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松坂桃李&李相日登壇!李監督「松坂桃李にしかできない役!」と断言!映画『流浪の月』ティーチインイベント

2022/6/12 23:26

松坂桃李&李相日登壇!映画『流浪の月』ティーチインイベント

『流浪の月』ティーチインイベントメイン写真_DSC_9554-(002)

2020年本屋大賞を受賞した作家・凪良ゆうによる傑作小説を原作にした映画『流浪の月』のティーチインイベントが6月12日(日)に都内で開催され、松坂桃李と李相日監督が揃って登壇した。

この日のイベントの進行は李が自ら担当。李は「松坂桃李のトークショーへようこそ!」などとジョークめかしながら、当の松坂は「凄いですね!この規模でのティーチインは初めてです!」と満席の会場に喜色満面だった。

早速司会を務める李から松坂に、過去の舞台挨拶の発言で気になっていた『かつてないほど緊張や怖さを感じた』シーンは?の質問。松坂は自身が演じる文が小さな更紗(白鳥玉季)の唇についたケチャップを拭うシーンについて「あの場面は皆さんどう思われましたか?」と観客に逆質問しつつ、「映画の感想を見ていて、そういう解釈をしている方もいるんだなと思ったんです。僕はそのシーンを演じる時に、文は自分の持っている特性から解放されるのではないかという期待があった上で更紗の口を拭ったけれど、何も湧き上がってくるものがなかった。文からしたら絶望にまた引き戻された瞬間でもあって。そのような思いで演じていました」と心境を吐露。李も「暗闇にいた文が更紗という一筋の光で表に出てきた時に、最初に神秘に触れたのがあの時だったと思うし、二人の魂が神秘に触れた瞬間でもあると思う」と文を演じた時の心情を述べた。

 

『流浪の月』ティーチインイベント_3_DSC_9507

イベントは実際に映画を見たばかりの観客からの質問コーナーへ。最初の質問は『文がコーヒーを淹れるときに右手で淹れていたが、更紗が逃げ込んだあとは左手でいれていたのには意味がありますか?』というマニアックな質問。細かい動作を指摘された松坂は「よく観ていますね~!」と感心しつつ「特にそこに意味はありませんが、僕は普段左利き。普段の松坂桃李が顔を出したのかもしれません!」と笑わせた。

また、原作を読んで2回目の鑑賞となった観客から『初めて原作を読んだときの感想は?』という質問。こちらに李は「脚本を読んだ感想も聞いてみたい!」と差し込むと、松坂は「まずった!と思った」と明かしながら「文字では伝わるけれど、自分の言葉で言い表すことのできない感情をどのように表現すればいいのか?というまずった!がまずありました。脚本を読んで、文が更紗にすべてを打ち明けるシーンが小説と映画で違っていたので、どのように演じればいいのかということを悩みました。小説だから表現できることと映画だからこそ表現できることがあるわけで、このシーンが成立するのは自分次第だと思うと、現場中は李監督に『助けてください!』という思いで接していました」と不安があったことを吐露。しかし映画を見た人からは特に印象に残るシーンとしてよく挙がるシーンでもあり、松坂自身も「すべてを出し切るために準備期間も含めて向き合ってきたところもあるので、そのシーン撮影当日には緊張はありませんでした。撮影を積み重ねていく中で『いつ来てもいいな、このシーン』という気持ちになった。それは役者人生で初めての感覚でした」と万全の体制で臨めたそうで、李も「俳優・松坂桃李の到達点だと思う。次が楽しみ!」と太鼓判を押していた。

 

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ティーチインイベント最後には松坂から「この規模でのティーチインは初めてでしたし、皆さんと言葉を交わし合う機会はないなと思っていたので、すごく嬉しいサプライズでした。どれだけの人にこの作品の込められたメッセージを届けることができたか自分では分かりませんが、しっかりと皆様の中にこの作品に登場していた人たちの感情というものが色んな形で伝わっていけばいいなと思います!」とまだまだ公開が続く映画が一人でも多くの方に届くようアピール。続けて李からの「今日はこの場を借りて、松坂桃李にしかできなかったと思いませんか!?」という発声で客席からは拍手喝采。李の「松坂桃李、ありがとう!」という感謝の言葉とともに、松坂と李はガッチリと握手していた。

『流浪(ルビ:るろう)の月』(配給:ギャガ)は大ヒット全国公開中
©2022「流浪の月」製作委員会

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