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2023年1月14日 20:30

藤ヶ谷太輔「続編はホノルル!短パンとアロハシャツで!」 映画『そして僕は途方に暮れる』公開記念舞台挨拶

取材・撮影/RanRanEntertainment

映画『そして僕は途方に暮れる』の公開記念舞台挨拶が1月14日(土)、TOHOシネマズ 六本木で行われ、主演・藤ヶ谷太輔、共演の前田敦子、中尾明慶、香里奈、毎熊克哉、野村周平、そして三浦大輔監督が登壇した。

 

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2018年に上演され絶賛を浴びたオリジナル舞台を三浦監督と藤ヶ谷が再タッグを組み映画化。藤ヶ谷演じる平凡なフリーター・菅原裕一がほんの些細なことから、恋人、親友、先輩や後輩、家族・・・と、あらゆる人間関係を断ち切っていく、人生を賭けた逃避劇。

 

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藤ヶ谷は、「早く皆様に届けたかったので(公開日を迎え)すごく嬉しいです。でも舞台から結構時間が経っていますので、嬉しさと、寂しさとちょっと入り混じっている感じ」と今の気持ちを表現、さらに「(本作を試写でご覧になった)知り合いから『こんな藤ヶ谷太輔を見たことがなかった』っていう言葉がすごく嬉しかったです。三浦さんに引き出していただいた」と三浦監督に感謝した。

 

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撮影を振り返って、裕一の親友・今井伸二を演じた中尾は「(今井は)本当に最低ですよね」と自虐的に話すと、最低な男を演じた藤ヶ谷が「オレよりも一番ヤバいヤツ(笑)」と同意。

 

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恋人役の前田は「私、今日すごい夢を見ました。舞台の本番中のセリフが飛んじゃって、『実は付き合ってたんだ』って言わなきゃいけないシーンの手前で、必死に台本を読んでいる夢で目が覚めました」と話すと、藤ヶ谷は「オレを受け付けてないわけじゃないよね」と苦笑。前田の「舞台が懐かしいなと思いました」に、藤ヶ谷は「毎日、駄目出しされたじゃん」と返していた。

 

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姉役を演じた香里奈は「9割方怒っている役は初めて。映画の中での数少ないシーンでも、ほとんどが怒っているか機嫌が悪いかだったので、そういう人に見られていると思うぐらい、自分でも怖いなと思いました」と振り返った。

 

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さらに、大学時代の先輩を演じた毎熊は「辛かったです。現場に入って初めましての藤ヶ谷さんと2人でずっと朝から晩まで撮影して、逃げ出したくなるぐらい大変でした」とほぼ全員が辛かったと口を揃えるなか、大学時代の後輩を演じた野村は「いや、僕はすごい楽しかったですね。三浦監督は素晴らしいですよ、本当に楽しい現場にさせていただいて本当に感謝です」に、三浦監督は「さっき言っていたことと全然違う」とあきれていた。

 

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続編は?と問われた三浦監督は「(本作が大ヒットしたら)そういう話もあるかなと思うんですけれど・・・」、藤ヶ谷は「ホノルルだったら短パンとアロハシャツで!それ以外だったら僕はやらないです」とキッパリ。登壇者も続編が国内だったら全員が拒否! すると野村が「監督を代えて是枝監督でやりたいです!」、藤ヶ谷も「是枝さんだったら、僕もやりたいです」と盛り上がり、三浦監督は一人で苦笑していた。

最後に三浦監督は「これは現実逃避型エンタテインメントという新しい形、共感と反感が行ったり来たりする、あまりないような映画を目指しました。若い方から年配の方まで幅広く観て楽しめる映画になっています。いろいろな人間関係を描いた作品ですので、一人でも多くの方にこの映画をご覧いただいていただきたいと思います。いつかまた続編でお会いできたら嬉しいです」と自身の熱い想いを語った。

 

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そして、藤ヶ谷は「多くの方に観ていただける、刺さる映画になっていると思っていますので、ぜひぜひ皆様にも広めていただきたいですし、観てくださった方の人生の中で観てよかった映画ベストテンのなかに『そして僕は途方に暮れる』が入り続けたらいいな、入ったらいいなと、多くの方の記憶と心に残る映画になっていると思いますので、ぜひぜひこの映画を永く愛してあげてください」と呼びかけて、イベントを締めくくった。

映画『そして僕は途方に暮れる』 全国公開中
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022 映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

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