芳根京子、7年ぶりの主演作で気合いが入っています!映画『Arc アーク』完成報告会

2021/6/3 09:27

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『Arc アーク』の完成報告会が6月2日(水)に都内で行われ、主演の芳根京子、共演の寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、風吹ジュン、小林薫、そして石川慶監督が登壇した。本イベントは無観客で行われ、ライブ配信された。

 

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本作は、世界的SF作家・ケン・リュウの原作を映画化、不老不死の世界を描いた驚嘆と不思議に彩られた壮大なるエンタテインメント作品。主演・芳根京子が17歳から100歳以上を生き抜くという難関の役どころを繊細かつ大胆に演じ切っている。

主人公リナはストップエイジング技術によって人類で初めて永遠の命を得る女性。リナを演じた芳根は、「撮影の前にはどうすればいいか想像がつかなくて、石川監督とたくさんお話ししてもらったんですけど、現場に行って考えましょうって、現場で見たこと、触れたこと、感じたことをカタチにしていきました。石川監督とは、二人三脚で同じ歩幅でいろんな感情を共有しながらリナという女性を作っていきました」と振り返った。

 

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芳根は、リナの人生の師・永真を演じる寺島との共演について「一緒に練習させてもらった際、しのぶさんの<プラスティネーション>を観て、マズいぞと焦りました。自分のレベルの足りなさを実感しました」とそこから必死に練習したことを明かした。今のこの姿を永遠にとどめたいという欲望を実現する対照的な2つの技術とは、故人を在りしままの姿で保存する<プラスティネーション>と医療的な不老不死技術。<プラスティネーション>はパフォーマンスアート的な要素を入れて処理したという。

 

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寺島は「私の見せ場はここしかないなと、必死でやりました。そして、リナに技術を受け継いでもらうわけだから、リナよりも絶対に上手くなきゃいけないと思ってたし、プレッシャーを感じつつ楽しくやらせていただきました」と語る。

寺島は、芳根について「すごくガッツがあって!踊るところがなかなかうまくできなくて、悔し涙を流して頑張る。監督に答えようとする芳根さんは素敵だったし、芳根さんのさらに魅力を引出そうとする監督も素晴らしくて、本当に素晴らしいダンスシーンになっていると思います」と称賛した。

 

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永真の弟で老化防止を研究する天才科学者でリナの最愛の夫・天音を演じた岡田も「彼女の闘っている姿を見て、この小さな体のどこからそんなパワーが出てくるのだろうと思った。その姿がすごく美しく、彼女を支えたいという気持ちで現場にいたので・・・。よく頑張ったねという気持ちに尽きる。リナと天音として映画で生きられたことは僕にとっても幸せな時間でした」と芳根にねぎらいの言葉を贈った。

また、岡田は「クランクインのシーンが(芳根との)キスシーン。久々にお会いしての急なキスシーンは緊張しました」と明かすと、芳根は「天音役が岡田さんになるかもしれませんと言われたときに、“かも”なんて言わないで、岡田さんに決めてください!ってお願いしたくらい、天音はリナにとっても大切な役だった。岡田さんに決まって心がぽかぽかする気持ちで嬉しかったです。癒しのマーさんです(笑)」と笑顔で語った。

 

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小林と風吹が老夫婦役を演じているが、芳根が大好きなシーンと絶賛するのは『風吹を乗せ小林が車椅子を押すシーン』。風吹は「小林さんには運んでもらったんですが、それがすごいスピードで、皆さんがはらはらするほど走られて。それが楽しかったです」と二人のシーンを振り返った。

そして、リナと同僚の可南子役と可南子の娘・奈々役の二役を演じた清水は「訳が分からなくなることが多かったです。可南子は普通の年齢なので、等身大の役作り。後から出てくる(不老不死を施されている)奈々の中身はおばあちゃんだけど、リナより年下。頭の中を整理するのが大変でした」とコメントした。

 

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原作を映画化するにあたって石川監督は、「気にしていたのは美術。せっかく、いい演技をしてもらっているのに、SFだと、美術が気になって中に入ってこれないという経験をしていたので、恥ずかしくないものをちゃんと創らなきゃという思いで創り込みました」とこだわった点を話した。

 

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この後は、本作の内容にちなんで『永遠の命を得たら、100年後には何をしたいか?』をそれぞれが語る。芳根は『答え合わせをしたい』と答え、「劇中のリナと同じくらいまで生きて、果たしてリナと同じことを思うのか、答え合わせをしたいです」と説明。岡田『自分の島を作りたい』、清水『宇宙語を覚えて宇宙人と話したい』、風吹『玄孫(やしゃご)、孫の孫の孫の・・・・と会いたい』など思い思いの回答。さらに、これ以上はもう十分という寺島『そんなに生きなくて大丈夫』と小林『土の中に居たい』。そして、監督は『映画を撮っていたい』と撮りたい映画がたくさんあるとの意欲を示した。

 

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イベント最後には、芳根が「新たなジャンルの映画が誕生したんだなと思いました。そんな作品に主演を任され嬉しく思います。7年ぶりの主演作で気合いもすごく入っています。『劇場にぜひお越しください』と大きな声で言えないのが心苦しいのですが、少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思います。映像も技術も照明も衣装も全て美しいです。この思いがたくさんの方に届いたらいいなと思います」と締めくくった。

映画『Arc アーク』は6月25日(金)全国ロードショー 
©2021映画『Arc』製作委員会  
配給:ワーナー・ブラザース映画

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