Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!

藤ヶ谷太輔、あんな限界を迎えたことはない! 映画『そして僕は途方に暮れる』東京国際映画祭 上映後舞台挨拶

2022/10/30 17:50

藤ヶ谷太輔・主演 映画『そして僕は途方に暮れる』東京国際映画祭

第35回東京国際映画祭にて、ガラ・セレクション部門に正式出品されている映画『そして僕は途方に暮れる』が10月28日(金)に上演され、上演後の舞台挨拶には、主演の藤ヶ谷太輔と三浦大輔監督が登壇した。

 

オフィシャルスチール①s

 

本作は、藤ヶ谷演じる平凡なフリーター・菅原裕一がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族…と、あらゆる人間関係を断ち切っていく、人生を賭けた逃避劇。

ステージに登壇した藤ヶ谷は「選んでいただいて光栄ですし、このチームでつらく苦しい撮影を乗り越えたので、本当にこの作品を選んでいただけたことは、チームとしてうれしいです」と晴れやかな顔を見せた。

藤ヶ谷にとって6年ぶりの映画主演作で、「あんな限界を迎えたことはない」と言わしめるほど、現場ではまさしく心身を削り撮影に挑んだ。「初日から逃げたいなと思いましたし、楽しい思い出はひとつもありません」と冗談めかして切り出し、「その瞬間、瞬間での監督のオッケーが違うので、そこに当てていくということと、テイク数ですよね。例えば最後に振り返るシーンなどは、リハーサルも含めて100回はやったと思います。その時は監督が日本語の辞書にない言葉で振り返ってくださいと言うんですよね」とその苦労をしみじみと振り返った。

 

オフィシャルスチール②s

 

本作では真冬のような寒さとなった北海道ロケなどをはじめ、肉体的にも精神的にも追い込まれるような日々だったという。藤ヶ谷は「初号試写で観た時は、俯瞰して自分を見ることができなかったですけど、実際に自分がどんどん痩せていって、クマが出る感じも役とリンクするものがありましたし、いろんなものを監督から引き出していただいた」と感謝の思いを述べた。三浦監督も「大変な思いをさせてしまいましたけど、その成果はお客さまには届いているかなと思っています。後半の方はちょっと常人じゃないというか、藤ヶ谷君の顔つきが(主人公の)菅原くんでしかないような感じなので。そこは評価してもらいたいかなと思います」と自負。

藤ヶ谷は「撮影が終わってからも通常の自分のテンションに戻るのが難しくて。アイドル業に支障がでました(笑)。半年くらいは心も表情も(菅原のように)動かず。でもこれは三浦組を経験した人にしか分からない、本当にしっかりと役と向き合えた称号なのかなとポジティブに捉えております。自分のキャパを知ることができたというか。いろいろと気付けて良かったなと思います」と話すと、、三浦監督は「あらためて謝罪します」と頭を下げ、会場を沸かせるひと幕もあった。

そんな藤ヶ谷の奮闘は、ベテラン陣も感嘆したという。藤ヶ谷は原田美枝子の言葉を紹介。「原田さんが言ってくださったんですけど、『藤ヶ谷くんはこのキツい撮影を(菅原が逃げ込む先の共演俳優の)全員分やっているんでしょ。わたしたちは(菅原が部屋を逃げ出したら)それでしばらく出番はないけど、あなたは、これを全部やっている。これは本当にすごいこと。何テイクも繰り返すなんて、あなたは本当にすごい人だわ』と。自分ってすごいんだなと思いました」と自慢、会場を沸かせた。

三浦監督は、「藤ヶ谷くんの頑張りもそれで評価されていただきたいですし、これだけ頑張ってやりきったものなので、どうにかヒットにつながったらと。僕の中では幅広い層に刺さるエンタメになったかなと思うので、若い方から年齢層が高い方、東京から地方にいる人たちにも届いたらと。先を予感させる終わりなので、できればパート2もできたらうれしいなと思います」と期待感を込めると、会場から拍手が。「ツー!?」と驚きを隠せない様子の藤ヶ谷。その様子に「断る感じですか?」と笑う三浦監督と、「ちょっと考える時間をください」と返した藤ヶ谷。「それくらいに広まったらいいなと思いました」とあらためて本作のヒットを期待している様子の三浦監督だった。

 

オフィシャルスチール③s

 

【ストーリー】自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷太輔)は、長年同棲している恋人・里美(前田敦子)と、些細なことで言い合いになり、話し合うことから逃げ、家を飛び出してしまう。その夜から、親友・伸二(中尾明慶)、バイト先の先輩・田村(毎熊克哉)や大学の後輩・加藤(野村周平)、姉・香(香里奈)のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには、母・智子(原田美枝子)が1人で暮らす北海道・苫小牧の実家へ辿り着く。だが、母ともなぜか気まずくなり、雪降る街へ。行き場を無くし、途方に暮れる裕一は最果ての地で、思いがけず、かつて家族から逃げていった父・浩二(豊川悦司)と10年ぶりに再会する。「俺の家に来るか?」、父の誘いを受けた裕一は、ついにスマホの電源を切ってすべての人間関係を断つのだが――。

2023年1月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

関連記事


Page Up