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2020年8月7日 15:25

北村匠海、小松菜奈、吉沢亮 映画『さくら』 メインビジュアル、予告編が解禁

北村匠海、小松菜奈、吉沢亮 映画『さくら』

「さくら」キービジュアル

北村匠海、小松菜奈、吉沢亮が兄弟妹を演じる映画『さくら』が11月13日(金)に公開、メインビジュアル、予告編が解禁、本作の主題歌を担当した東京事変の楽曲も解禁となった。

メガホンを取った矢崎仁司監督は、「試写室ですすり泣く声を聞いたのも初めてですが、何より嬉しかったのは、涙より笑い声が起こったことです。きっと、この家族との出会いが、今の長いトンネルの先の一筋の光になってくれると信じています」とコメントを寄せた。

原作は累計55万部を突破する直木賞作家・西加奈子の同名小説。登場するのは、サクラと名付けられた1匹の犬と5人の家族。そして、彼らにとって大切なひとたちだ。長谷川家の兄弟妹を演じるのは北村匠海、小松菜奈、吉沢亮という人気、実力を兼ね備えた俳優陣。3人の母を寺島しのぶ、父を永瀬正敏が演じ、彼らと出会う女性キャラクターには、小林由依(欅坂46)、水谷果穂、山谷花純というフレッシュな顔ぶれがそろった。

世界的に活躍するピアニスト、アダム・ジョージが劇中曲を担当し、今年“再生”した東京事変が書き下ろした主題歌「青のID」 がエンディングを彩る。

この度解禁されたビジュアルは、映画の中心となる兄弟妹がそれぞれ何かを見つめている姿と、桜の木の下で笑顔を向ける家族の風景。そしてそれらを愛犬サクラが優しく、全てを包み込むようなまなざしで見つめているもの。長男の死をきっかけに残された家族が傷つき、様々な困難にぶち当たり、“きれいごとじゃない”姿をさらけだしていく様子も垣間見ることができる。

 

予告映像:https://youtu.be/5kUZl8DbMYA

 

矢崎仁司監督 コメント
小説を映画にする時、一番大切にするのは読後感です。何度も泣いたし、いっぱい笑った、そして 元気をもらったこの家族を描きたいと思った。素晴らしい俳優たちとサクラを演じた犬のチエちゃん との奇跡的な出逢いで生まれた映画です。
試写室ですすり泣く声を聞いたのも初めてですが、何より嬉しかったのは、涙より笑い声が起こったことです。「生」を描くには分母に「死」があり、「哀しみ」を描くには分母に「笑い」が必要です。きっと、この家族との出会いが、今の長いトンネルの先の一筋の光になってくれると信じています。
最後に届けられた東京事変の主題歌『青のID』は、今だからこそ、世界に愛を叫ぶ、新しい喜劇の産声のように聞こえました。この家族に会いに来て欲しい。きっと元気になるから。

 

<STORY>音信不通だった父が2年ぶりに家に帰ってくる。長谷川家の次男・薫(北村匠海)は、その年の暮れに実家へと向かった。けれど兄の一(ハジメ:吉沢亮)の姿はない……。薫にとって幼い頃からヒーローのような憧れの存在だったハジメは、2年前のあの日、亡くなった。そしてハジ メの死をきっかけに家族はバラバラになり、その灯火はいまにも消えそうだ。そのつながりを繋ぎ止めるかのように、薫は幼い頃の記憶を回想する。それは、妹・美貴(小松菜奈)の誕生、一匹の犬・サクラとの出会い、引っ越し、初めての恋と失恋……長谷川家の5人とサクラが過ごしたかけがえのない日々。やがて、壊れかけた家族をもう一度つなぐ奇跡のような出来事が、大晦日に訪れようとしていた──。

映画『さくら』(配給:松竹) 11月13日(金)全国公開

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