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2021年6月14日 14:00

映画『茜色に焼かれる』尾野真千子、大ヒット記念舞台挨拶を関西で開催

映画『茜色に焼かれる』尾野真千子、大ヒット記念舞台挨拶

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現在公開中の映画『茜色に焼かれる』の舞台挨拶が関西地区でも実施可能となり、尾野真千子自らの発案で6月10日(木)に、TOHOシネマズ二条・梅田・橿原の3か所にて、主演の尾野真千子による舞台挨拶が行われた。

今回が約1年半ぶりの舞台挨拶となったTOHOシネマズ二条では、尾野は「この作品には、今伝えなくちゃいけないもの、今私たちが感じているものが全て詰まっています。是非一人でも多くの人に観てほしい」とコロナ禍をテーマにした作品が今公開されることの意義を熱く語る。

 

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続いて訪れたTOHOシネマズ梅田でも、舞台挨拶が行われるのは半年以上ぶりだという。尾野は、「頑張ってくださっている医療従事者の方々みたいに、わたしたちが出来ることってほとんどないとは思います。役者は演技を、そして登場人物の気持ちを届けることしかできません。それでも、みんな命がけで作りました。少しでも誰かの気持ちに届いてくれればと思っています」とメッセージを送る。大阪には、過去に撮影で約1年住んでいたという尾野は「やっぱりおいしいものが多いですよね。イカ焼きとか、たこ焼きとか」と、楽しそうに語る場面も見受けられた。

 

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出身地・奈良のTOHOシネマズ橿原では、自身の出身地である五条市のマスコットキャラクター“カッキー”の被り物をして登場し奈良県の魅力を存分にPR。家族や知り合いも見守る中、出演作を観てもらうことに対しては「やっぱり恥ずかしい気持ちはありますよ。ただ、演技を始めたばかりのころは、テレビに出たい、映画に出たいという気持ちの方が強かったのですが、最近になってようやく、伝えたいことを観てほしいと思えるようになった」と、これまでのキャリアを振り返り、「またこの場に戻ってこれる様に一生懸命頑張っていきます」と普段以上に喜びを露わにしていた。

今回の舞台挨拶では、事前にSNSで募集した質問にも気さくに答えた尾野。好きな色を聞かれると「その時々によって違うんだけど、昔から好きなのはピンクかな。いつも人を見ると、この人は何色っぽいとイメージで色分けしたりしているんです」というエピソードも。挑戦してみたい役どころについて聞かれると「極道の妻、やってみたい。あとは、恋愛映画。実はほとんどやったことがないんです。相手は、そうだなぁ、若い子がいいかな」と会場を沸かせた。その他、役作りについてから、趣味の釣りの話まで多岐にわたり、大盛況の内に舞台挨拶は終了となった。

 

≪あらすじ≫ 悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。
1組の母と息子がいる。7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした母子。母の名前は田中良子。彼女は昔演劇をやっていた経験があり、お芝居が上手だ。中学生の息子・純平をひとりで育て、夫への賠償金は受け取らず、施設に入所している義父の面倒もみている。経営していたカフェはコロナ禍で破綻。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっている。数年振りに会った同級生にはふられた。社会的弱者―それがなんだというのだ。そう、この全てが良子の人生を熱くしていくのだからー。はたして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?

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