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2026年7月3日 11:39

市川團子「シシ神で宙乗りに注目を!」 中村壱太郎「時蔵兄さんとの女方同士の一騎打ちも見どころ!」 スーパー歌舞伎『もののけ姫』新橋演舞場にて7月3日開幕!

7月3日(金)~8月23日(日) に、東京・新橋演舞場にて上演されるスーパー歌舞伎『もののけ姫』の囲み取材と公開舞台稽古が7月2日(木) に行われ、囲み取材には、アシタカとシシ神を演じる市川團子、サンを演じる中村壱太郎、そしてエボシ御前を演じる中村時蔵が登壇した。

スーパー歌舞伎初演から40周年を迎える本年に上演されるのは「もののけ姫」。壮大なスペクタクルとダイナミックな演出で新たな輝きを放つ。スタジオジブリの宮﨑駿監督が原作・脚本・監督を手掛け、壮大な自然と人間の物語を描いた不朽の名作。アシタカとサン、タタラ場に生きる人々と森に棲む神々、それぞれの運命が絡みあい、人間と自然の壮絶な衝突と共生への願いを描き出す。

囲み取材では、團子が「今回は、祖父(二世市川猿翁)が生涯をかけて命がけで作り続けたスーパー歌舞伎、ジブリさんの代表作『もののけ姫』という2つの冠の中で新たな歌舞伎が作られます」と本作をアピール。そして「祖父が作ったスーパー歌舞伎という大きなものに向かって、舞台に立つ者はもちろん、スタッフの皆さん合わせて、スーパー歌舞伎という目標に向かって進んでいる、みんなで意見を出し合って進んでいるという印象を受けました。みんな熱量を持ってこの作品に取り組んでおります」と準備万端であることを強調。さらに「今回、宙乗りという演出がありますが、今回の宙乗りはアシタカの宙乗りではなく、シシ神で宙乗りをいたします。どのような場面で宙乗りがされるのか、どのような演出でされるのか、ご期待いただけたら」と見どころを披露。「いよいよ明日が初日、怖さとワクワク感もどちらもありますが、武者震いするような思い。歌舞伎ファンの方にも、ジブリファンの方にも、そして歌舞伎をこれまで見ていただいたことがない方にも、すべての方に楽しんでいただける作品となるように、皆一丸となって努めております。ぜひ劇場に足をお運びいただきましたら幸いです」と意気込みを語った。

続いて壱太郎は「サン(という役)は獣と少女という2つのテーマをもとに、稽古を積み重ねてまいりました。ずっと日々獣の気持ちで過ごしています。そして今もこの扮装をするとなかなか笑顔になれないです。私が唯一笑顔になれるのはとてつもなく可愛いヤックルを見たとき。そして、ぜひ注目していただきたい私のポイントは、サンのスっとした表情、獣のように激しく動くアクションです。舞台上でこんなに激しく動いたことはないんじゃないかというぐらい戦っておりますし、團子君とのたくさんの名ゼリフ、また戦うシーンでは時蔵お兄さんとの女方同士の一騎打ち」と役柄について語り、「東宝の『千と千尋の神隠し』に続いて、世界に羽ばたいていきたいと思っております」と意気込んだ。

そして、時蔵は「この偉大な作品に関われて非常に光栄に思っております。稽古が進むにつれ。 改めてこの作品のメッセージ性や偉大さをとても感じております。少しでも團子君と壱太郎君の力になれるように、また、エボシ御前という魅力的なキャラクターを魅力的に演じられるように努めてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします」とコメントした。

ここからは記者からの質問で、一番印象に残っているエピソードについて。

團子「演出の横内謙介さんが、どういう風にしようか迷ってらっしゃるところは、積極的に私たちに意見を聞いてくださいまして、質問があったときには必ず数名からこれはどうでしょうと意見が出てくるのがすごく印象的でした」

壱太郎「自分たちがこれまで培ってきた経験を元に、横内さんを筆頭にみんなが意見を出し合ってくれることで、今まで気づかなかった自分の発見ですとか、役の深掘りということができて、とてもいい現場だったなと思います」

時蔵「私は6月に歌舞伎座に出ておりまして、あまり稽古場には伺ってないですけれども、思い出深いことといえば、ヤックルの大きさ。稽古場に初めて見たとき、こんな大きいの?と。あとコダマがとっても可愛いので、そこをぜひ見ていただけたら」

衣装・扮装に対する感想。

團子「白塗りをするのが特長。本来アシタカもサンも、エボシは都の人なので、白塗りはごく自然なことかなと思います。とにかく錦絵のように美しい場面が続くという歌舞伎の理念で考えると、白塗りの方が綺麗。そこはリアルを追求するのではなく、デフォルメの表現として白塗りで我々勤めておりますけども、そこは一つ大きなポイントになるんじゃないかなと思います」

壱太郎「表の方は俊敏な感じでかっこいいと思います。後ろを向くと、尻尾が可愛い。お稽古が辛かったり、悲しくなったりしたときは、この尻尾で癒しをもらいながら稽古をしていました(笑)」

時蔵「歌舞伎の衣装はとても色彩も柄も非常に豪華ですので、それをふんだんに取り入れて、なおかつもののけ姫にとても近い形になっていると思いますし、アシタカの色味がとても好きです。舞台上でも映えていますし、一目見ただけでアシタカと分かるような色味がとても好きです。エボシもこの掛けは非常に気に入っております。エボシは紫色を多用しておりますが、紫は日本古来より非常に高貴な色でございますので、そういう意味も含めてとても気に入っております」

スーパー歌舞伎『もののけ姫』
◆日程: 2026年7月3日(金)~8月23日(日) 
◆会場: 東京・新橋演舞場 (〒104-0061 東京都中央区銀座6-18-2) 
◆公式HP: https://mononoke-kabuki.jp 
◆製作: 松竹株式会社

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