カエル男」(中山七里))を読まれていかがでしたか?
重厚感があり、かつスピーディな展開に引き込まれました。センシティブな部分もあるので、準備をしっかりして取り組まなければと思いました。
――どのような準備をされましたか?
古手川(※工藤演じる新人刑事)という役は、事件を追うにつれ特殊な犯人であるということがわかってくるので、しっかりとした知識をつけておかないと、と思い自分なりに勉強しました。
――勉強は撮影の合間にでしょうか?撮影がとても重なっていらっしゃったと思いますが?
はい。寝る間は惜しんででも、芝居と向き合っている時間は楽しかったです。。
――刑事役が続いていらっしゃいますが、それについてはどのようにとらえていらっしゃいますか?
すごく嬉しいですね。僕の勝手なイメージですけど、刑事役って、男くさいというか、すらっとしている人よりは体がずっしりとしているイメージがあったんです。
僕は男くさい役者になりたいと思っているので、20代のうちから刑事役を経験させていただけるのはすごく有難いですし、感謝しています。
――地上波ドラマ初主演でいらっしゃいますよね?
はい。
―決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
僕でいいんですか?という気持ちはありました。僕自身がまだまだ未熟者ですので…。でも、今だからこそチャレンジさせてもらえる機会をいただいたので、緊張感をもって取り組まなくてはと力が入りました。
――他の出演者の方々とはいかがでしたか?
出演者のみなさん、素敵な方々ばかりでしたので、とてもいい雰囲気の中で撮影することができました。特に、鶴見さんとはバディ役で同じシーンも多くプライベートな話や作品に対しての話も沢山させていただきました。
――演じた、古手川の性格はどのように思いますか?
純粋で真っ直ぐな人間だと思います。1話から8話までストーリーを重ねていく中でいろいろな人物に会い、スポンジが水を吸い込むようにいろいろな影響を受けて吸収していく、そんな純粋さを兼ね備えている人間だなと感じました。自分の中にトラウマをもっている人間なのですが、そこに対しても素直なんです。
――古手川が好きって感じですか?
はい。好きです。
――前は(ご出演のドラマで)女装もしていましたよね(笑)
女装もしていましたし、ハイテンションな役もやらせていただいたり、ほんとにいろいろな役にチャレンジさせていただいています。
ここまで純粋に自分の心に素直な刑事ですから、刑事でこういう人間いるんだというのが、(古手川役を)やっていて楽しかったですね。
■スケジュール:2020年1月9日(木)より放送/10日(金)より配信開始 (全8話)
■放送局:カンテレ 毎週木曜日 24:25~24:55(関西ローカル放送)
※第1回放送は9日(木) 24:40~25:10となります。
※放送時間が変更になる可能性がございますので、ドラマ公式サイトでご確認ください。
■独占配信:U-NEXT 毎週金曜日10:00より配信スタート
■「連続殺人鬼カエル男」公式サイトhttps://www.ktv.jp/konomys/kaeruotoko/
『このミス』大賞ドラマシリーズ公式サイト:ktv.jp/konomys
<スタッフクレジット>
ヘア&メイク:SHINYA(Primal art)
スタイリスト:壽村太一