のん、橋本愛 7年ぶりの共演に感激!映画『私をくいとめて』完成披露舞台挨拶
2020/11/7 10:27
映画『私をくいとめて』完成披露舞台挨拶
第30回東京国際映画祭で観客賞を受賞した『勝手にふるえてろ』に続き、原作・綿矢りさ×監督・大九明子の黄金コンビが再タッグを果たした本作。監督が原作を知ったのは、ちょうど『勝手にふるえてろ』を仕上げている最中、周囲から“綿矢さんの新作読んだ?”と聞かれる機会が増えたことがきっかけだったという。「『勝手にふるえてろ』では、主人公をモノローグで描かれている小説を会話劇にして映像化させていただいたのですが、本作ではまさにそのようなことが行われていると。主人公が脳内相談役“A”としゃべってるよ、と聞いて、すぐさま書店に走りました」と当時の様子を振り返る監督。さらに「最初は映画にするつもりはなく読んでいたのですが、もし他の誰かがこの作品を映画にして、私の好きな綿矢文学の世界が、私の期待しているものとは違う形で映画化されたらいやだなと思い、すぐにシナリオを描いた次第でした」と“綿矢愛”全開で告白していた。
対するのんも「撮影前日は“明日は愛ちゃんと撮影だ…”とワクワクしていたのですが、実際に会ってみると恥ずかしくて緊張して、目が合わせられない!みたいな(笑)。数年ぶりにお会いしてみて“美しさが増してる!と思って、全然呼吸ができなかったです」と相思相愛ぶりを見せる。さらに「本読みは愛ちゃんから誘ってくれて、みつ子と皐月として心を通わすことができて、あれだけ緊張していたのに、自分の中では愛ちゃんとお芝居することがすごく自然なことだったんだなって気づくことができて。本当に楽しかったです」と語り、楽しそうに振り返り、絆の強さを見せつけた。
映画『私をくいとめて』は12月18日(金)より全国公開される。