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2022年11月18日 14:08

松岡昌宏「映像とは違う舞台バージョンのミタゾノを楽しんで」『家政夫のミタゾノ THE STAGE 〜お寺座の怪人〜』ゲネプロ&取材会

取材・RanRanEntertainment/写真・オフィシャル(撮影:引地信彦)

『家政夫のミタゾノ THE STAGE 〜お寺座の怪人〜』公開ゲネプロと取材会が11月17日(木)に、EX シアター六本木で行われ、松岡昌宏、矢作穂香、原嘉孝、六角精児、余貴美子が公演への思いを語った。

 

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本作は、女装した大柄な家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリ落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズを舞台化した作品。ドラマは2016年10月に金曜ナイトドラマとしてスタートし、これまでに第5シリーズが放映された。舞台化は今回が初となる。

本作の舞台は、六角が演じる小田切尊徳が住職を務める天言宗の古刹・座捨得寺(ざすてえじ)。これまで数々の家庭の秘密を覗いてきたミタゾノが、お寺と住職家族たちの秘密を暴いていく。

 

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ミタゾノをシリーズ通して演じている松岡は「ドラマのシリーズをやらせていただく中で、この作品は舞台にするとより面白いんじゃないかという意見が出てきて盛り上がり、新たなキャストが加わって、劇場で公演となりました」と舞台化までの道のりを明かすと、「映像とは違う舞台バージョンのミタゾノを楽しんでいただけたらいいなと思って始めたので、これだけの作品を皆さまにお届けできたことは嬉しい気持ちでいっぱいです」と思いを込めた。

 

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一方、物語の舞台となる寺を継ぐのが嫌でミュージカル俳優を目指して家出をしたものの、突然戻ってきた跡取り息子・雀尊を演じる原は「『家政夫のミタゾノ』の世界に入るのは今回が初です。最近やってきた作品はシリアスな作品が多かったので、今回は、こうしたファンタジーの世界に思いっきり飛び込んで世界観を楽しみたいと思います」とコメント。

松岡とは本格的な共演は本作が初となるが、「すごく気さくな方で、(自分に)気を遣わせない。本当にみんなのお兄ちゃんという感じです」と話す。これを聞いた松岡は、「僕は(原のことを)人間としては接していない。イケメンゴリラのような感じ」と冗談めかして笑わせた。

むすび家政婦紹介所の所長・結頼子役の余は、「ちょっと早い忘年会に参加するような気持ちで、皆さんに喜んでいただけるようにお勤めしたいと思います」と語った。ドラマシリーズでは家政婦紹介所でのシーンばかりだったが、今回はミタゾノたちが働くお寺にやってくることから、「初めて家政婦紹介所以外に出られたので楽しくて仕方ない。動きたくて仕方ないんです」と笑顔を見せた。

 

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六角は「僕は映像に出演したことがないですが、世界観をしっかりと受けながら、ストーリー構造を支えていきたいです」、ミタゾノの新しい相棒・穴井仁奈役の矢作は「ミタゾノさんの相棒として舞台に立てることがすごく嬉しくて、早くやりたいという気持ちでいっぱいです。相棒というには頼りないキャラクターなので、邪魔しないようにしっかり頑張ります」とそれぞれ意気込んだ。

また、改めてミタゾノシリーズへの思いを聞かれた松岡は、「ありがたいことに長い時間やらせていただいているので、ミタゾノがもうしっかりと骨にまで沁みてきている。ガラの悪い歩き方も(ミタゾノのようになって)ちょうどいいかな」と笑い、「今回、映像でやってきたことを舞台でする難しさは勉強になりました。これは一つの新しい経験だなと思うので、やってよかったなと思います」と思いを明かした。

さらに、本作にちなんで、「覗き見したいところは?」という質問が上がると、松岡は「今日は、うちの社長の城島(茂)が52歳の誕生日なので、何やってるのかなっていうのを見たいです。あいつ(城島)は休みだって聞いたので、何やってるんだろうって」と話して場を盛り上げた。

最後には、松岡が「生のミタゾノと、そして皆さんが作り上げているカンパニーの強さと、スタッフ全員が作り上げている舞台の熱を素直に楽しんでいただければと思います」と改めて作品をアピールして取材会を終えた。

『家政夫のミタゾノ THE STAGE 〜お寺座の怪人〜』は、以下の日程で上演。
東京公演: 11月17日(木)〜27日(日) EX シアター六本木
大阪公演: 12月3日(土)・4日(日) 森ノ宮ピロティホール 

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