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2022年8月12日 11:05

【後編】柿澤勇人インタビュー『ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ 初来日公演』PRアンバサダー「皆さんの想像を軽々と超えそうなコンサートに。MCでは新しい柿澤が見られると思います」

取材・撮影/RanRanEntertainment

 

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――演じたい役はありますか?

それはもちろん、ライアンの演じた役ですかね。

――映画『ラ・ラ・ランド』をご覧になって印象に残っているシーンは?

二つあります。一つは、エマ・ストーンが演じた女優志望のミアがオーディションに落ち続ける中で、一人芝居を企画してやってみてもあまりうまくいかなった時、その舞台を観た人からオファーをされるんです。でも彼女は「もうあんなにみじめな思いをしたくないから行かない」と言う。その時、ミアに対してそれまで感情的にならなかったセブ(ライアン)が「何でだよ」と怒鳴るシーンです。ライアン自身、役者はオーディションを落ち続ける職業だとわかっている。「ふざけんなよ、役者ってそういうもんだろう」と、叫んだシーンがすごく印象的でした。
もう一つは、ラストシーンです。セブ(ライアン)が、ミアが振り返った時に目が合う最後のカット。ライアンがちょっと微笑んで頷くんです。そのミリ単位の芝居がすごいなと思いました。監督やいろいろな方と話しあって決めた芝居なのでしょうけれど、あの表情は忘れられないですね。

 

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――コンサートにいらっしゃる皆様にどんなこと持ち帰って欲しいと思っていらっしゃいますか?

深く考えずに体だけ来てもらえたら、楽しめる作品になると信じています。映画のコンサートバージョンですが、世界中でエンターテインメントに携わっている人たちがいっぱいいる。エンターテインメントで生きている人たちがいる。それを生で感じていただいて、「やっぱりエンターテインメントって必要だよね」と思ってもらえたら嬉しいですね。単純に楽しんでいただいて、その上で、これからも、エンターテインメントは、生きていく上で観る側も演じる側も必要なんだと思ってもらえたら最高ですね。

 

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――『ラ・ラ・ランド』の中では、セブはジャズへの拘りがありますが、柿澤さんと音楽の向き合い方はいかがですか?

ジャンルで言ったらロックを聴くことが多いのですが、クラシックも好きです。ピアノでやっていたのはクラッシックだったのでよく聴きますし、ジャズもすごい詳しいわけではないですが聴いてきました。音楽は生きていく上で絶対に必要なものだと感じています。

――世の中の状況もまた厳しいものになってきましたが、生活の中で、ご自身の気持ちを持ち上げるためにどんなことをしていらっしゃいますか?

あまり考えすぎないことかなと思います。僕はけっこう考え過ぎてしまい止まらなくなってしまうんです。舞台も軒並み中止になっていますからね。落ち込めばどこまでもいってしまいます。なので、生活の中では、よく夜中に銭湯に行ったりサウナに行ったりして、気分を持ち上げています。

 

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――俳優として、今楽しみにされていることは何でしょうか?

今は、大河ドラマの撮影中なので、存分に大河ドラマの役(源実朝役)をやることしか頭の中にないです。絶対に歴史上死ぬ役なので、最後まで生き抜いて後悔ないように死にたいなと思っています。役者としてはそれが今集中していることであり、楽しみにしていることです。来年以降は舞台も、ミュージカルもやります。いろいろなジャンルの芝居をやっていくので、とにかくそれを皆さんに楽しんでもらえるように頑張っていきたいです。

 

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――最後にコンサートにいらっしゃる皆様にメッセージをお願いいたします。

映画もスクリーンで上映されますが、映画館で観るのとは全然違います。それに加えて、生のライブとパフォーマンスが観られますし、フルオーケストラで音楽を聴けるのはなかなかない機会です。映画館とも、ミュージカルとも違う、全てのエンターテインメントの要素が詰まった舞台になります。全身で楽しんで、感じていただけたら嬉しいです。僕がやるみたいですね(笑)。一緒に楽しみたいです。

――ありがとうございました。

 

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PARCO presents 『LA LA LAND Live in Concert : A Celebration of Hollywood  ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ 初来日公演』
日程:2022年8月18日(木) ~ 2022年8月21日(日)
会場:東京国際フォーラムホールA
指揮:ジャスティン・ハーウィッツ(映画「LA LA LAND」作曲)
ピアノ & キーボード:ランディ・カーバー
演奏:東京21世紀管弦楽団
トランペット:ルイス・バジェ、小澤篤士
ベース:澤田将弘、石川隆一
サックス:ブライアン・ヤスヒロ・シーモア
トロンボーン:中川英二郎
ドラム:丹寧臣
ギター:渡辺具義
男女混声合唱団 -Choir- (60名)
ダンサー -Dancers-

 

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 La La Land ™ & © 2022 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 

[英語上映(日本語字幕有り)]
※本公演には、映画「LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)」のキャストは出演いたしません。
※本公演は、ステージ上のスクリーンで映画本編を日本語字幕付きで上映、オーケストラのライブ演奏、ダンサー、合唱団、舞台用低温花火等の特殊効果の演出が加わる上演形態となります。
上映作品 映画「LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)」

監督・脚本:デイミアン・チャゼル
出演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド、ローズマリー・デウィット、J・K・シモンズ ほか
音楽:ジャスティン・ハーウィッツ

主催・企画制作・招聘:株式会社パルコ
後援: 日本テレビ放送網株式会社、TOKYO FM、interfm、J-WAVE、アメリカ大使館
公式サイト https://stage.parco.jp/program/lalaland2022/

 

<ヘアメイク>松田蓉子 (Yoko Matsuda)
<スタイリスト>杉浦 優 (Yu Sugiura)

<文:高橋美帆 撮影:篭原和也>

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