神尾楓珠、大義君に一日を生き抜く大切さを教えていただいた! 映画『20歳のソウル』公開前夜祭
2022/5/27 09:28
取材・撮影/RanRanEntertainment
音楽に人生を捧げた一人の青年の感動の実話を映画化した『20歳のソウル』の公開前夜祭が5月26日(火)に、TOHOシネマズ 日比谷で行われ、主演の神尾楓珠、共演の福本莉子、佐野晶哉(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、佐藤美咲、佐藤浩市、秋山純監督が登壇した。左から:中井由梨子(原作者)、佐藤浩市、福本莉子、神尾楓珠、佐野晶哉、佐藤美咲、秋山純監督
本作では、千葉県船橋市立船橋高等学校(市船)に代々受け継がれている応援曲「市船 soul」を作曲し20 歳という若さで人生の幕を閉じた浅野大義(たいぎ)、そして吹奏楽部との絆が生んだ希望と感動の実話が描かれる。
冒頭、現役の市船吹奏楽部による「市船soul」に乗って、市船ダンス部「パイレーツ」がダンスパフォーマスを披露するなか、キャスト達が登場し、オープニングを華やかに飾った。
また、大義の友人・佐伯斗真を演じた佐野も「僕も3年前まで高校生だったんですけど、今は、あんなフレッシュさがないな思いました。もっとフレッシュにAぇ! groupも頑張らなきゃと」と笑わせた。
秋山監督は「あの映画では演出とかは何もしてなくて・・・。皆が吹奏楽部のなかに全部飛び込んで、一緒にもう一度部活の青春を過ごすみたいな。だから、皆が(大義君とその仲間として)存在してくれたし、先程のピアノのシーンも(原作の)中井由梨子さんの思いとかいろんなものがそこに1つになった奇跡的な瞬間だった。ぜひシーンに注目して観ていただければ」と撮影時を振り返った。
ここで、原作と脚本を手掛けた中井由梨子が登壇。中井が市船吹奏楽部顧問の高橋健一先生(佐藤浩市)に『大義君の話を聞かせて欲しい』と取材が始まったのが本作の生まれたきっかけという。
MCが高橋健一先生の中井さんへの手紙を代読。「シャイで目立ちたがり屋の浅野大義を数多くの方々の前に連れ出してくれてありがとうございました。あの日大義のお母様が朝日新聞に投書されなかったならば、朝日新聞が一面に取り上げてくださらなかったならば、中井さんが名乗らずに突然の私のFacebookに現れなかったならば、大義が今こうして多くの方々の心に触れることはなかった。明日から全国ロードショーとは。感無量です。大義は明日から日本中を旅します。きっと空から、やったぜ!ありがとう、中井さん!という声が聞こえます。中井さん、大義をこの世に連れてきてくださり、ありがとうございました。高橋健一」(本文は一部省略)
映画『20歳のソウル』は5月27日(金)全国ロードショー