主演・菅野美穂、共演・高畑充希、尾野真千子 映画『明日の食卓』
椰月美智子の同名小説を原作とした子を持つ親なら誰もが直面する問題を、社会派エンタテインメントの旗手である瀬々敬久監督が豪華女優陣を迎え映画化した『明日の食卓』が、5月28日（金）より公開される。
10年ぶりの映画主演となる菅野美穂がフリーライターで二人の息子を育てる留美子役に挑み、シングルマザーで大阪に暮らす加奈役を高畑充希が演じ、年下の夫と優等生の息子に囲まれ、一見なに不自由なく幸せを手に入れているように見えるあすみ役を、尾野真千子が丁寧に演じている。
そしてこの度、映画『明日の食卓』が劇場公開日である5月28日(金)の２週間後の6月11日（金）より、WOWOWオンデマンド、auスマートパスプレミアム、TELASAの３つの配信プラットフォームにて配信されることが決定した。
すでにマスコミ試写では、女性たちの高い共感を得ている本作。社会や育児、仕事の狭間で揺れ動く女性たちの決して他人事ではないリアリティあるサスペンスを紡ぎだした瀬々監督は、本作の原作について「語り口はミステリー的でありながら、その中で描かれていることは極めて家庭的な話」であるところに惹かれたといい、「一見よくできた親子関係で、互いが互いを思い合っているようでも、母親も息子も実は相手の本当の姿が見えていなかったりする。微細な感情の流れからボタンの掛け違いが起こってしまうところに興味を引かれました」と語っている。
さらに本作について、「女性の働き方、貧困、親子関係など、今の日本社会が抱える重要なテーマが随所に散りばめられているので、これは現代日本の縮図を描いた映画でもあるんです」とも語っており、ワンオペ育児や困窮するシングルマザー、世の母親たちを取り巻く環境はかようにも過酷だが、それは決して母親だけの問題ではない。にもかかわらず、その多くを彼女たちが背負わざるを得ない現実がある。それぞれが子育てに奮闘しながらも、息子を心から愛する幸せな家庭を築いていたはずだったのに、どこで歯車が狂ってしまったのか…。果たして３つの石橋家の行きつく運命とは？どこでも鑑賞が可能な配信プラットフォームにて、ぜひ本作をじっくりと堪能してほしい。
なお、本日4月15日からは本作の「ナビ番組」がWOWOWにて放送＆配信開始。「明日の食卓」完全ガイドと題して、4月～6月にかけてシネマchとプライムchにてリピート放送と配信を実施する。
予告映像：https://youtu.be/-LXt1idjyls
©2021「明日の食卓」製作委員会
