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2021年6月26日 00:42

芳根京子、石川慶監督からの感謝の手紙に感極まって号泣!映画『Arc アーク』公開初日舞台挨拶

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『Arc アーク』の公開初日舞台挨拶が6月25日(金)、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の芳根京子、共演の寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、小林薫、そしてメガホンを取った石川慶監督が登壇し、作品についてクロストークを繰り広げた。ゲストで芳根の娘役を演じた杉崎咲がアジサイの可愛い花束をもって登壇した。

 

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本作は、SF作家ケン・リュウの短編小説「円弧(アーク)」が原作。不老不死の処置により30歳の体で永遠に生きていくことになるリナ(芳根)の人生が描かれる。

リナを演じた芳根は満席の会場を見渡し、大感激の様子で、「たくさんのお客様に来ていただいて、本当に嬉しいです。私たちの手の中にあった、子供のような作品が今日外に飛び立つ瞬間は、寂しくもあり、『力強く飛んでいってね!』という思いが強くあります」と話し、「芳根京子の人生において大切な1本になりました」と声を震わせながら思いを伝えた。

 

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石川監督も「コロナの直前に撮り終えた作品です。もしかしたら映画館でかけられないんじゃないかと思っていた作品をこうして皆さんに観ていただけて感無量です」と挨拶した。

挨拶の後は、作品の見どころを登壇者たちがフリップに書いて紹介。「たくさんの愛」と書いた芳根は、「キャスト、スタッフ、現場からたくさんの愛を感じました。石川さん(監督)は作品への愛があります。たくさんの愛がある現場でした。ご覧になって皆さんの心が温まったら嬉しいです」とコメント。

「プラスティネーション」と書いたフリップを見せた寺島は、「香川の県庁で撮影させていただいたんですが、振り付けやダンスがとても楽しかった。最初は何のことか全く理解出来なかった(笑)のですが…。大事なシーンになっています」と力を込めた。「プラスティネーション」とは、死後の姿を美しいまま保存する技術のこと。そんな、寺島の練習ぶりを見て焦ったという芳根は「寺島さんの背中を追いかけさせてもらいました」と撮影を振り返っていた。

 

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「海辺」と書いた岡田は「この映画では海のシーンが多いので、海の先に広がっていく世界の広さを感じられると思います」と話す。そんな岡田は芳根との2度目となる共演で「現場では頼もしかったのですが、どこかもろさがあったので、支えられれば…と思っていました」と撮影時を振り返った。

小林は撮影について「初めて小豆島に行きました」と話し、「ああ見えて、石川監督が現場で安心感を与えてくれたので楽しく出来ました」と石川監督の監督ぶりを称賛。

 

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ここで、映画に出演している子役の鈴木咲がサプライズで登場。母娘役で共演した芳根に花束を渡し、「楽しかったです」と可愛い笑顔を見せて会場をなごませる。芳根は「(母親役を演じて)自分の母性本能の多さに驚きました。咲ちゃんには感謝しています」と語った。

もう一つのサプライズは石川監督から芳根への手紙―。監督からの手紙があると言われたとたん、芳根は手紙を読まれる前から号泣。石川監督からの「特別な俳優だ」という称賛の言葉に涙は止まらず、耐え切れずに芳根は舞台上で後ろ向きになり、必死に涙をこらえる。芳根は「お見せできないレベルの涙(の量)です」と明かす。

そんな彼女を横目に石川監督は、「当時、(芝居をすることに)悩める芳根さんを見て『ああ、リナがいる』と思ったんです。まさに、体当たりで、満身創痍で役を生きている芳根さんについていくことに、こちらも必死でした」と優しく語り、「今後も一緒に映画を作っていきたい」と話した。

一方、芳根は、「石川さんからはエネルギーやパワーになる言葉をいっぱいもらいました。石川さんは私の人生のかけがえのない存在です」と胸いっぱいの感謝の言葉を伝えた。

最後に芳根は「公開出来て、感謝の気持ちしかありません。たくさんの方に観ていただけて、幸せです。これからも精進していきます。頑張ります!」と今後の決意を語った。

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/arc-movie/

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