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2023年5月18日 08:50

森七菜「今、カメラにハマっている」そして奥平⼤兼は「鯨の鳴き声」 映画『君は放課後インソムニア』完成披露上映会

取材・撮影/RanRanEntertainment

映画『君は放課後インソムニア』の完成披露上映会が5月17日(水)に都内で行われ、W主演の森七菜、奥平⼤兼、共演の上村海成、安⻫星来、永瀬莉⼦、川﨑帆々花、そして池田千尋監督が登壇した。

 

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左から:池田千尋監督、上村海成、奥平⼤兼、森七菜、安⻫星来、永瀬莉⼦、川﨑帆々花

 

本作は「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて好評連載中の同名コミックを実写化。“眠れない”という悩みをもつ高校生の伊咲(森)と丸太(奥平)は、互いにその秘密を周囲に打ち明けられずにいた。そんな二人は、唯一の眠れる場所・天文台で出会い、伊咲は丸太に「ただでさえ眠れない夜はしんどいんだから、面白くしよう!」と提案。“夜のお楽しみ会”を発足し、「不眠症(インソムニア)」という共通の秘密が二人を繋いでいく。

森、奥平のほか、上村は丸太の不眠症のよき理解者・受川太鳳を、安⻫、永瀬、川﨑は伊咲の友人・穴水かなみ、蟹川モトコ、野々三奈を演じている。

 

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初お披露目の心境を問われ、森はまず「能登の方々は(今回の地震の影響で)少し大変な状況だとお聞きし、石川の皆様には本当にお見舞い申し上げます。(本作を観ていただき)少しでも元気になれるよう届けば」と、撮影地石川県七尾市の方々を気遣った。さらに「原作ファンの方や初めて『君ソム』に触れるという方にもドキドキしていただきたい」とコメント。

 

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奥平は「(昨年夏の撮影以来)やっと公開かという気持ちもあるんですけど、観ていただけるのが嬉しいです。アニメも今放送され、皆さまに『君ソム』に触れていただける時間が増えているのがいいなと思います」と本作のヒットを願っていた。

池田監督は「この作品のお話いただいてから今日までに3年と少し経っているんです。最初4人ぐらいで立ち上げたところから、キャスト、スタッフの皆さん、そして(撮影地の)石川県では本当に温かく迎え入れていただき、苦労もたくさんありましたけど、苦労も全部含めて磨かれて磨かれていろんな人の力で大きくなった作品です。初めて観ていただくお客様にはぜひ作品のお仲間になっていただいて、広げていってもらえたら嬉しいです」と今までの苦労と感謝を口にした。

本作では、丸太が天文部に復活させ、そこからカメラにハマっていく。監督も含め登壇者がハマっているものを各自披露することに。池田監督は「温泉とサウナ」を挙げ、「現場の近くで、宿泊していたのが和倉温泉。撮休になると温泉で疲れを癒やしていました」とその理由を明かした。奥平を筆頭に全員が「(温泉には)行ってないですね」と口を揃えたが、森は「10年後に(温泉の)良さが分かるのでは」など、現時点では温泉には興味がなさそうだった。

 

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続いて川﨑は「ギター」にハマっている。4ヶ月前から始めたそうでだが、「コードを見て少し弾けるようになったぐらいで、夜眠れない日には、ちょっと部屋を真っ暗にして弾いている。Fコードも弾けるようになりました。あいみょんの『マリーゴールド』を弾けるようになりたいです」と目を輝かせていた。

 

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永瀬は「ミニバッグ」。「私は普段から荷物をできるだけ少なくしていて、こぶしサイズのミニバッグがハマっているアイテムなんですけど、ちょっとみんなに理解してもらえない。ポケットの多い服を着るのがポイント」と得意気。

 

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安斉は「デニム」。「撮影現場の服も黒地のデニムが多くて、最近サスティナブルが流行っていて、古着とかのヴィンテージデニムとかを集めるのが好き」と誇らしげだった。

 

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上村は「刺繍にハマっていて、最近は無地のズボンを買ってきて、飼っていた動物とか好きなものを刺繍に入れて、自分好みのズボンを作りたい」、また奥平は「鯨の鳴き声がめっちゃ落ち着くんです。なんか不気味なんですけど、聴いていると、海に沈んでいる感覚になって、それこそ寝れないときにこれを聴いています」と意外なものにハマっていることを明かした。

 

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そして、森は「カメラです。撮影のときもハマっていて、“写ルンです”みたいな、オシャレなカメラで撮ったりして、すごく楽しい」。池田監督からは「七菜ちゃんが撮った写真を元にした“君ソム”Tシャツを作ってくれたんです。スタッフとキャストみんなに配ってくれて、私も普通に日常生活で着ていました。すごいおしゃれなんです」と森の腕前に太鼓判を押していた。

イベントの最後には池田監督は「『君は放課後インソムニア』という原作をお預かりして、アニメ化もされ、映画にまで繋がってきました。この流れが、もっと大きく広がっていくことを願っています。映画ではより深く伊咲と丸太の二人が前を向いて自分の窓を世界に開きながら、踏み出していく姿を描いています。自分が生きていることを肯定するのって、実はすごい難しいこと。それが出来たときに、もしかして人は『人を好き』って言えるのかもしれない。そんなことを考えながら作りました。多くの人に届くと、嬉しいなと思っております」と願いを込めた。

奥平は「今日の舞台挨拶みたいに和気藹々としているのが画の中に出ていてすごいなと思う作品。作品の中では、丸太と伊咲は高校生ならではの悩みがすごく出ていて、現役の高校生の方や、自分が高校生だったときにこういうことがあったなと気づかせてくれる力を持っている作品なので、そういうところを観ていただきたいです」、そして森は「みんなで楽しく過ごした日々が丸ごとカメラに収まっていて、『君ソム』原作の雰囲気とその意味が感じられる映画になっている。皆さんには何か持ち帰っていただけるような幸せがあると思うので、楽しんで観ていただければ」と話し、本イベントを締めくくった。

映画『君は放課後インソムニア』6月23日(金)全国公開
配給:ポニーキャニオン
©オジロマコト・小学館/映画「君ソム」製作委員会

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