トップ > イベント > 森田剛・主演、ヒロイン・三浦透子、栗山民也・演出 初競演の 3 人がぶつかり合う人間ドラマ 舞台『ロスメルスホルム』今秋上演決定!

2023年4月13日 12:00

森田剛・主演、ヒロイン・三浦透子、栗山民也・演出 初競演の 3 人がぶつかり合う人間ドラマ 舞台『ロスメルスホルム』今秋上演決定!

主演・森田剛、ヒロイン・三浦透子  舞台『ロスメルスホルム』

6shot

 

『ペール・ギュント』『人形の家』などで知られるイプセンの最高傑作と言われる舞台『ロスメルスホルム』が、栗山民也の演出、森田剛の主演で今秋、愛知を皮切りに福岡、兵庫、そして東京・新国立劇場 小劇場にて上演される。

本作は、1886年に書かれ、古く凝り固まった時代から新しく解放されつつある時代の中、保守的な思想と進歩的な思想の人々との対立を、緊張感のある心理描写で描いた人間ドラマ。イギリスでは2019年に新翻案で上演され、2020年のローレンス・オリヴィエ賞でベストリバイバル賞、主演女優賞にノミネートされ高い評価を得ている。

主演の森田剛は、ロスメルスホルムと呼ばれる屋敷の主で、妻を失うもレベッカの支えで立ち直り、新たな時代に向けて前向きに生きようとするヨハネス・ロスメルを演じる。森田は、本作について「緊張感のある会話の中でのシーンが深く描かれていて、暗く重たいストーリーだが、自分にとって大きなチャレンジになる作品」と受け止める。また、栗山とのタッグについて「ステージの空間と俳優たちの立ち位置がすごく計算されていて綺麗で、今回ご一緒できることになって、演出を受けられることはとても嬉しいです」とのコメントを寄せた。

ヒロインの三浦透子は、ロスメルスホルムに下宿し、亡き妻に代わって家の一切を仕切り、ロスメルにも強い影響を与えるレベッカを演じる。

共演は、保守的なロスメルの義理の兄クロル教授に浅野雅博、急進派の新聞編集者モルテンスゴールに谷田歩、ロスメルの子供時代の家庭教師で大きな影響を与えるブレンデルに櫻井章喜、そしてロスメルスホルムの出来事を静かに見守る家政婦へルセット夫人に梅沢昌代と確かな演技力を持つ俳優が顔を揃える。

《ものがたり》 歴史と伝統に縛られたロスメルスホルムと呼ばれる屋敷には、所有者ヨハネス・ロスメル(森田剛)と家政婦のヘルセット(梅沢昌代)、そしてロスメルの自殺した妻ベアーテの兄・クロル教授(浅野雅博)の紹介により、レベッカ(三浦透子)という女性が下宿人として住んでいた。ある日、ロスメル家を訪ねたクロル教授は、モルテンスゴール(谷田歩)が掲げる「新しい進歩主義」に対抗すべく、ロスメルを保守派に引き込もうとするが、ロスメルはレベッカの影響でこの古い体質から解き放たれようとしていた。ロスメルは若い頃、家庭教師だったブレンデル(櫻井章喜)という自由思想家に影響されていて、レベッカは、その彼の後を継ぎ、自分こそがロスメルを自由にすることができる人物だと信じていたのだ。説得を試みるクロルはレベッカがベアーテを死に追いやった原因だと告げる。「進歩主義の同志」というレベッカへの気持ちは愛情だったのかと気づくロスメル。心に罪を抱いたロスメルとレベッカがとった道とは……。

舞台『ロスメルスホルム』
愛知公演: 2023年10月 穂の国とよはし芸術劇場プラット
福岡公演: 2023年11月 キャナルシティ劇場
兵庫公演: 2023年11月 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
東京公演: 2023年11月 新国立劇場 小劇場

トップ > イベント > 森田剛・主演、ヒロイン・三浦透子、栗山民也・演出 初競演の 3 人がぶつかり合う人間ドラマ 舞台『ロスメルスホルム』今秋上演決定!

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています