トップ > イベント > 井ノ脇海主演、寺脇康文共演PARCO PRODUCE 2022「エレファント・ソング」上演決定

2022年3月2日 15:03

井ノ脇海主演、寺脇康文共演PARCO PRODUCE 2022「エレファント・ソング」上演決定

井ノ脇海主演、寺脇康文共演「エレファント・ソング」

【エレファント・ソング】WEB用写真素材-(002)

 

井ノ脇海主演、寺脇康文共演によるPARCO PRODUCE 2022「エレファント・ソング」が、2022年5月にPARCO劇場にて上演が決定した。

原作は、2002年にカナダの作家 ニコラス・ビヨンによって書かれ、モントリオールを中心に舞台を上演。その後、舞台・朗読がオーストラリア、ロンドン、ニューヨーク、韓国などでも上演され、世界の映画祭で受賞歴のあるカナダの映画監督で俳優のグザヴィエ・ドランがこの本に惚れ込み、2014年には自身が主演を務めて映画化された。本作の演出は宮田慶子。

突然失踪したローレンス医師の所在を知るために、彼が担当していた患者のマイケル(井ノ脇海)との対話を試みる病院長・グリーンバーグ(寺脇康文)。真偽の分からない会話や、象についての意味のない無駄話に拘る患者・マイケルと、彼の言葉に翻弄され続けるグリーンバーグ院長との、診察室で繰り広げられる心理戦。驚くべき結末に向けて、緊張感あふれる会話劇が展開される。

主人公マイケルを演じる井之脇海は、誰よりも愛情を渇望しながら、他人を籠絡しようとする“普通ではない青年”という難役で、舞台初主演を果たす。マイケルと対峙する精神病院の院長、ドクター・グリーンバーグを演じる寺脇康文は、約14年ぶりのPARCO劇場登場となる。

また、劇団天真爛漫、劇団扉座を経て、13年から演劇ユニット「なゆた屋」を主宰するほりすみこは、マイケルが嫌う看護師のミス・ピーターソンに扮し、一筋縄ではいかない緊迫した会話劇を盛り上げる。三人の実力派俳優による、目を離せぬ緊張感あふれる舞台が展開される。

あらすじ
精神科医のドクター・ジェームス・ローレンスが失踪した。病院院長のグリーンバーグは、ローレンスが失踪前最後に診た患者マイケルに事情を聞くためにローレンスの診察室を訪れる。病院の看護師ピーターソンは言う「マイケルは普通とはちょっと違います。見くびらない方がいいですよ。弄ばれますよ」。
マイケルは初めから普通ではなかった。まるで関係のない「象」についての話から始まり、つかみどころのない話でグリーンバーグを翻弄する。しかし、ローレンスが姿を消した事情は知っているらしく、その真実を教える取引を持ちかけてくる。
条件1、ミス・ピーターソンには、この件に一切介入させないこと。
条件2、自分の患者カルテを読まないこと。
条件3、真実を話したご褒美にチョコレートをくれること。
そうして始まったマイケルとの対話。それはマイケルの仕掛けた巧妙なゲームだった。マイケルはローレンスの失踪の真実を知っているのか。度々脱線する象にまつわる話は何を意味するのか。ゲームには悲しく衝撃的な結末が用意されていた。

井ノ脇海 コメント
映画版でグザヴィエ・ドランが、「マイケルは僕だ」と出演を熱望したそうですが、僕も今回、戯曲を読んで、直感的に「マイケルを演じるのは僕だ」と強く思いました。
演劇初主演で、不安な点もたくさんありますが、大先輩の寺脇さん、ほりさん、演出の宮田さんの胸をお借りして、僕なりのマイケルを探していきたいです。
どんな舞台になるのか僕自身わくわくしています。ぜひ楽しみにしていてください。

寺脇康文 コメント
マイケルとグリーンバーグの、息をのむような、緊迫感ある会話。ポイントポイントで参加してくる、魅力ある、ピーターソンの存在感。とても面白く、一気に読ませていただきました。
しかし、そのあと、ふと我に返り、ゾッとしました。
え? このセリフ量、覚えられるか? ていうか、上手く出来る?この役! いやー!怖い!なと。
でも、一晩寝て、考えなおしました。
断るのは簡単だし、逃げるのも簡単だ。だか、それでいいのか! 挑戦しない人生でいいのか!と。
ここは、やるしかない! キャスト、スタッフ、タッグを組んで、皆さんに楽しんでもらうしかない!
…という訳で、優しい眼で観てくださいね(笑)

PARCO PRODUCE 2022「エレファント・ソング」
東京公演: 2022年5月4日(水・祝)〜5月22日(日) PARCO劇場 全20公演
-チケット発売日     2022年4月2日(土)
公式サイト: https://stage.parco.jp/program/elephant    #舞台エレファントソング

トップ > イベント > 井ノ脇海主演、寺脇康文共演PARCO PRODUCE 2022「エレファント・ソング」上演決定

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています