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2021年3月21日 21:40

兵庫県芦屋市が舞台!松田るか主演 映画「あしやのきゅうしょく」製作決定

松田るか主演 映画「あしやのきゅうしょく」

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2022年に公開される映画『あしやのきゅうしょく』の製作発表記者会見が、3月21日(日)に本作の舞台となる兵庫県芦屋市にて行われ、本作で主演を務める松田るか、白羽弥仁監督、いとうまい市長が出席した。

北に六甲山地、南に大阪湾を臨んだ豊かな自然と、固有の阪神間モダニズム文化に育まれた瀟洒な街並を擁する兵庫県芦屋市。芦屋市では、給食開始当初より「暖かいものは温かく,冷たいものは冷たく」作りたてを味わってもらえる自校式給食に加え、各校に1名専属で配置された栄養士によるオリジナルの独立メニューを展開しており、栄養バランスだけでなく、季節の食材を織り交ぜながら手作りを基本としたおいしい給食を実施している。

本作は、芦屋市制施行80周年に合わせて、「芦屋の給食」を題材に映画化。映画のテーマは,学校給食の中で子どもたちが学ぶ“食育”と“人々の暮らしと絆”。

新人栄養士として芦屋の小学校に赴任し、美味しい給食作りに奮闘する主人公・野々村菜々役を演じるのは、2016年に「仮面ライダーエグゼイド」のヒロインに抜擢され、NHK朝の連続テレビ小説「スカーレット」、「賭ケグルイ」シリーズなどで注目を集める若手女優・松田るか。

本作でメガホンをとるのは、芦屋市出身でもあり、「神戸在住」(2015)、2016年に第64回サンセバスチャン国際映画祭に正式出品された「ママ、ごはんまだ?」(2017)、「みとりし」(2019)などの白羽弥仁監督。

まず白羽弥仁監督より「この映画では、松田るかさん演じる栄養士が芦屋の小学校に新人として赴任し、外国人の食の問題、アレルギーの問題など様々な食の問題に直面する中で奮闘し、成長していく物語を描きます。芦屋市内の小学校で給食を作る現場を全て見せていただき、子どもの未来や将来、子どもに対する熱心な愛情を感じました。これは映画としては非常に普遍的なテーマではないかと思います。今日の不安と閉塞感の社会の中で、一つの方向に愛が向いているということがとても感動的な姿でした。子どものために、子ども未来のために、子どもの将来のためにという点で、この映画を作りたいと強く思いました」と本作の企画の想いを熱く語った。

 

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主演の松田るかは「まずは言葉をちゃんと喋ろうと思います」と笑顔で切り出し、「沖縄出身で、普段、関西弁を使うことがないので、監督にずっと関西弁で話しかけてくださいとお願いして、とにかく耳を鳴らそうと思っています」と会場を和ませた。そして「芦屋市の80周年という記念すべき作品にたずさわれることが、すごくうれしいです。私の小学校は給食センターから給食が運ばれてくる学校だったので、こうやって栄養士さんが付いている学校で給食が作られ、できたての給食を子どもたちが食べるという素敵な文化、そしてそれが今でも続いていることがとても素晴らしいと思っています。食を通して、人のあたたかさ、ほっこりするようなものを皆さんにお届けできたらいいなと思っています。さらにその食を通して、人と人の絆、人が繋がっていくこと、信頼関係ができていくことを表現したいと思っています」と本作に対する主演への意気込みを語った。

 

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いとうまい市長からは「令和2年11月11日をもって市制施行80周年を迎えたこの記念すべきタイミングで白羽監督から、本市の自慢の一つでもある「給食」を題材とした映画製作という素晴らしい企画をいただきました。本市の給食は『豊かな食体験、子どもたちの味覚と心を育む教育である』をモットーに、徹底した手づくりで作られ、そのレシピ集が書籍化されて話題になるなど大きな魅力の一つとなっており、白羽監督からのご提案を大変うれしく思いました。映画というメディアには行政にはない大きな発信力があります。白羽監督、松田るかさんの代表作となりますよう、そしてまた、このコロナ禍の中でも、みなさんにとって、ひととき、楽しくワクワクする出来事となりますよう、心から願い、この作品を応援していきます。そして、芦屋市の魅力を映画と一緒に、世界に、全国に発信していけることを願っています」と映画製作に期待を寄せた。

 

出演:松田るか
監督:白羽弥仁
製作:「あしやのきゅうしょく」製作委員会
特別協力:芦屋市
制作プロダクション:北海道映画舎
配給:アークエンタテインメント
Ⓒ2022「あしやのきゅうしょく」製作委員会

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