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2021年7月8日 11:39

柳楽優弥、三浦春馬くんをこれからもずっと愛して、大切にしていきたい!『映画 太陽の子』完成披露試写会

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

『映画 太陽の子』の完成披露試写会が7月7日(水)にTOHO シネマズ 日比谷で行われ、舞台挨拶にキャストの柳楽優弥、有村架純、國村隼が黒崎博監督と共に出席して作品について語った。

 

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コロナ禍の上映会に監督をはじめキャスト陣は感無量の様子。黒崎監督は「皆さまにこのようにご挨拶が出来て、ありがたいと思っています……」と観客を前に上映できる喜びを噛みしめた。

本作は、大河ドラマ「青天を衝け」などを手がける黒崎が10年間温め続けた企画。黒崎は戦時中の学生が書いた日記の断片をもとに脚本を執筆。太平洋戦争末期に存在した“日本の原爆研究”を題材に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの姿が描かれる。2020年8月15日にNHKで放映されたドラマ「太陽の子 GIFT OF FIRE」を異なる視点で描いた。

 

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今作で、ひたすら研究や実験に没頭する若き科学者・石村修役を演じた柳楽は「脚本を読んで、しっかりしたテーマのある作品で、素晴らしいな、是非参加したいと思いました。知らないことがたくさんありました。年齢にかかわらず皆に伝えていくということは、とても意味のあることだと思いました。本当に貴重な時間になりました」と熱い思いを伝える。脚本を通して、戦時下で奮闘した若者たちについていろいろと学ぶことがあったようだ。

印象に残るシーンを聞かれた柳楽は、「海のシーン」と話し、「難しいシーンで、陽の関係などもあり、1発OKの緊張感がありました。前日にしっかりとリハーサルをしての撮影現場なんですが、舞台の本番初日のような緊張感がありました。本編を観てすごくいいシーンになっているのも、あの緊張感があったからだという達成感があります」と語った。

また、修(柳楽)の弟で、父親の意思を継いで軍人となった裕之役を務めた三浦春馬について、柳楽は「春馬くんとは10代前半くらいから、一緒にオーディションを受けていました。戦友というか、ライバル。今回は兄弟役という関係で、いろいろと関わらせていただきました。春馬くんがこの作品に愛を持って参加してくれたように、春馬くんをこれからもずっと愛して、大切にしていきたいと思えるシーンでした」と海辺でのシーンを振り返った。

修(柳楽)と裕之(三浦)の幼なじみで、戦後の未来を見据えて力強く日々を生きている朝倉世津役を務めた有村は「柳楽さんも春馬さんも、前に一度お仕事をしたことがあったので、自然と幼なじみという関係性ができていました」と話す。

有村と黒崎監督は連続テレビ小説「ひよっこ」で1年以上ともに仕事をした仲で、有村は「とても信頼している監督で、すごく熱量も感じました。ぜひ一緒に挑戦させてくださいということで出演を決めました」とコメントした。

 

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また、有村は特に印象に残っているシーンは、縁側のシーンだと明かす。「戦地に送りだす裕之に対して、未来を作ろうとしている修に対して、“3人で会える最後の夜”なので言葉ではないもので何かを伝えたいと思い、台本にはなかったんですが、監督に提案して2人の手を握らせてもらいました。3人の空気感が穏やかで、微笑ましいシーンになって良かったと思っています」と語った。

黒崎監督も「ほんの少し肌と肌が触れ合い、温もりを交換することの大切さが伝わるいいシーンになったと思います」と同調した。

若者たちを見守る研究室のトップ・荒勝文策役を演じた國村はコロナ禍を踏まえ「戦争とパンデミックの違いはありますが、どちらも異常な状況。個人の力だけではどうにもならない。そんな状況を生きた若者と、そんな時代になることを止められなかった私たちの世代。そういった構図のお話です。このパンデミック下で観ていただくと、別の感じ方をしていただけるのではと思っています」客席に向かってと呼びかけた。

 

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当日は七夕ということで大きな短冊型フリップに願い事を書くことに。柳楽は「映画の力でみんなに元気を」とフリップを掲げた。「僕は映画が好きなので、これからも映画の力で元気を与えられるような作品に参加していきたい」と熱く語った。

有村は“安心安全な世界が訪れますように”と記し、「自然災害もそうですが、世界中が混乱状況下にあります。全世界の人たちが平和に暮らせるのかは永遠のテーマ。一刻も早く訪れてほしい」と願い、会場から大きな拍手を浴びた。

『映画 太陽の子』(配給:イオンエンターテイメント)は、8月6日(金)より全国公開される。

©2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ 
公式サイト:https://taiyounoko-movie.jp/

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