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稲垣吾郎を中村ゆり、玉城ティナ、今泉監督等が感謝&大絶賛!映画『窓辺にて』公開記念舞台挨拶

2022/11/5 21:22

取材・撮影/RanRanEntertainment

第35回東京国際映画祭にてコンペティション部門観客賞を受賞した映画『窓辺にて』の公開記念舞台挨拶が11月5日(土)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、中村ゆり、玉城ティナ、若葉竜也、そして今泉力哉監督が登壇した。

 

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主演の稲垣吾郎はコロナウイルス感染症で療養中のため欠席。稲垣からのメッセージが読み上げられた。「今泉監督や出演者の皆さまと一緒に登壇できずとても残念です。先日、東京国際映画祭では素晴らしい賞をいただき、いつも応援してくださっている皆さまのお陰と感謝しています。ずっとご一緒させていただきたいと思っていた今泉監督の作品に出演できたことは僕にとって素晴らしい宝物になりました。『窓辺にて』をどうぞ宜しくお願いいたします。(一部省略)」

今泉監督は観客賞受賞について「(作品が)お客さんに届いたときが、創作の過程で一番うれしいことなので、光栄の賞をいただけたと思います」と受賞の喜びと、お客さまへ感謝の気持ちを伝えた。

 

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稲垣演じる市川茂巳とは心が通じ合えない夫婦役を演じた中村は「浮気をしている妻という、私にとっても理解するのが難しい役だったんです。稲垣さんと対峙してお互いの気持ちを初めて吐露し合うシーンでは、稲垣さんのお芝居にすごく心を動かされて、(台本を読んで)理解できていなかった部分がストンと自分のなかに落ちた瞬間があったんです。それぐらい繊細に心でお芝居をしてくださる方で、すごく助けられました」と稲垣に感謝。また、東京国際映画祭のレッドカーペットを歩いたときのエピソードも。「その日はすごく寒い日で、私とティナちゃんがすごく薄着で・・・。(稲垣が)ずっと横から『寒くない?寒くない?』って気遣ってくださったり、『風、強いね』とか、そのときに初めて、何気ない話ができました」と笑顔で振り返った。

 

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茂巳が惹かれる高校生作家を演じた玉城は、「私は稲垣さんとのシーンがほとんど。お互いに『演技をこういう風にします』と話し合うタイプでもないし、カメラの前でお互いが持っている感情を差し出し合うお芝居ができたかなと思います。私の方が引っ張っていかなきゃいけないところもあったんですが、『何でも来い!』っていう感じで受け止めてくださったのがすごく印象的でした」と稲垣とのシーンを振り返った。

 

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稲垣と中村の長回しのシーンが話題になり、中村は「12分も長回しする監督ですよ」と今泉監督をにらむと、今泉監督は「違います。台本は8分か9分だったんですけど、セリフが足されたり、気持ちの間がプラスされた結果です。稲垣さんご自身でセリフを2、3個足されていて、本人も気付いていないくらい自然な遣り取りのなかで言葉が増えている。ただ(台本に)書いてあることをやるのではなく、(二人が真剣に)向き合っている空気でした」と長回しの経緯を説明。そのあと12分のシーンの映像をチェックしていた姿を稲垣に目撃され、「(稲垣から)『監督、涙ぐんでいましたよ』と言われて、めちゃくちゃ恥ずかしかったのを覚えています」と述懐した。

 

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今回今泉組に4 回目の参加となる若葉は「現場にどんな方がいても変わらないのが今泉組のすごいところ。いつものように真摯に取り組みました」と話し、稲垣の印象については「小さい頃から見てきた方を目の前にすると独特の緊張感があります。この手の届く距離に、肩を“ポンポン”できる距離に稲垣吾郎がいることがとても不思議でした」と笑わせた。

今泉監督には、本作のテーマとなった浮気・不倫について質問。監督は「浮気とか不倫は良くないのが大前提なんですけど、そういうことをしている芸能人が断罪されるというか、業界から消されることがあまりに多く、行き過ぎてはいないか。当事者間、例えば夫婦で話し合って謝ってうまくいきそうなものが、SNSとか目に見えない声で離婚に追い込まれる。良くないことなんだけど、そのなかにはいろんな葛藤や感情があって、純粋に好きという気持ちですら亡きものにされるというのはちょっと違うかも。本当に取るに足らない、ちっちゃな悩みとか、あまり映画の主題にならないことを掬いとりたいと思いました。浮気とか不倫の楽しい時間を描くよりはその時間をどう悩んでいるかを描きました」と解説した。

 

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さて、本作のテーマにちなみ“何かを得るに手放した経験は?”の質問。中村「あまり欲しいものがないので思い浮かばない」としながらも「ラーメンが大好きなので、行列に並ぶので時間(を手放した)」と回答。玉城は「私はその感覚はすごく理解できる。何かを手放してからこそ手に入れたいものが常にあると思っているので、買い物をして手に入れると捨てたり、友達にあげたり。割と断捨離しています」とあっさり回答。一方で、若葉、今泉監督はほとんど捨てられずにいるという。

イベントの最後には、今泉監督は「皆さんこうやって集まってくれたことがすごく励みになります。芸能含め、いろんな場所で皆の心がざわつくようなことが色々起きていますが、悩みに大小はないと自分は思っています。どんなに小さい悩みも大切にしていいと自分は思っていて、他人から誤解されないような悩みこそ、大切な気がしているので、そういう思いを込めて作りました。自分はこれからも小さい物語を紡いでいけたらと思います」と本作をアピールして、締めくくった。

映画『窓辺にて』は、全国公開中

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