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2022年2月9日 17:08

古川雄大、熱い言葉の戦いを繰り広げたい! 舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて、7日より開幕した舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』の公開ゲネプロと取材会が6日に行われ、主演の古川雄大、馬場ふみか、浜中文一、翻訳・演出の谷賢一が登壇した。

 

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左から)谷賢一 馬場ふみか 古川雄大 浜中文一

 

17世紀フランスに実在した詩人にして剣豪であるシラノを主人公にした、エドモン・ロスタンの戯曲。大きな鼻のコンプレックスに悩みながらも一人の女性、を慕い続けた壮麗かつ高潔無比で自由な精神を持つシラノの永遠のテーマは愛の物語。

2019年秋にロンドン・プレイハウスシアターにてイギリスの劇作家マーティン・クリンプが現代的な脚色で上演した。2020年にローレンス・オリヴィエ賞にて最優秀リバイバル賞を受賞。マーティン・クリンプ脚色版を谷賢一が演出し日本上演はこれが初となる。

 

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 舞台は17世紀のフランス。シラノ・ド・ベルジュラック(古川)は詩人で剣豪、正義感あふれる青年。しかし生まれついての醜い大きな鼻ゆえに従妹のロクサーヌへ(馬場)への恋心を胸にしまっていた。ある日、ロクサーヌから意中の人は美男のクリスチャン(浜中)だと告白され、二人の恋の仲裁役をつとめることになったてしまった…。

 

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古川雄大 コメント
この状況下で緊張感のあるお稽古期間でしたが、谷さんの作り出す暖かく柔らかい雰囲気のおかげで、大変だという気持ちはありましたが、前を向いてこれました。
それから、毎回、谷さんのプランを聞くのがとても楽しみで新しい要素がありしっかりついていきたいと思いました。
シラノの魅力をたくさんの人に伝えるよう、魂を込めて舞台に立ちたいと思いっています。先日から北京オリンピックが始まり、たくさんの選手が熱い戦いを繰り広げているので、ここ東京芸術劇場 プレイハウスでも、熱い言葉の戦いを繰り広げたいと思います。

 

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馬場ふみか コメント
このような中、幕を開けれることが大変嬉しいです。ここまでたくさん本読みをした稽古は初めてでした。登場人物の背景や言葉の意味をみんなだ理解しあって稽古してとても新鮮で有意義のある時間でした。
コロナ禍にも関わらず、舞台に立てること、お客様に見ていただけること、とてもありがたいことだと思います。たくさんの方に観ていただきたいです。

 

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浜中文一 コメント
10日間ほどお休みをいただいたのですが。皆さん暖かく迎えてくださって有難かったです。
古川さんと僕は同い年なんですが、とても頼れるお兄ちゃんのような存在です。お稽古が終わってからも遅い時間まで残って稽古をしていて、とても尊敬しています! 僕にはできません。全員で楽しみたいと思います。

 

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翻訳・演出 谷賢一 コメント
たった一つの言葉から、空想は無限に広がります。シラノをはじめ登場人物たちが言葉を手掛かりに広がるたくさんの空想とか連想を共有ができればと思っております。

 

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2022年2月7日(月)~20日(日)※7日はプレビュー公演。
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス
2022年2月25日(金)~27日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
作:エドモン・ロスタン
脚色:マーティン・クリンプ
翻訳・演出:谷賢一
出演:古川雄大 / 馬場ふみか、浜中文一、大鶴佐助、章平、堀部圭亮 / 銀粉蝶 / 秋葉陽司、植田順平、函波窓、西山聖了、花戸祐介、福原冠、ホリユウキ、村岡哲至

 

 

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