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2022年7月1日 11:00

間宮祥太朗、島崎藤村不朽の名作「破戒」に挑む! 第20回ニューヨーク・アジアン映画祭への正式出品決定

間宮祥太朗・主演 映画『破戒』
第20回ニューヨーク・アジアン映画祭正式出品

『破戒』海外版ポスター

 

1948年・木下恵介監督、1962年・市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村・不朽の名作「破戒」。往年の名作が再び映画化され、7月8日(金)より丸の内TOEIほかにて全国公開される。主人公・丑松を演じるのは間宮祥太朗、そして相手役・志保には石井杏奈、そして悩める丑松を支える親友・銀之助役を矢本悠馬が演じる。

脚本は『クライマーズ・ハイ』『孤高のメス』『ふしぎな岬の物語』で数々の受賞歴を誇る巨匠・加藤正人と『バトル・ロワイアルII鎮魂歌』の木田紀生が担当。監督は『発熱天使』や『みみをすます』の前田和男。かつての名作を、2022年・現代最高レベルのキャスト・スタッフで映画化した。

この度、第20回ニューヨーク・アジアン映画祭で『破戒』が正式出品され、上映されることが決定した。北米で開催されるアジア映画を専門とする映画祭では最大級のもので、今年で20回目を迎える映画業界からも注目の映画祭である。映画祭の会期は7月15日から7月31日までで、リンカーン・センター内の映画館、ウォルター・リード・シアターで開催される。
※映画祭公式ウェブサイト: https://www.nyaff.org/

海外の映画祭から正式招待されたことに、主演・間宮祥太朗と、前田和男監督から喜びのコメントが到着した。

間宮祥太朗 コメント
映画「破戒」がニューヨークアジアンフィルムフェスティバルに御招待頂いた事、とても嬉しく思います。この映画は日本においての差別をテーマに描いた小説が原作となっています。100年以上前に書かれた原作なのですが、様々な差別やハラスメントが浮き彫りになってきている今だからこそ、この映画が昔の話として括られるのではなく、今も続いている普遍的な物語としての力を発揮できるのではないかと思います。これは希望の物語です。主人公、丑松の祈りが日本だけでなく世界に広がっていく事を願っています。

前田和男監督 コメント
前略 島崎藤村先生
先生、ニューヨークです。
百年以上も未来のニューヨークで、映画「破戒」が上映されます。
先生はピンとこないかもしれませんが、これはとても光栄なことなのです。
夏目先生が、「後世に伝えるべき名篇だ」と絶賛した名作は映像に形を変えはしましたが、この先進的な国際映画祭に招かれ世界中の人々に向けて発信されます。丑松の目の輝き、志保の凜とした佇まい、銀之助の熱い正義感、そして先生がこの作品にこめた強い思いが、この地から世界中に、そしてさらに未来へと伝わり広がっていくことでしょう。微力ながらそのお手伝いができたこと、誇りに思います。
監督 前田和男

映画『破戒』 (配給:東映ビデオ)
7月8日(金) 丸の内TOEIほか全国公開
©全国水平社創立100周年記念映画製作委員会

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