尾上松也、百田夏菜子、石田ニコルが和装で登壇、それぞれを褒め合い!映画『すくってごらん』スペシャルイベント
2021/3/2 21:57
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
尾上松也が初出演し、ももいろクローバーZの百田夏菜子が初のヒロイン役を演じる世界初!?の金魚すくい映画『すくってごらん』(3月12日(金)公開)。「3月3日金魚の日」にちなみ、その前日の3月2日(火)、日本橋・アートアクリアム美術館「金魚の杜」にて“プレ金魚の日スペシャルイベント”が開催され、尾上松也、百田夏菜子、石田ニコルが、映画の世界観さながらの和装で登壇した。オファーを受けたときの印象について、松也は「最初原作を読ませていただいたときは大変面白かったのですが、いざ脚本を読ませていただいたら全く訳が分からなかったです。この映画はいろいろなエンタメ要素あって、急に歌が入ってくるのは全く予想がつかなくて、脚本を読んだだけでは全くイメージしづらかったです。この人(監督)は大変なことをしようとしているんだと、違和感と強烈な共感を持ちまして、なんとかこの映画を形にしようと思いました」と述懐した。
そして、石田は「金魚すくいにはこんな奥深さと美しさがあるのかと思いました。そのあと台本を読んだら、また違う構成の新しい風を感じるなと思って、どんなふうになるんだろうってドキドキワクワクし、自分がその作品の一部になれることをすごく楽しみにしていました」と振り返った。
松也は「百田さんとは、毎日『山田さん、おはようございます!』」、百田が「え~、百田ですよ」と返す。松也が「これを延々とやっている。何度やっても返してくれるという対応力の良さに感服しました」とここでも称賛。また、松也は「(石田が)ゲームが好きなのでゲームのことを聞きまくりました」と石田ともコミュニケーションを取っていたことを明かした。
百田は、「(松也が)課金ゲームを止められずに悩んでいたので、救ってあげたいな。最近はどうですか?」と松也に問いかけると、松也は「撮影が終わったら自動的に止めました。あの期間だけ嵌まってしまって、大変な散財をしました」と苦笑していた。
“コミュニケーション能力が高いですね”というMCの問いかけに、松也は「僕ですか?全然ないです。ただ、コミュニケーションをとった方が、皆とやりやすいので・・・。でもビジネスです」と謙遜していた。
本イベントは2部構成で行われ、ムービー向けの第1部では、松也が劇中歌「この世界をうまく泳ぐなら」を唱いながらの登場。松也は百田と石田に、「(印象は)特にないかな?」と問いかけると、二人は「あのときの思い出が蘇ってきました」と返す。松也も「(映画では百田と)二人で唱ってきて、不安でしたが、気持ち良かったです」と満足そう。
三人の衣装について、松也は「映画ではグレーのスーツだったことにちなみ、同系統のカラーでそろえ」、百田は「金魚のイメージで作っていただいた」、石田は「映画で着用した紫の浴衣に合わせ、紫ベースの着物に。大人っぽく、大正ロマン風にしました」と説明した。
また、劇中での音楽に触れ、松也は英語でのラップ、百田は初挑戦のピアノ、石田は初ギターに挑戦。それぞれが手応え充分に演じていたことを明かしていた。
見どころたっぷりの映画『すくってごらん』は、3月12日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開される。