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平方元基、ソニン、あべこうじ、小松利昌、“劇団”のような絶妙なチームワーク 舞台『THE 39 STEPS(ザ・サーティーナイン・ステップス)』開幕

2022/5/2 00:58

取材・撮影/RanRanEntertainment

舞台『THE 39 STEPS(ザ・サーティーナイン・ステップス)』が5月1日(日)、日比谷シアタークリエにて開幕。その開幕直前に公開ゲネプロおよび囲み取材が行われ、平方元基、ソニン、あべこうじ、小松利昌、そして演出のウォーリー木下が登壇した。

 

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本作は、イギリス冒険小説の「三十九階段」、アフフレッド・ヒッチコック監督によるサスペンス映画「三十九夜」、2つの作品をもとに舞台化、今作はウォーリー木下の上演台本・演出による全くの新演出版で出演者は4人。あることがきっかけで殺人犯と間違えられ、警察に追われ、スパイ組織にも命を狙われるリチャード・ハネイ役を平方元基。ソニンはアナベラ(ドイツ訛りの謎の女)、パメラ(イギリス人)、マーガレット(スコットランドの純朴な女)の3役に扮する。そしてあべこうじ、小松利昌はクラウン(道化)のほか、舞台上のあらゆること、台所、電話、効果音など人以外のモノにも扮している。そして着替えも舞台上で行われるという、4人の演者の忙しさ、活動量の多さも注目すべき点のひとつ。

 

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主演を演じる平方は初日に向け、「(ノンストップの舞台に)本当に大変ですけど、始まるとあっという間に終わってしまうので、ひとつひとつを丁寧にやっています。今日皆さんがいってくださって初めて完成するんだというのを体感しながらパワーをもらってやることができたので、とても励みになりました」と話し、さらに「ここまで追い詰められるっていうか、毎日必死になって生きていくことの潔さ、快さを感じながら毎日を過ごさせていただいているので、この作品で主演できて本当に嬉しくと思います」と自信たっぷりに話していた。

 

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ソニンは「私は今日のゲネプロで初めて段取り、衣装の着替え、順番を全部間違えずにやりました。こんな舞台は初めてです。全て自分で段取りを組んで覚えていかないと・・・」と吐露しつつも「役者だな!すごいことやっていることをお客さんにも感じてもらいたい」と意気込みを語った。

クラウン役のあべは「僕と小松さんで135役以上やっているんじゃないかな?吉本では感じられないスピード感だったり、本当に気持ちいいです。終わった後の開放感がすごいです」と話し、小松は「僕の相方のあべさんがめちゃくちゃポジティブな方でなんですが、さっきあれをやるのを忘れたねとか非常にラフな男で、よく反省会を開いています(笑)」とかなりタフな役どころであることを明かした。

 

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舞台では4人が縦横無尽に動き回るが故に怒っている小さなアクシデントを4人が上手にカバーしている様子。小松「舞台さんも含めて、皆でカバーして本当にすごい」、平方「何が間違っているのかよく分からないですね」、ソニン「演出かも知れないという、境目がない感じ」、あべ「大きな失敗があったら、それはウォーリーさんのせいだと思います」と4人のチームワークの良さがここにも表われていた。

 

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本作で拘ったところについて、ウォーリーは「こういうご時世ですから、劇場に来ていただいたお客さんを120%楽しませるというか、深く考えずに瞬間瞬間をとにかく笑ってもらって、面白いなと思っていただける作品を作りました。20何年間、僕の演出の全てを注いだので、僕としては悔いがありません」とウォーリー木下の自信作であることをアピールした。

また、キャスティングについて問われ、「すごくバランスが取れていて、将棋で言うと金・・・、将棋で言わないです(大爆笑)、座長の平方さんはすごく心の広い方で安心感の塊。ソニンさんがめちゃくちゃきっちり全体を把握して、裏の演出家みたいな感じ。あべ・小松ペアは場が楽しく和やかで、ライブをやるぞっていうことで、毎日違うことをやってもらえるし、それが毎回正解なのだろうなと思って。そういう4人のバランスが“劇団”という感じでお客さんに伝わるといいなと思っております」とチームワークの良さを讃えていた。

 

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稽古でのエピソードを問われたソニンは「とにかく皆休まない。やることが多くて台詞も段取りもそうだし、私たち稽古をたっぷりやって終わったあとに、疲れて動けないから誰も帰らないんです。そこから、最初から最後まで皆の台詞読合せが始まる。皆勤勉で真面目、何か上手くいかないことがあったとしても、あべさんが笑わせてくれるし、元基は座長として演出、スタッフの皆さんを把握しながら一切を考えているのがすごく頼もしいし、小松さんは一番真面目。(4人の)バランスがすごく取れている。私なんか初日公演で泣いちゃうかもって思うぐらい。この期間でこの量でここまで来れたことがすごく感無量」と満足そうに話した。

 

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小道具、セットの転換にも携わってるあべと小松。あべ「キッチンは小松さん全部自分で作った」、小松「ジョークじゃなくて、1日休みがあったときに作りました。元基君に相談したら『タケコプターぐらいの蛇口でいいんじゃないですね』」と笑いながら話していた。

そして最後に代表して平方が「多分今まで観たことないような演劇になっていると思います。多分初めて観ても分からないこともきっとあるかもしれないし、何度も見ても分からないこともあるのかもしれないけど、そこにある何かが全てだと思うので、それを確かめにぜひ劇場に足を運んでください」と止まらない汗を気遣いながら話した。汗かきの平方、公演中は付け髭でなく地毛にしたりと対策は講じるものの、「汗はどうやっても止まらないので、マイクが死なないよう頑張ります」と苦笑していた。

舞台『THE 39 STEPS(ザ・サーティーナイン・ステップス)』は、5月1日(日)~17日(火)日比谷シアタークリエにて上演。

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