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2022年3月24日 23:06

井上真央、尾野真千子、村上虹郎が三きょうだいを演じる!BS松竹東急開局記念ドラマ『夜のあぐら ~姉と弟と私~』お披露目イベント

取材・写真/ RanRanEntertainment

BS松竹東急(チャンネル番号:260、無料放送)の3月26日(土)開局が迫った、3月24日(木)、都内で開局記念スペシャルドラマお披露目および番組編成についての記者会見が行われた。開局記念スペシャルドラマ『夜のあぐら ~姉と弟と私~』(4月9日(土)夜9時から放送)お披露目には、井上真央、尾野真千子、村上虹郎が登壇した。

 

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ピアノ講師をやめて漫然と過ごす主人公・秋子(井上)は、姉の春子(尾野)から引き籠もりの弟・雪雄(村上)とともに呼び出される。父の残した遺産を愛人から守ろうという強引な明子に振り回され、あれこれと動き回る秋子は次第に姉や弟の気づいていなかった一面を知ることになる。今だからこそ大切にしたい人と人の繋がりを描いた人間讃歌となっている。

 

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井上は役づくりについて「(自分とは)家族構成、きょうだい構成が違っていたので、どんな感じなのかなと思っていた。(きょうだいと)過ごした時間が短くても長くても、大人になってから、こういう一面があるんだとか、こういう思いだったんだなどと感じることは、家族構成が違っても共通してあるんだなって、やりながら感じていました」と自身の家族と照らし合わせたことを明かした。

尾野は「(自身の役が)自己中心的な女性で、勝手な責任感の持ち主。厄介ですね。そういう長女をやらせていただきました。きょうだいなんですけど、友達みたいな感じで和気藹々と撮影はできたんじゃないかなと思ってます」と撮影を振り返った。

 

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「どうしようもない末っ子を演じさせていただきました」という村上に対し、井上が「そのまんまだったんじゃない」とツッコむ。村上は「でも、井上さんはオレのこと知らないですよね」と反発するが、井上は「(村上は)自由なんですよねえ。ペットを飼ってるみたいな(笑)。パツと見たら急にご飯を食べてたり、寝てたり、歌って踊ってたり、見ていて飽きない。普段でもそんな感じがするし、雪雄もそんな自由さがあるし、(村上も)そんな感じなのかなと思った」と村上を評した。尾野も「はい、そんな感じです。お話も進んでしてくれる」と井上と同じ好印象を受けたと言う。

実際にこういう姉、弟がいたらどうか?と問われた井上は「私は長女で、兄がいるんですけど、姉と弟はずっと欲しいなって思っていました。でも春子さんはちょっとなあ(笑)。春子さんは巻き込みタイプ。でも年齢が近い姉がいたら、いろんなことを相談できたりとかするんだろうなって思いますし、また姉には言えないようなラフな話や意外と重要なことを弟に言ってたりするのかなーって思ってます」と話した。

 

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同じ質問に尾野は「私は末っ子なんです。妹とか弟が欲しかったっていうのはありますけど、長女はやっぱりやりたくない。見せかけの責任感みたいなとか、頑張らなきゃいけないみたいなことを言わなきゃいけない。長女って大変だから嫌だなって思いましたね。(ドラマで姉役を演じて)やっぱり春子だから余計に嫌でしたね」と姉への嫌悪感を示すも、「(お芝居では)自由奔放にやらせていただき、横で井上さんがいっぱい笑ってくれたので楽しかったです」と笑顔で井上に語りかけた。井上の「コメディ担当って自分で言ってましたね」に、尾野も「最初は、結構ちゃんとしたヤツだと思っていたら、コメディみたいだった」と役柄に満足したようだった。

同じ質問に村上は「自分は真逆。下に弟がたくさんいて、(今回の弟役は)ちょっと楽でいいなって思っちゃいましたね。ある程度物事を勝手に進めてくれるので、たまに意見を言えばいいかなと。ただ雪雄が意見を言っても戯れ言を言っている男みたいな扱いをされるので、ちょっとキツいなという感じでした」と苦笑い。

 

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ピアノ講師役の井上はピアノ演技に触れ、「小学校1年のとき以来で、ピアノには全く向いていないと思っていたんですけど、今回教えてくださった先生がとても褒めてくださるんです。すごく調子に乗って、最初から最後まで弾くことができました。秋子が割とひねているタイプの子なので、ピアノを弾くところで秋子の一面を見せられたらと思って、秋子らしい弾き方を先生と探りながらやらせてもらいました」と先生に感謝していた。村上が「元々弾いてらっしゃるのだとと思っていて、今まで弾いていなかったんだとびっくりしています」とピアノ稽古の成果に称賛した。

井上が村上のピアノの腕前に触れる。「虹郎君がタラランってピアノを弾いていたので、『なんか弾いてみて』って頼んだら、『弾けないんですよ』って言いながらパララ~ンって弾き始めて、カッコ良すぎ!」、村上は照れながら「弾けないです。母親から弾けるフリするなと言われているんです」と謙遜していた。

 

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さらに、現場でのエピソードを問われ、村上は「(撮影の)最初の方は僕と秋子姉さんのシーンが多くて、尾野さんは1日ワンシーンだけとか、尾野さんの時間が有り余っていたんです。尾野さんと僕らとは時空が歪んでいるいうか、この歪みが結構さすがだなあ」と意味不明な発言もあり、メイク衣装などに費やし、本番10分を演じて帰るという尾野は「こんな幸せなことがあっているかっていうくらい。1日10分で終わったのは2日あった。(反面)後半はすごい。そのときはもう早く帰りたい帰りたい(という状況)。でも真央ちゃんは出ずっぱりだった」と述懐。

 

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最後に、井上が「個人的にホームドラマが観るのも携わるのも好き。BS松竹東急さんが開局記念としてこのホームドラマを作ってくださったのもすごく嬉しいし、演じていても、あの家族って難しい面もあるけど、奥が深くて面白いなって演じていて思いました。これからもホームドラマをたくさん見出してほしいなっていう期待もありますし、またあの観てくださる方は観終わったあとに家族の思い出を思い返したくような、そんなラマになってるのと思いますので、多くの方に観ていただけると嬉しいです」と呼びかけ、本作のお披露目イベントを締めくくった。

3月26日(土)から開局するBS松竹東急は、『夜のあぐら ~姉と弟と私~』のほか、注目の番組が盛りだくさん。①伝統から革新まですべてを見せる映画、②誰もが楽しめて親しみやすい歌舞伎や劇場文化、③多彩な作り手とコラボレーションする挑戦的なオリジナルドラマ、を編成コンセプトにバラエティ、スポーツ、ドキュメンタリーなど、さまざまなジャンルのオリジナル番組がラインアップされている。

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