新解釈で舞台化!『アンナ・カレーニナ』
トルストイの不朽の名作『アンナ・カレーニナ』が、イギリス気鋭の演出家フィリップ・ブリーンの新解釈により上演される。8月7日(金)~9月3日(木)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて、9月10日(木)~13日(日)まで京都・京都劇場にて。
通常、アンナ、ヴロンスキー、カレーニンの三角関係を中心に描かれることが多い作品だが、今回のフィリップ版では、破滅に向かうアンナの「愛」と、未来への希望を感じさせるリョーヴィンとキティの「純愛」が、対照的に描かれる。
タイトルロールとなるアンナ・カレーニナを演じるのは宮沢りえ。社交界の華であったが“初めての恋”に燃え上がり破滅の道へと突き進んでいくアンナを生々しく演じる。
そして、恋には不器用ながらも真実の愛を手に入れるコンスタンチン・リョーヴィンを宮沢氷魚。アンナと道ならぬ恋に堕ちる自信に満ち溢れる若き美青年将校アレクセイ・ヴロンスキーを白洲迅。リョーヴィンの求婚に応えるドリーの妹カテリーナ・シチェルバツカヤ(キティ)を川島海荷。オブロンスキーの妻で、夫の浮気癖に悩まされるも家族を愛するダリヤ・オブロンスカヤ(ドリー)を大空ゆうひ。アンナの兄で顔が広く誰からも愛されるステパン・オブロンスキーを吹越満。更に、アンナの夫でペテルブルグの著名な政府高官、アンナを愛しているがそれを表現する術を持たないアレクセイ・カレーニンを段田安則と、若手からベテランまで豪華キャストが結集した。
DISCOVER WORLD THEATRE vol.8『アンナ・カレーニナ』
東京公演:8月7日(金)~9月3日(木) Bunkamuraシアターコクーン 全28公演
京都公演:9月10日(木)~13日(日) 京都劇場
チケット発売日:【東京】5月31日(日)AM10:00~ 【京都】7月5日(日) AM10:00~