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2022年5月21日 22:29

吉岡里帆「公開できたのが奇跡!劇中アニメが最高」、中村倫也「柄本佑のずるカッコ良さ!真千子姉の入浴シーンが見どころ!」 映画『ハケンアニメ!』公開記念舞台挨拶

取材・撮影/RanRanEntertainment

映画『ハケンアニメ!』の公開記念舞台挨拶が、5月21日(土)に丸の内TOEIで行われ、吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子、高野麻里佳、吉野耕平監督、そして本作主題歌を担当するジェニーハイの小籔千豊、川谷絵音、新垣隆、中嶋イッキュウが登壇した。

 

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後列左から:吉野耕平監督、ジェニーハイ(新垣隆、小籔千豊、川谷絵音、中嶋イッキュウ)
前列左から:吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子

 

直木賞&本屋大賞受賞作家・辻村深月の大人気小説を映画化した本作は、世界中が注目する日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描いた、“胸熱”お仕事ムービー。

 

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本作の公開を迎え、新人アニメ監督・斎藤瞳を演じた吉岡は「プロデューサーの方によると、公開まで7年。こんなに長い年月をかけて作る映画はそうそう無いと思いますので、チーム一同が本当に公開できたのを奇跡と思えるような1本になったのかなと私は感じています。劇中アニメが本当にすごく、今日の舞台挨拶にはキャストしか来ていないんですけど、アニメを作っているチームや、私たちの後ろにいるとんでもなく多くの方たちの努力の結晶で成り立っていることが伝わったらいいなと思っています」と万感の思いを伝えた。

 

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瞳のライバルで天才ワガママ監督・王子千晴を演じた中村は「(公開でき)嬉しいです。僕も試写を観てから、早く皆さんに(柄本)佑の役のずるカッコ良さ、真千子姉の貴重な入浴シーンなど(を伝えたかった)。いろんなところで僕が感じた良さとかをしゃべってきているんですけど、とにかく観ろ!って言えるような作品に吉野耕ちゃん(監督)がしてくださったと思いますので、それに尽きます!」と柄本にバトンタッチ。

 

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瞳を振り回す超クセ者プロデューサー・行城理を演じた柄本は「返す刀で言わせていただければ、倫也君のずるボディ。風呂上がりの王子監督!いやー、説得力がありますね。(執筆で部屋に)籠もって、ああなっている。あれで(腹筋が)バキバキになっていたら、『お前、籠もってねえだろ!』とか言われちゃいますからね。あれは説得力がありました」と笑わせた。さらに、柄本は「僕も本を読ませていただいて何年も経っているんですが、本の段階でとってもウェルメイドなエンタテインメント作品でありつつ、奥行きがしっかりあった。現場に入ったら、吉野監督の声が小っちゃいんです。撮影のときはフェースシールドとかマスクをしているから何回も聞き直して・・・、でも、芯がすごく頑固だから、出来上がった作品を見て、やっぱりその感覚は間違っていなかったと思ったし、それ以上に誰もが共感できる映画だった。本当に皆さんには早く観ていただきたいと思っていました」と本作をしっかりとアピールした。

 

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王子の才能に人生を懸けるプロデューサー・有科香屋子を演じた尾野は「里帆ちゃんが頑張っているから、私も一緒に頑張ろう!みたいな気持ちになっちゃった。私も走り続けちゃった。あとは、アニメを観たいという気持ちになっちゃって、素晴らしいアニメでしたからねー!」と劇中アニメを大絶賛。

 

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そして、瞳が監督するアニメ『サウンドバック 奏の石』の主演声優・群野葵役の高野は、オーディションでアニメの制作現場についていろいろ質問されたことを明かした。「アニメ現場は?アフレコ現場に来ていく服装は?とか、たくさんリサーチをしてくださったおかげで、私も自分の業界の特殊さを表現できたと思っています。例えば、服がシャカシャならないとか、アクセサリーがチャリチャリにならないとかがすごく重要。皆さんも声優の皆さんの服装を見ていただくと、面白いことに気づけるんじゃないか。お仕事映画としてもたくさん勉強になるんじゃないかと思いました」と声優としてのマナーを披露した。

吉野監督は、「怖くてあまりエゴサーチをしてないのですが、一説によると(映画を観ると、瞳監督が好きな)エクレアが食べたくなるらしいです。このあと食べて楽しんで帰っていただけたらと思います」と大盛況に安心した様子だった。

 

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このあとは、主題歌を担当したジェニーハイのメンバー(小籔千豊、川谷絵音、新垣隆、中嶋イッキュウ)も登壇。作詞・作曲・編曲を手がけた川谷は「曲を聴いて、もう一度感動してもらえるようにと思ったので、歌詞にめちゃくちゃこだわって何回も書き直しました。去年作った曲なかで最長時間をかけた。エンドロールで流れるときには、本当に泣きそうになるぐらい!めっちゃ嬉しいです」と興奮気味。

吉岡も「本当にいい曲。歌詞が本編に出てくるクリエイターたちの想いを全部すくい取ってくれているし、メロディラインも楽しい。大勢で作ってきたという実感が沸々と涌いてくるし、最高の主題歌だと思って何度も聴いています」と絶賛した。

イベント後半は、映画のポスターにも書かれているキャッチコピー「好きを、つらぬけ。」にかけて、『あなたが貫き続けている好きなことは?』を登壇者が回答
吉岡は『グミ(ハード&すっぱい)』、「グミのハード&すっぱい系がすごい好きなんです。乳歯が生えてきて以来、ずっと食べ続けています。尾野さんに挨拶させていただいたときにも、仲良くなりたいと思ってグミを渡しました」。中村は「俺にはないの?親しくなった人にグミをあげるんだって」といじけていた。

中村は『テオ・エルナンデス(ACミランの選手)』をあげ、サッカー大好きをアピール。柄本『映画館に行く』、尾野『豆乳を飲む』。高野『ねこすい』、吉野監督『ネコのブラシがけ』とネコ好きが続き、中嶋は『犬の散歩』と犬猫対抗と、楽しい話が続いた。

 

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イベントの最後には吉岡が「皆さんにとって、どういう映画になったのか本当に気になります。皆さんの一言の感想が映画にパワーを与えてくれるので、是非どこかで感想を発信していただけたら嬉しいなと思いますし、劇中の瞳の台詞で『今すぐじゃなくてもいい、いつか思い出してもらえる作品になったらいい』というのがあるんですけど、いつか皆さんが今日観た映画のことを思い出してくださったらいいなと思っております」と締めくくった。

映画『ハケンアニメ!』(配給:東映) 全国公開中!
©2022映画「ハケンアニメ!」製作委員会

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