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中山優馬、プールがある舞台、物語はもちろん視覚的にも楽しんで! 舞台『ダディ』 7月9日開幕

2022/6/14 11:22

中山優馬・主演 舞台『ダディ』5人が熱く語る! 

S_座談会メンバー_撮影:木村直軌

写真左から 前島亜美 原 嘉孝 中山優馬 神野三鈴 大場泰正  撮影:木村直軌

 

中山優馬・主演の舞台『ダディ』が7月9日(土)に東京グローブ座にて初日を迎える。まだまだ稽古真っ最中にある中山優馬、大場泰正、原嘉孝、前島亜美、神野三鈴の5人が、作品の魅力やその斬新さ、それぞれの役柄や、カンパニーの様子などを熱く語った。

本作は、『Slave Play』によって米国演劇界で一躍脚光を浴びる存在となった劇作家ジェレミー・O・ハリスの作品で、2019年に初演され、人種、セクシュアリティ、家族、格差社会、モラル、アイデンティティといったテーマをリアルな会話で鋭く描き、大胆で刺激的な内容が非常に魅力的だと話題が沸騰した。遂に日本での初演となる。日本語版となる本作を演出するのは、新国立劇場の演劇芸術監督でもある小川絵梨子。

主人公・アーティストのフランクリンを演じる中山は、本作の魅力について「劇中で大きな問題が起きることは起きますが、僕が魅力を感じているのは、問題が起こるところ以外の行間の部分。より行間の豊かさを感じるようになりました」と話す。

フランクリンの母親ゾラを演じる神野も「それぞれの人物が本当に生き生きと、時に残酷でありながらもリアルに描かれている戯曲だと感じています。どの人物も多面的で誰かと関わることで、自分自身の違う一面が見えてきたりする。また、主人公のフランクリンだけではなく、一人ひとりが成長し、自立していくんです。主人公はアフリカ系アメリカ人ですが、日本のお客さんも共感できるところがいっぱいあると思います」と本作の魅力を語った。

そして、前島「みんな人間らしく愛があり、憎めないんですよね。登場人物をこんなに好きになれる作品はなかなかないです」、大場「軋轢をリアルに、そこにある痛みごとしっかりと描いている。またそういうことを技巧的にではなく、さらけ出して見せている。そんなところにも若い作家らしい鮮度を感じています」、原「人種も違えば宗教も違う、バックグラウンドが違う。愛の形もいろいろで正解があるわけではない。そう、正解がない作品。そういう戯曲だと思います」と話した。

中山は、自身の役柄について「稽古を進める中で、すごく一生懸命な人だと思うようになりました。フランクリンはアーティストですが、どうしてアーティストになったのかと考えるとやっぱり、一生懸命生きていく中での一種の自己表現だと思うんです。単なる職業として選択したというより、自己表現。一生懸命に生きているんだなと。一生懸命な人だと」と“一生懸命”を繰り返し、大場は「基本、そういうフランクリンにみんなが振り回される芝居なんですよね」と同調した。

フランクリンの母ゾラ役を演じる神野は今まで“母親”を多く演じている。「そうなんですよ。しかも、息子はジャニーズの方が多いですよね。つい先日までドラマ『マイファミリー』で二宮(和也)くんのお母さん役を演じ、その前は舞台『オレステイア』で生田(斗真)くんのお母さん役という幸せ!」と笑顔を見せると、中山は「ジャニーズの母!」、原も「稽古場でも母です」に、神野は「いや、“恋人”って言って(笑)! 嘉孝の彼女を演じたい」と上段も飛び出した。

さらに、神野は、中山について「作品全体に対して責任を持ってその場にいらっしゃる。それと、芝居に嘘がないですよね。感性が豊かで、今この場で起きていることにちゃんと反応し、心でやり取りをしてくれると感じます」と称賛、さらに「嘉孝もそう。だから、ほんとなんて素晴らしい息子たちだろう」と笑顔で語った。

 

S_舞台美術模型-(1)

プールをしつらえた舞台美術模型

 

ところで、本作では舞台上にプールが設置され、キャストたちは水着に?中山は「水着どころじゃないです(笑)。裸の時間のほうが長いくらいです」とビックリ発言。舞台のために中山、原が稽古の前にジムに通って筋トレをいることも明かされた。

さらに神野が「(前島)亜美ちゃんが演じるベラミーもすごいんですよ。ベラミーについて説明するト書きに“どちらかというと水着の方が似合う”って書いてあって・・・」と前島に振ると、前島は「だから私も筋トレしてます(笑)」と胸を張った。大場は「(水着の代わりにタイツ履いて)リフトはするかもしれません」、神野は「あと、歌も歌っちゃうの。プールで歌って、ちょっとこの舞台おかしいんじゃないの?」と笑った。舞台上で水着、歌唱なども披露されるそうだ。

最後に中山は「こんな舞台、日本で見たことないと思いますよ。だってプールがあるんだもん。物語はもちろん、視覚的にも楽しんでいただけるはずです。劇場に来ていただけたら、きっといい時間を過ごせると思います。そういう作品にできるよう、“一生懸命”稽古をしています」と締めくくった。

舞台『ダディ』
東京公演: 2022年7月9日(土)~7月27日(水)  東京グローブ座
大阪公演: 2022年8月5日(金)~8月7日(日)   COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

STORY 若いアフリカ系アメリカ人のアーティストであるフランクリン(中山優馬)は、LAに住むセレブの初老アートコレクターであるアンドレ(大場泰正)に出会い、その魅力に抗えず、二人は熱い関係を深めていく。フランクリンの友人で駆け出しの俳優、マックス(原嘉孝)やインフルエンサーのベラミー(前島亜美)、そしてフランクリンの才能を見出すアートディーラーのアレッシア(長野里美)は二人の関係に関して黙認するが、クリスチャンでこうるさいフランクリンの母親、ゾラ(神野三鈴)は、自分の息子が危険にさらされていると疑いを持つ。そして、彼女は彼ら二人の関係を崩そうとアンドレを追い詰めていくのだが・・・。

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