市川染五郎「市川家三代目のハムレット役!」 當真あみ「舞台初挑戦!」 石黒賢「まさかのシェイクスピア挑戦!」 柚香光「ストレートプレイ初挑戦!」 舞台『ハムレット』製作発表記者会見

シェイクスピアの四大悲劇のひとつ 舞台『ハムレット』の製作発表記者会見が2月24日(火) に都内で行われ、市川染五郎、當真あみ、石黒賢、そして柚香光が登壇、舞台に向けた意気込みを語った。舞台『ハムレット』は、2026年5月東京・日生劇場を皮切りに、6月 大阪・SkyシアターMBS、愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)にて上演される。

冒頭、市川家で祖父、父に続いて三代目のハムレットを演じる染五郎は「『ハムレット』という作品は、私の家にとって、とても大切な作品です。その作品に挑戦させていただく第一歩を踏み出せることをとても嬉しく思っております。稽古に入るのはこれからですが、どんなハムレットになるのか、すでに公開されているポスターからも今までのハムレットとは違うなという感じがして、演出的な部分含めこれからどうなっていくのか、私自身も楽しみにしているところでございます。ぜひ皆様に足を運んでいただければ」と挨拶。

また、オフィーリア役の當真は「この作品が私自身初舞台。分からないことだらけですが、楽しみという気持ちがすごく強く、これから緊張もありますけど、それも含めていろんなことを楽しんで、舞台作品と向き合っていけたらと思っています」と語った。

4人ともブシュロンのジュエリーを身に着けての登壇となったが、市川は「ブシュロンさんは私が昨年、パリの本店に伺うというご縁で今回協賛いただいた」と経緯を説明。「実際パリではアトリエにも行かせていただいて、意外と若い職人の皆さんがジュエリーを一つひとつ作られていて、伝統と格式のある重みも感じながら、またどこか瑞々しさを感じるところがすごく素敵だなと思って、今回身に着けさせていただきました」と4人が揃って豪華な宝飾品を披露。

さらに、染五郎は自身の指を見せつつ「これは祖父がハムレットを演じたときに身に着けていた指輪で、本番でも着けたいなと思って譲ってもらい、お守り役のような感じで今日も身に着けさせていただいております」とコメント、さらに「祖父も父も、最後にシーンのためにフェンシングを習ったそうで、『フェンシングをやらなきゃね』とだけ言われました。稽古に入って、何か発見や疑問があれば、経験者である祖父と父にはいろいろ話を聞きたいなと思っていますし、シェイクスピア劇への向き合い方を祖父から感じられたら」と市川家としての思いを語っていた。

また、染五郎はオフィーリアを演じる當真の印象を問われ「本当に透き通るような透明感のある、もう後ろが見えるぐらいの透明感」と称賛。石黒とは「敵対するのは舞台上だけ。普段は本当に優しくて、これから皆様と距離が縮まって、さらにいい空気感になっていけることがとても楽しみです」とコメントした。

続いて、當真は「舞台に立つことは1年ほど前から聞いていて、一日一回は頭に思い浮かべるくらい、緊張というか、やるんだ!という思いがずっと頭の中にありました。今日もこうして皆さんとお会いして、より緊張感も増したんですけど、素敵な皆様と稽古して、舞台に上がれるのを、すごく楽しみだと思っています」と今の心境を語った。染五郎については「先ほど『初めまして』と挨拶させていただきました。(19歳の當真と20歳の染五郎は)年齢が少しだけ近いこともあって、すごく安心にも繋がっていると感じています」とコメント。「舞台を経験されている素晴らしい方々ばかりなので、学べるところをいっぱい吸収しながら頑張りたい」と意気込みを語った。

また、當真は「上白石萌音さんの舞台を見に行った際に『舞台をやるんです』とお話をしたら、『緊張もすると思うけど、その空気含めすごく楽しいから、ガチガチに固まらず、いろんなことを柔軟に受け止めて楽しんだらいいんじゃないかな』と言われた」ことが励みになったことを明かした。

クローディアスを演じる石黒は「人生は本当に分からないものだなと思います。まさか私がシェイクスピアの作品に出演することになるなんて思いもしませんでした。初めてのことだらけです。シェイクスピアも初めて。そして今日いらっしゃる俳優の皆さんとも初めて共演します。そして外国人の演出家と仕事をするのも初めてです。頑張りたいと思います」と今の心境を明かした。そして、『ハムレット』について「言葉の使い方が全く素晴らしいと思いますし、2026年世界が不穏の中で、『モメント・モリ(ラテン語)』死を想え、生を感じろという言葉がありますが、そういったことが底流に流れている作品であると思うし、そういったことを大事にしていきたいと思います」とコメントした。

さらに、石黒は柚香について「やっぱり宝塚を背負ってきたトップの方の雰囲気。オーラという言葉を軽々しく言わない方なんですけど、そういった雰囲気のある方だなと思いましたし、クローディアスがこの人(ガートルード)を嫁に妃にしたいと思う魅力に溢れている人だなと思いました」と称賛した。

そのガートルードを演じる柚香は「いつかストレートプレイに挑戦したいと夢に描いていたんですけど、まさかこんなに早くこの機会をいただけると思っていなかったので、お話を伺ったときは、『イエーイ』と思って、今もその延長でヒヤヒヤしているところです。本日皆様とお目にかかって、なんて幸せなことなんだろうと、私も全身全霊を使って頑張ることの喜びを、皆さんと一緒に舞台上で作っていきたい。個人的には卒業してから、鬼になってみたり、後に王になる女子高生になってみたり、常に剣を持って戦っていたのが、今回は同じ舞台でも雰囲気が変わって、背筋がピンと伸びるような舞台になりますので、引き締めて大役に挑みたいと思っております」と意気込みを語った。

公演概要は次のとおり。

東京公演:2026年5月9日(土) ~30日(土) 日生劇場 (主催:松竹・梅田芸術劇場)
大阪公演:6月5日(金) ~14日(日) SkyシアターMBS (主催:松竹・梅田芸術劇場)
愛知公演:6月20日(土)・21日(日) 名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)
(主催:メ~テレ・メ~テレ事業 共催:一般財団法人稲沢市文化振興財団)
チケット一般販売(全ての公演ともに)2026年2月28日(土) 10:00より