“今、一番日本人が知りたいこと”菅政権の正体に迫ったドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』公開中!

2021/8/3 23:32

菅政権の正体に迫ったドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』公開中!

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菅政権の正体に迫ったドキュメンタリー映画『パンケーキを毒見する』の初日舞台挨拶が、7月30日(金)新宿ピカデリーにて行われ、本作の企画段階からかかわっている経済産業省出身・古賀茂明さん、元文部科学事務次官・前川喜平さん、内山雄人監督、河村光庸プロデューサーの4名が登壇した。

前川さんは「わたしはチョイ役なんで、あまりここに来る意味はないかなとは思うんですが、新宿にはチョイチョイ来ていましたんで、違和感はないですね。まあ本来ならSさんという主役がいなきゃいけないところですが、来てくれないんで。代わりにやってまいりました」と菅首相に対する皮肉をチクリ、会場を笑わせた。

そして内山監督は、満員となった客席を見渡し「これだけ多くの方に来ていただいて。ものすごく感激しております。この映画は世代を超えて若い人、政治に興味が無い人に届くようになったらいいなと思っています。観ていただいた方々が少しでも広げていただけたら、何か一歩変わっていくんじゃないかと思っています」と晴れやかな表情であいさつを行った。

本作を作った経緯について河村プロデューサーは「ちょうど去年の9月ごろ、自民党の総裁選があったのですが、菅さんが何者なのか、国民の皆さんに届いていないと思っていました。ですから去年の時点でやろうと。パンケーキをマスコミに振る舞っていたということで、タイトルも『パンケーキを毒見する』にしようと決めました。公開時期もオリンピックど真ん中にやろうと。すべてを決めてからやろうと思ったということです」とその意図を明かした。

そしてそんな河村プロデューサーの企画意図を受けた内山監督が「タイトどころじゃない厳しさでした。ドキュメンタリーは1年くらいかけて撮るものなんですが、すでに公開日は決まっていて、半年くらいしかなかったのでどうしようかと思っていましたが、なかなかないチャンスですし、テレビは放送日が決まってから作ることも多いので。これができたのは、自分がテレビ出身で、そういう訓練をしてきたから、ということもあります。とにかく菅さんを撮る事ができない前提なので、何かアイデアを出さないと絵が埋まらない。とにかく取材も断られるし、終わらないかもしれないと思いながら。ギリギリまで作業をしていましたね」と振り返ると、古賀さんも「菅さんの映像が撮れないので、(菅首相の故郷である)秋田にみんなで行った方がいいんじゃないかという話にもなったんですが、緊急事態宣言で行けなくなった。これはかなり難しいなと思っていたんですが、だんだんと内山さんからの連絡が途絶え気味になって。大丈夫かなと思っていたところ、こうやってなんとか形になってよかったです」と安堵の表情を見せました。

そんな菅首相の素顔について、前川さんは「菅さんの素顔はスガスガしいものではありません。(前川さんが)現役官僚の時に説明に行くということはありましたが、濃厚な関わりとなったのは役人を辞めた後で。こっちは関わりたくなかったんですが。新聞にニセの話を書かれた時も、わたしは官邸からつぶされかけているんだなと思いましたが。菅さんはパンケーキ、令和おじさん、苦労人といった甘ったるいイメージがありましたが、その時は若い人からの支持率が脅威的で。そういう方に観ていただいて、菅さんの素顔はスガスガしくないことを知ってもらいたいですね」とコメント。

さらに古賀さんも「僕も菅さんが官房長官の時に、政策について説明のためにお話をしたことがあるんですが、印象はほとんどないですね。菅さんってしゃべらないんですよ。とにかく本心を見せない。優しそうなおじさんとして人気があったんですが、素顔は全然違います。映画とのコラボ企画で『官邸の暴走』 (角川新書)という本を書いたんですが、そこに『頑固で攻撃的。改革する自分に酔うナルシシスト』であると書きました」と菅首相の人物像を指摘するひと幕。

さらにその後も、政権の問題点をしっかりと報道しないメディアの問題を指摘するなど、日本の問題点を次々と語り合った登壇者たち。最後に内山監督が「この10年ぐらいの間におかしなことがずっと繰り返され、どんどん忘れられていきました。今だったら目先のこと、コロナ対策がどうなっているんだということになっていますが、それ以前に全体が腐りきっているということを本当に忘れないでほしいんです。これを変えていくために唯一残された手段が選挙なので。投票率を少しでも上げるためにはどうしたらいいのか。この映画がそのための一歩になったらいいなと思います」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

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