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2022年3月17日 22:28

波瑠、家に帰ったら小日向文世がいて楽しいことが多かった! ドラマ『恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』配信開始記念イベント

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

シリーズ累計部数450万部を記録する「夢をかなえるゾウ」の水野敬也による著書「運命の恋をかなえるスタンダール」(文響社)が原作、ドラマ『恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』が3月18日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信が開始される。本作の配信に先駆け、3月17日(木)、都内にて配信開始記念イベントが開催され、主演の波瑠、共演の瀬戸康史、小日向文世、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)、そして原作者・水野敬也が登壇した。

 

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本作では、波瑠は恋に臆病な図書館員の岡部聡子役を、瀬戸はイケメンで紳士的な男性・鈴木涼介役を、佐藤は聡子の後輩図書館員・村石琢磨役を、そして小日向は聡子の前に突如現れたフランスの作家“スタンダール”役を演じている。

水野は「最初に脚本をいただいたときに面白すぎて。ラストがちょっと違っていたんです。でも、こっちが正解じゃないかって。俺の原作が間違えてんじゃねえか(苦笑)、すごく素晴らしいです。そしてキャストの皆さんが発表されたとき、これはすごい!本当に素晴らしいドラマだと思います」と興奮ぎみに語った。

それを聞いて、波瑠は「本当にありがたいと思います。私も脚本はラストの1、2話は残して、それまでの話は全部一気に読んで、その先がどんなラストになるのか本当に気になって、お客さんみたいに楽しんで読みました」と振り返った。

 

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恋愛経験がなく自信が持てない岡部聡子を演じた波瑠は「過去の経験体験というか、トラウマじゃないですけど、心にいつも引っかかってしまう溝のようなものがあって、恋愛をしてみたいと思うものの、それがいつも邪魔をする。誰にでもあると思うんですけど、コンプレックスとか苦手意識を感じてしまうのは誰にもあると思うんです。私もそのコンプレックスと向き合わないことには、きっと聡子の気持ちにはたどり着けないと思って、自分の嫌な部分、自信がないという部分を掘り起こして、聡子を作っていったので、シュンとしながら役作りをしました」と明かす。さらに「嫌がらせされてすごく悲しくなる場面が多かったんですけど、家に帰ったらスタンダール(小日向)がいたりとか、恋愛をしようと頑張ってみたりとか、いろんな振り幅がある女性を演じられたので、楽しいことの方が多かった」と満足げに語った。

 

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聡子が一瞬で恋に落ちる涼介だが、聡子の妄想の世界では、レ・ミゼラブルのマリウスと涼介を重ね合わせる。瀬戸が中世の衣装を身に纏うシーンも見どころのひとつ。瀬戸は「聡子さんの妄想の僕はめちゃくちゃ爽やかなんですけど、撮影はまだ暑い時期だったので、体はめちゃくちゃベタベタしてました」と笑わし、「でも、僕よりこひさんの方が暑かったんですね」。さらに着込んだ役の小日向は「うん、めっちゃ暑かった。ちょっと冷えるやつを(着ぐるみのなかのポケットに)仕込んでくれた」とスタッフへの感謝も忘れなかった。

波瑠は瀬戸について「涼介の台詞は、聡子が言ってほしいこと、聡子の願望100%。それをあんなに不思議な文学的な台詞でもあるのに、自分のモノにしていてすごいなと思いました」と称賛。瀬戸は「ナチュラルにいきたいと思いました。服装とかは変わるんですけど、涼介が言ってるんじゃないかみたいな感じと地続きにしたかった。自分のなかでは恥ずかしいとかそういうのは全くありました」と役作りについての工夫を明かした。

 

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スタンダールという謎の男を演じる小日向は「スタンダールという役は嬉しかったですね。シェイクスピアとか外国人を演じることはあるものの、映像でスタンダールを演じることは多分二度とないと思いましたから、とっても嬉しかったです。基本的には僕は聡子さんとの絡みなので、初めて共演させていただける波瑠さんと二人きりだと思って、波瑠さんを独り占めできる。わくわく気分でした。撮影では、肉も着てかつらもひげも付けていたけど、ずっと目の前に波瑠さんがいるので、幸せな気持ちでした」とにこやかに話した。

 

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佐藤は「今まで同世代とか年下の女性に恋する役が多かったんですが、年上の女性に恋をする役に私自身すごく楽しみだったんです。けれど、現場で入って瀬戸さんには敵わないと思った・・・。現場ではカメラ回ってないときが楽しかったです。波瑠さんとか瀬戸さんといっぱいお話しして・・・」などと話すと、瀬戸は「川辺に行くことがあって、昼休憩でみんな疲れてご飯を食べているのに、(佐藤は)一人で釣りに行く不思議な子でした」と鮎釣りという意外なエピソードを披露した。

イベントの最後には、タイトルにちなみ、片思いに悩んでいる女性へのメッセージを送ることに。佐藤「思ったら迷わず行動すること。肉食になるべき」、小日向「スタンダールの台詞で僕もはっとさせられた言葉、『失敗を怖れるな、緊張を飼い慣らせ!』。それをおひとりさまにお奨めしたいです」、瀬戸「動かなきゃいけないと思いました。自分がモジモジしているときに、この作品は次に進むべき一歩をくれる、勇気をくれる作品だと思います。(ぜひこの作品を観て!)」とコメント。

 

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そして波瑠は「男性のアドバイスは力強い。自分が偉そうに言えることではない」と前置きしながら「女性として、恋愛を頑張りたい女性に言いたいことは、その恋愛をしている自分を大好きだと思える恋愛をしてほしいです。この人といるときの自分が好きだとか、自信がなくなるような、不安になるような恋じゃなく、自分に自信を持てるような恋愛をしてほしい。それができないなら、“幸せなおひとりさま”でも、私はいいんじゃないかと思います」とおひとりさまへメッセージを贈った。

ドラマ『恋に落ちたおひとりさま~スタンダールの恋愛論~』
3月18日(金)よりAmazon Prime Videoで独占配信
©東映

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