取材：記事・写真/RanRanEntertainment
『チェリまほ THE MOVIE ～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい～』の完成直前イベントが3月10日（木）、都内で行われ、主演・赤楚衛二、共演の町田啓太、そして風間太樹監督が登壇した。
豊田悠原作の人気コミックをドラマ化。童貞のまま 30 歳の誕生日を迎えたことにより“触れた人の心が読める魔法”を手に入れた安達（赤楚）と、そんな彼に好意を抱く会社の同期の黒沢（町田）によるラブコメディ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』（通称「チェリまほ」）は、一昨年 10月期（テレビ東京系列）に放送され、数々のドラマ賞を総なめ、社会現象にまで発展。ついに映画化、4月8日（金）より公開される。
冒頭、赤楚は「ドラマが終わった後に映画化は夢のような（話）と思っていたんですけども、今日この場に立っているのも夢見心地です」と笑顔で話し、町田も「皆さんにこうやっては集まっていただいくことはなかったので、新たに緊張しているというか、またここから始まりそうだなという感じがしていて、すごくなんかワクワクしています」と喜びの声を上げた。
撮影中の楽しかったことなどエピソードを聞かれ、赤楚は「楽しい思い出しか残っていない印象。あのドラマで撮った橋がだったり、安達家、黒沢家や会社もそうですし、新たに、予告でも映っている海やキャンプした場所など。新旧共にこういうところに行って嬉しい気持ちになったなあという印象です」と振り返る。
町田は「ドラマから（映画撮影まで）ちょっと期間が空いていたので、大丈夫かなと思っていたんですけど･･･。今回の映画は前回のドラマからの続き物語でもありますので、ちゃんと始められるかっていうのがすごく不安だったんですけれど、風間監督やスタッフの顔を見たら“戻ってきた”と思いましたし、衣装合わせで赤楚君を見て“安達じゃ～ん”と、今まで準備したことがなくても大丈夫だと思ったし、（ドラマ撮影が）本当にスペシャルな時間を過ごしてたんだな～って改めて思いました」と不安を払拭できたことを明かした。逆に赤楚は「すいすい元に戻れてしまうので、自分では安達になってるのかな？」を確認しあったという。
海外からの注目度も高く、多くのコメントが寄せられているそうだが、赤楚は「予告はまだ字幕もついてないのに…。ありがたいこと」、町田も「深夜にひっそりと見てくれる方の記憶に残ってもらえればと話していたのに、まさかこうやって広がっていくとは」と感謝の声を上げていた。
お互い素敵だなと思うところは？と問われ、赤楚は「（町田について）人間的な部分で言ったら、人を傷つけないようにするっていうところは、本当に学ばせていただきたいくらい素敵ですし、マナーとか在り方をすごく意識されている。撮影中も意識されているというか、僕自身全くそのことを考えてなかったので、今回改めて勉強させていただきました」と話した。
一方、町田は赤楚について「何も心配がないというか、そういう空気にさせてくれるのは、すごい才能だなって魅力的だと思いますし、現場でも疲れたっていう言葉を聞いたことがない。本当にこの仕事が好きなんだろうなと思いますし、熱量が素晴らしいんだろうと思いますし、だからこういう優しい空気感になっていったんだろうと思います」とお互いの性格を絶賛。町田は「僕にはない魅力がありすぎ。それでいてちょっと抜けてるところはあったり。でもそこは気づかないでほしい」とポツリ。
赤楚のちょっと抜けていることとは？と問われ、町田は「現場に口元に米粒をつけてきたり、結構ありましたね」に、赤楚は「今回はないですよ」と言いつつも、髪の毛をウェッティにして現場入りしたことを恥ずかしそうに白状。前日にヘッドマッサージを受け、ベビーパウダーなどで乾かしたことを明かした。
最後には、3月1日に28歳の誕生日を迎えた赤楚に、役柄の安達の大好物のおにぎりをモチーフにしたケーキが贈られ、赤楚はあまりの大きさにビックリ。劇中で安達の大好物、ダブルマヨのばくだんおにぎりにちなんだもので、意外な組み合わせに言葉を失った赤楚だが、町田は「こういうところがかわいい！素敵」と微笑んだ。
『チェリまほ THE MOVIE ～30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい～』4月8日（金）ロードショー
