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2020年7月1日 04:00

映画『一度も撃ってません』 公開直前!男の映画談義トークイベント

映画『一度も撃ってません』 男の映画談義トークイベント

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阪本順治監督最新作で、石橋蓮司が18年ぶりに主演を務めることで話題の映画『一度も撃ってません』。本作の7月3日の公開を直前に控えた6月下旬某日、阪本順治監督、本作出演で謎のキーパーソン今西役を演じる妻夫木聡、そして、退院後映画MCとしては初仕事となる笠井信輔アナウンサーが、自宅からリモートの形で”男の映画談義“トークイベントに参加した。主演を務めた石橋蓮司の魅力、改めて妻夫木や笠井アナから見た本作の見どころや、制作のマル秘エピソードなど、盛りだくさんのトークとなった。

主演の石橋蓮司の現場での様子について、妻夫木「いつもだったら、もう少し現場でも話すイメージだったんですけど、今回は現場でずっと(だまって・考える感じで)座っているイメージの方が強かった」、阪本「でも、ブーブー言っていましたよ(笑)。朝から夜までの撮影だし台詞も沢山あるし、やることが多いと。当然小説家役だからパソコンを打つんですけど、蓮司さんはパソコン打ったことがないので、ずっと『一度も打ってません』って言っていました(笑)」と、78歳の石橋の可愛らしいエピソードに、一同爆笑。

 

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また、妻夫木の役どころについて、笠井「かなり慣れた手つきで銃をいじっていて、どういうことなのかなと思って観ていたんですよ」、妻夫木「銃のレプリカをお借りして、ずっと家で練習をしていた。妻に、銃のことを言わず持ち帰っていたもので、ビックリしていましたね」と、制作の秘話も飛び出した。

さらに、石橋蓮司、岸部一徳、桃井かおりの3人がバーで酒を交わすシーンについて、妻夫木「どこまでが台本で、どこまでがアドリブなんだろうと、スゴイ気になったところではありました。特に桃井さんのお芝居が。主要なメンバー以外で、脇を固めている酒場の中にいる人全員が、そのバーのちゃんとした「常連」になっているんですよね。この空気感が素晴らしいなと思いましたね」。妻夫木が、ひとりの観客として魅了を感じたポイントについても語った。

笠井「(退院後)まだ本調子じゃないなと感じる。でもそれは、まだリモートだからなんですよ。そっち(監督と妻夫木のもと)へ行ったら、2人を喰う勢いでしゃべっちゃうと思うので、(今日は)これでちょうど良かったかもしれない(笑)。早く映画館に行きたくて仕方が無い訳ですよ、昨年のスター・ウォーズの最終話(12月)の公開日から入院して、退院したら終わってましたからね。あんなに楽しみにしていたのに。“映画”というものに、映画館の中で浸りたい思いでいっぱいでございます」と、まだ完全復帰とはいかないが、すぐにでもカメラの前で動き出せる勢いで、笑いたっぷりの映画談義に花を咲かせた。 

本映像:https://youtu.be/v62b469cDZ8

7月3日TOHOシネマズ 日比谷、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

 

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