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佐藤健を追いかけるシーンで健脚?を披露した阿部寛、歳をとると後で来るんですよ! 映画『護られなかった者たちへ』公開直前トークイベント

2021/9/20 18:28

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『護られなかった者たちへ』の公開直前トークイベントが、9月20日(月・祝)に銀座松竹スクエアにて行われ、主演の佐藤健、共演の阿部寛、林遣都、そして瀬々敬久監督が登壇した。

 

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中山七里の傑作小説を映画化した本作は、東日本大震災から10年目の仙台で起きた不可解な連続殺人事件を軸に、その裏に隠された切なくも衝撃の真実を描く、感動のヒューマン・ミステリー。佐藤健、阿部寛、林遣都のほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、永山瑛太、緒形直人という豪華演技派キャストの競演も話題、10月1日(金)より全国公開される。

 

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イベントでは冒頭、佐藤が「ほぼ全編に亘って宮城県で撮影させていただきました。協力してくださった宮城の方々には非常に感謝しております。今の世の中に投げかける意義のある作品になったと思っております。是非皆さんに観て頂きたいいと思います」、阿部は「台本を読んだときにミステリーとして濃厚で、身の毛のよだつ思いをしながら、ハラハラドキドキしました。一人一人の出演者が全身全霊をかけて挑んだ作品です。是非期待してください」、林は「今届けるべき、届いて欲しいなと思う作品に参加できて幸せでした」と、そして瀬々監督は「思い返すと去年の4月クランクインが一度延期になりまして、緊急事態宣言が終わってから再開という初めての状況のなか、一丸となって危機を乗り越えようとして作った作品です。公開まであと僅かですが、応援お願い致します」と映画への思いを語った。

佐藤演じる容疑者・利根と、阿部・林演じる刑事の攻防が描かれる、雨のなかの逃走シーンなどハードな場面も多かった本作。「この人のここはすごい」と思った点は?と尋ねられ、佐藤は「本当に阿部さんはタフでいらっしゃいましたよね。(逃走シーンでは)めちゃくちゃ走ったのに、阿部さん全然ピンとされていて…」と話すと、阿部は「そのときは大丈夫だったんですけど、半年間苦しみました。足が変になっちゃって。歳をとると後で来るんですよ」と後遺症に悩まされたことを明かした。林も「(阿部は)速いし、バテないし、すごいなと思って見てました。歩幅が違うので、全力でも全然敵わなかったです」と撮影を振り返った。

 

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阿部は「佐藤くんの集中力の凄さが圧巻でした。利根がそこにいるんじゃないかと思うくらい、それを通していらっしゃる。その集中力を見たときに、僕も演り易くなりました」と話し、林も「健さんに最初にお会いしたときに、物語のなかの登場人物が生身の姿でそこに存在しているような印象を受け、同時に初めて見る“佐藤健”だとも思いました。他の人には感じたことのないオーラを感じました」と共に佐藤を絶賛した。

次は、お互いに聞いてみたかったことを質問。はじめに佐藤から阿部へ。佐藤は「何でもいいんですか?」と前置きした上で「阿部さんって、LINEとかされるんですか?」に周りから笑いがこぼれ、阿部は「僕はねぇ、LINEするんですよ」と答える。佐藤は続けて「スタンプとか使われるんですか?」の質問に、「ニコニコみたいな・・・、線で出来たヤツ・・・」、さらに佐藤が「黄色いヤツは?丸い顔のヤツは?」と畳みかけると、阿部が「使います。使います」と笑顔で回答。佐藤も「ずっと聞きたかったんで・・・」とニッコリ。

 

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今度は阿部が佐藤へ「取材のときに、カメラマンの人に“かっこいいですよ〜、いいOK!”と掛け声をされると、非常に困ってテンションが下がるんですけど(苦笑)、佐藤さんはいかがですか?」。佐藤は「あれ、困りますね。まだ心の底から言ってくれるのならといいんですけど、明らかに仕事で、呼吸をするかのように言うのは嫌ですね(笑)」と同意。阿部も「逆にコミュニケーション取れないね。やめてもらいたいよね」と取材陣に語りかけていた。

そして、林が瀬々監督へ。「監督はずっと作品を撮り続けていて、休んでいる時間があるのかな?普段どう過ごされているんですが?」。阿部も「それ、聞きたいですね」と興味津々。瀬々監督は「趣味=仕事なので、楽しい毎日を過ごしています。撮影していないときは映画観たりとかして・・・。僕の話をしても、盛り上がらないので次をお願いします」と照れていた。

最後に瀬々監督が阿部へ。「コロナとか神経質なのに、雨のシーンでは服を濡らすのに、ドブの泥水の中に手を突っ込んで、(泥水を)服に付けるんですよ。ああいうときは、のめり込んで訳が分からなくなるんですか?」と投げかけると、「リアルな役柄で入りたいなと思うんですよね。佐藤君も(本作で)水たまりに顔を突っ込んだというのもそうだけど、そういうのは遠慮しないでやりたいと思います」としみじみ。瀬々監督は「役者魂を見ました!」と感服していた。

 

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一般の方からの質問コーナーでは「10 年前と自身変わったところは?」。佐藤「根本的なところは変わっていないと思いますが、余裕を持つことができたかなと思います。今はもうちょっと俯瞰していろいろなことを見れるようになったかなと思いますね。ビジョンとして3年後のことくらいは見据えることができているかなと思います」、阿部「いろいろな人との出会いがあったり、生活環境も変わって、深みのある演技を要求されたり、でも年齢を重ねるとそういうものも自分のなかに蓄積されたりしますね」、林「両親に“ありがとう”と言えるようになりました。学生時代、反抗期が強くて、上京によって反抗期のまま両親と離れたので・・・、今は“大切にしなきゃな”という思いがあって、“ありがとう”って言えるようになりました」と各々が10年間を振り返る。瀬々監督は「(10年経って)死が近くなった。死ぬまでずっと撮り続けたい。もうちょっと頑張ります」と気勢を揚げていた。

 

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さらに、「『雨男』で名高い健さんですが、撮影中、雨に悩まされたことは?」という質問に佐藤は「まず、名高くないとは思うんですども(苦笑)」と否定、「走るところは雨のシーンではなかったのですが、雨が降ってしまって、時間が無いので、そのまま撮ったら結果オーライでした。雨の方がよかったんじゃね?みたいになりました。あれは僕のおかげなんです(笑)」と自慢顔だった。

「撮影現場では一緒だった林遣都さんとの共通点は?」という質問に阿部は「まず、顔が濃い(笑)、共通の知り合いがいたとか、現場ではいろいろ話しましたね」と話し、林も「おこがましいのですが、昔から阿部寛さんに顔が似ていると言われたことが何度かあって、今回初めてご一緒できてすごく嬉しかったです。僕としては、憧れであり、役者としての理想みたいなところがあるので、阿部さんがどう歩んできたかお話を聞けたのが、自分の中で財産として残っています」と阿部との共演を喜んだ。

 

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イベントの最後には、佐藤が「震災から10年が経ちましたが、まだ世界には様々な問題があって、困難に苦しまれている方がたくさんいます。この映画には自分たちの護りたい人を、護れるような社会であって欲しいという願いが込められております。受け取っていただけましたら幸いです」と締めくくった。

映画『護られなかった者たちへ』(供給:松竹)は10月1日(金)より全国公開される。

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