柿澤勇人、佐藤隆紀(主演・Wキャスト)柿澤「成長した姿を見せなきゃやる意味がない!」佐藤「シュガーがどれだけしょっぱく苦っぽく演じられるのか!」ミュージカル『ジキル&ハイド』製作発表記者会見

山田和也 Dream Ami 真彩希帆 柿澤勇人 佐藤隆紀 和希そら 唯月ふうか
東京国際フォーラム3月公演 ミュージカル『ジキル&ハイド』の製作発表記者会見が1月12日(月祝) に都内で行われ、柿澤勇人、佐藤隆紀、真彩希帆、和希そら、Dream Ami、唯月ふうか、そして演出の山田和也が登壇した。
本ミュージカルは、2001年日本初演以来、人間の持つ“光と影”、“表と裏”を描き出し、再演の度に圧倒的な支持を得ており、新たなキャスト迎えての再演となる。
フォトセッシャンに続き、ジキル博士とハイド氏を続投する柿澤勇人と、新たに同役を演じる佐藤隆紀のデュエットによる代表曲「時が来た」が歌唱披露された。

会見では、2023年公演に続いて2度目の出演、ジキル博士とハイド氏の2役を演じる柿澤は「前回の公演の思い出は、二役を演じるということで体力的にも精神的にも、あと喉も、もはやボロボロの状態で、千穐楽までなんとか生還して終えたという思い出があります。今回は成長した姿を見せなきゃ、やる意味もないと思うので、新演出版の『ジキル&ハイド』をお見せできたらと思いますし、前回より余裕を持って終わりたいのですが、おそらく無理で、それくらい楽することを望んでいない役だと思っています。なので、心してシュガーくん(佐藤隆紀)と心新たにトレーニング、稽古に一生懸命頑張りたいと思います」と気合を入れていた。

同じくジキル博士とハイド役の2役を演じる、初参加となる佐藤は「ミュージカル界のシュガーくんこと佐藤隆紀です」と挨拶し、「ミュージカル作品に出演して今年で 11年目。ミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンに出演以来、他にやってみたい役として浮かんだのが『ジキル&ハイド』。その思いが叶った日が来たという思いでいっぱいでございます。この2面性の役を、この優しい穏やかだと思われがちなシュガーが、どれだけしょっぱく苦っぽく演じられるのかをぜひ見ていただきたいなと思います。今回新演出になって、新しい風の中で僕もどんなふうに向き合っていくのかを楽しみにしておりますので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたいと思います」と早速、自身の演技に自信を覗かせていた。


続いて、ジキルとハイドの狭間で翻弄される娼婦ルーシー役(ダブルキャスト)の和希は「このような少し重厚感のあるクラシカルな世界観は大好きで、今回こうして『ジキル&ハイド』の世界に携わることができることを嬉しく光栄に思っております」と挨拶。また、同じくルーシー役の真彩は「(2023年に第一子を)出産し(母親として)考え方も変わり・・・」と、新たな視点での同役への意欲を示していた。

ジキル博士の婚約者、もうひとりのヒロインというべきエマ役を2023年公演に引き続き演じるDream Amiは「同じ役を二度やらせていただくのは初めての経験になるので、自分はどこまでできるのだろう?と不安もありますし、楽しみでわくわくしている感じです。前回はずっと緊張していて、今回はもうちょっと早いタイミングで緊張を解したい。皆さんとやり直しです。今回は皆さんと和気藹々、一緒に頑張っていきたいと思っております」と気合を入れていた。

同じくエマ役、初参加の唯月は「歴史ある、そして多くの方から愛されている作品に出演できることをとても嬉しく、その半面、しっかり責任を持ってこの世界に飛び込んでいきたいという気持ちでいっぱいでございます。エマという役をしっかりお届けできるように、そして先輩にしっかりとついていけるよう頑張りたいと思います」とコメントした。
2001年初演から今回で9回目の上演となる『ジキル&ハイド』。その魅力について、演出の山田は「おそらく一番は音楽が圧倒的に力を持っていること。鹿賀丈史さん(初演時のジキル&ハイド役)は『音楽がとても官能的である』とおっしゃっていて、全くそのとおりと思うし、どの瞬間にも鳴っている音楽にすごく力がある。あとはストーリー性。主人公のヘンリー・ジキルが父親の病を治したいという一心で新薬の研究開発に進むけれど、結果的に暴走して、悲劇的な結末を迎えるというドラマティックなストーリーにある。にも関わらず、愛情、信頼、友情などの美しいものが織り込まれていて、さらに言えば世の中の腐敗、健常者の横柄さも入っていて、人生のステータスが全てに入っている作品になっている。ご覧いただく方それぞれに、どこか必ず引っかかる奥深い作品であることが、要因」と話した。

また、今回のキャストについて「柿澤さんは2回目。前回は石丸幹二さんとのダブルキャストだったのですが、今回はリセットなので、やりたい放題やってください。やりすぎたとしても、全部山田のせいでいい。前回とは全く違う柿澤さんが出てきたら嬉しいと思っています」と柿澤への期待を込めた。さらに佐藤に対して「シュガーとは、ミュージカルでご一緒するの初めて。去年、帝国劇場で最後のコンサートでご一緒して、こんなに喋りの上手な人だと。柿澤さんもそうなんですけど、二人ともユーモアがとても豊かな方なので、そのユーモアを封印したとしても、そこはかとなく漂ってくるユーモアみたいなのは、この作品にはすごくプラスになると思っているんです。だからシュガーの愉快なところが隠し切れないところが楽しいだろうな」と佐藤への期待ポイントも明かした。

ミュージカル『ジキル&ハイド』
東京国際フォーラム【ホールC】にて、3月15日(日)~3月29日(日)千穐楽
ツアー公演2026年4月~
大阪・梅田芸術劇場グリーンホール/福岡・福岡市民ホール 大ホール/愛知・愛知県芸術文化センター 大ホール/山形・山形県民ホール