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2022年2月28日 15:20

古川雄輝主演、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作、河原雅彦演出 舞台『室温~夜の音楽~』上演決定!

古川雄輝主演 舞台『室温~夜の音楽~』

【室温】メインビジュアル-(002)

ケラリーノ・サンドロヴィッチ作、河原雅彦演出、古川雄輝主演による舞台『室温~夜の音楽~』が6月25日(土)より世田谷パブリックシアターにて、その後兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールにて上演される。

人間が潜在的に秘めたる善と悪、正気と狂気といった、相反する感情に恐怖と笑いを織り込んだ本品は、唯一無二のホラー・コメディとして絶賛され、第五回鶴屋南北戯曲賞を受賞した。演出を手掛けるのは、常に精力的に作品に取り組み数々の話題作を世に送り出している奇才・河原雅彦。ケラからの厚い信頼を受ける河原が、この戯曲にほれ込み上演を熱望したことで、記録にも記憶にも残る傑作戯曲が誕生から21年ぶりに復活する。

また、作品のタイトルにもある通り本作のカギとなる音楽は、“新しい時代のディープファンクバンド”在日ファンクが手掛け、全公演に出演。生演奏による物語と音楽のセッションにも注目だ。

そして、本作で主演を務めるのは約3年ぶりの舞台主演となる古川雄輝。舞台作品にも定期的に出演し、本作ではケラ作品、河原演出と初顔合わせでホラー・コメディという異色なジャンルの作品に挑む。共演は、声優として絶大な人気を誇り舞台女優としても活躍する平野綾、人気お笑いトリオ我が家の大ボケ担当・坪倉由幸、本作には音楽と演奏でも参加する浜野謙太、独特の存在感で個性を放つ長井短、現在放映中の「カムカムエヴリバディ」の好演も話題の堀部圭亮と、豪華実力派俳優が結集した。

12年前に起こった凄惨な殺人事件をきっかけに一つの場所に集まってきた人々の奇妙な関係を描いた本作。公開されたビジュアルは“湿度”と“見えない部分”をコンセプトに、登場人物の表面ではなく内面に焦点を当て、それぞれのキャラクターの、種類の違った粘着質な感情を表現。曇りガラス越しに見える人物のクリアな部分とそうでない部分の混在からも作品世界がうかがえる。

≪あらすじ≫田舎でふたり暮らしをしているホラー作家・海老沢十三(堀部圭亮)と娘・キオリ(平野綾)。12年前、拉致・監禁の末、集団暴行を受け殺害されたキオリの双子の妹・サオリの命日の日に、様々な人々が海老沢家に集まってくる。巡回中の近所の警察官・下平(坪倉由幸)、海老沢の熱心なファンだという女・赤井(長井短)。タクシー運転手・木村(浜野謙太)が腹痛を訴えて転がり込み、そこへ加害者の少年のひとり、間宮(古川雄輝)が焼香をしたいと訪ねてくる。
偶然か…、必然か…、バラバラに集まってきたそれぞれの奇妙な関係は物語が進むに連れ、死者と生者、虚構と現実、善と悪との境が曖昧になっていき、やがて過去の真相が浮かびあがってくる…。

主演・古川雄輝 コメント
久しぶりの舞台に出られるということで大変嬉しく思います。ゾッとするホラー的な要素が詰まった緊張感のある物語なのですが、シリアスなシーンなのに思わずクスっと笑ってしまうようなコメディの要素も混ざっていて、ホラーとコメディが融合した、とてもおもしろい台本だと思いました。
僕の役は、ある罪を犯した青年の役です。犯罪者の役を演じた経験は、今までそれほど多くないので、そういう姿もぜひ劇場に観に来ていただければと思います。

舞台『室温~夜の音楽~』
公式サイト: https://www.ktv.jp/shitsuon/
チケット一斉発売日: 2022年4月29日(金・祝) am10:00~
東京公演: 2022年6月25日(土)~7月10日(日) 世田谷パブリックシアター 全19公演
兵庫公演: 2022年7月22日(金)~24日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 全4公演

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