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2022年6月9日 05:00

橋本良亮が“白鳥王”に! ミュージカル『スワンキング』公開ゲネプロ&取材会 「日本発のミュージカルの代表作に」

取材・撮影/RanRanEntertainment

ミュージカル『スワンキング』公開ゲネプロ&取材会が6月8日(水)、東京国際フォーラム ホールCで行われ、A.B.C-Zの橋本良亮、別所哲也、梅田彩佳、夢咲ねねが登壇した。

 

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本作は、バイエルン王国の国王ルートヴィヒ二世と作曲家リヒャルト・ワーグナーという“狂王”と“天才”を描いた新作オリジナルミュージカル。若さと美貌を持ち合わせ、音楽と建築をこよなく愛するあまり破滅的な浪費を繰り返し「狂王」の異名で知られたルートヴィヒ二世を橋本が、天才的な作曲家でありながら借金と女性関係に生涯苦しんだワーグナーを別所が演じ、愛憎にまみれた関係を描き出す。作・演出・詞をG2、音楽を萩野清子が担当する。

 

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これまで数々の舞台やドラマで主演を務めてきた橋本だが、ミュージカルの主演は初。橋本は「プレッシャーだらけですが、皆さんに早く観てもらいたい気持ちでいっぱいです。初主演ミュージカルではありますが、初じゃないような感覚がしていて、自分でもびっくりしています」と思いを語った。

劇中では、歌唱シーンも多いが、「水を飲むタイミングもなくて、何曲かは口がカラカラの状態でやっています」と笑う。今回は、歌のレッスンもかなり積んで臨んだそうで、「アイドルとしてライブで歌っている感覚と、舞台で歌っている感覚はこんなにも違うんだと実感して、楽しくて、もっとやるぞとなりました」と明かした。

また、橋本は役作りとして減量も行ったそうで、「今回は、ポスター撮影から12、13キロ(減量した)。体調は大丈夫です。それくらいこの作品を届けたいという思いがあり、頑張りました」と胸を張った。

新作ミュージカルとなる本作。橋本は、早くも再演についても触れ、「絶対やります。この作品を定着させます。日本発のミュージカルの代表作になって欲しいです。そのためにも、もっともっとレベルアップさせたいと思います」と力を込めた。

 

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一方、別所は「ワーグナーは音楽のためには何でもやろうという作曲家です。この役をこういう形でやらせていただいて、ミュージカルを愛する人間として嬉しいです」と思いを述べた。

 

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そして、エリザベート(シシィ)役の夢咲は「エリザベートは、ミュージカルがお好きな方は一度は聞いたことがある人物ですが、今回は、実の家族や親戚に対して見せていた一面を表現できるので、新たな表現でお見せできると思います。ルートヴィヒが唯一本音で話せる相手なので、そこに希望や光を感じてもらえたらと思います」、作曲家リストの娘コージマは指揮者ハンス・フォン・ビューロー(渡辺大輔)の夫でありながらワーグナーと契りを結ぶという難役に挑んだ梅田は「コージマは自分のためじゃなく、人のために生きることに幸せを感じる人。私自身は、人のためよりも自分のために生きて、考えてきたので、(コージマ役は)難しいなと思ったのですが、別所さんをそばで支えられてよかったです」とそれぞれコメントした。

 

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会見の最後には、夢咲は「(橋本は)どこからどう見てもルートヴィヒ。『こんなにも白い衣装が似合う人います?』というくらいどの衣装もお似合いです。この作品を通して、橋本さんのいろいろな表情がお届けできるのではないかと思いますし、私自身もエリザベートをもっと深めていきたいと思います」、梅田は「たくさんの人に観てもらいたい。ハッシーについていきます」と意気込み、別所は「完全オリジナルの作品です。きっと世界中のミュージカルファンの心に届く作品になっていると思うので、初めての世界を一緒に分かち合っていただきたい。(橋本は)驚くほど本物のような“白鳥王”ですので、ぜひその美しさをご覧ください」とアピールした。

そして、橋本は「僕は普段、神社にお参りしてから初日を迎えるのですが、今回は、神社じゃなく、皇居の周りの池の白鳥に挨拶してきました。それくらい気合いも入っています。最後まで安全にみんなで突っ走っていけたらと思います」と話して、会見を締めくくった。

ミュージカル『スワンキング』は、以下の日程で上演。
東京公演:6月8日(水)~17日(金) 東京国際フォーラム
大阪公演:7月1日(金)~3日(日)   オリックス劇場
愛知公演:7月9日(土)・10日(日) 刈谷市総合文化センター 大ホール
福岡公演:7月17日(日)・18日(月)   キャナルシティ劇場

 

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〔第1幕冒頭〕ルートヴィヒ二世(橋本良亮)とエリザベート(夢咲ねね)とのシーン

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〔第1幕〕ワーグナーを崇拝するルートヴィヒ二世が、ワーグナー(別所哲也)に救いの手を差し伸べる

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〔第1幕〕コージマ(梅田彩佳)を呼び寄せ、作曲に没頭するワーグナー

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〔第1幕〕ワーグナーの新作オペラの指揮を依頼されたビューロー(渡辺大輔)が譜面を観て感動

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〔第1幕フィナーレ〕不倫が発覚、民衆に非難されるワーグナー。ソフィーとの婚約を解消したルートヴィヒ二世は、ワーグナーを非難するビューローとともに、怒りをあらわにする「怒りの白鳥」シーン

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