
舞台『キングダムⅡ-継承-』の開幕記念会見が8月10日(月) 東京建物Brillia HALLにて行われ、信役の三浦宏規、高野洸(Wキャスト)をはじめとする出演キャスト一同に加え、演出の山田和也が登壇した。
原作は、原泰久による大人気コミック『キングダム』(週刊ヤングジャンプ)。時は紀元前。苛烈な戦乱の中にある中国・春秋戦国時代を生きる戦災孤児の少年・信と、その玉座を追われ、のちの始皇帝となる若き秦王・嬴政(えいせい)―2人の少年が時代の荒波にもまれながらも、友との約束のために、そして己の夢のために史上初の中華統一を目指す。
8月9日に三浦宏規の出演により初日を迎えた本作の開幕記念会見は、高野洸の初日となる10日昼公演のカーテンコール直後、ステージ上で開始。そのまま出演メンバーが一堂に会し、そこに信役の三浦宏規、趙国総大将・龐煖(ほうけん)役として13日に初日を迎える章平が会見に加わった。

会見では初めに、初日を迎えての率直な気持ちを各人が述べた。信役の三浦は「客席から観ていても、舞台上で出ていても、本当に舞台を志して本当に良かったと思えるほど素敵な瞬間にたくさん立ち会えているのがこの公演です。最後まで怪我なく全員で駆け抜けられるよう頑張りたい」と舞台への意気込みを語った。

そして、初日を無事に終えた信役の高野は「とても貴重な機会をいただき、とても気持ちよくて・・・」とホッとした様子で「一公演一公演をかみしめて最後まで演じていきたいなと思います。今回はいろんなものをたくさんもらって演じられるので、とても幸せです」と観客の拍手に喜びをかみしめていた。
原作屈指の人気キャラクターであり、舞台版では本作初登場となる羌瘣(きょうかい)役の山本千尋は「昨日初日を迎え、とても緊張したんですけれども、今日は洸くんの初日を迎えて、2日目なのにさらに緊張しました。それだけ客席の緊張感も伝わってきました。10月までありますけれども、最後までこの緊張感を途絶えさせないように頑張りたいと思います」と意気込んだ。


王騎役の山口祐一郎は「本日は皆様と夢のようなひとときを共に過ごすことができて、思い残すことはもうありません」、そして王騎の因縁の相手・龐煖(ほうけん)役の東啓介は「無事に初日を迎えられ、本当に嬉しく思っています。千穐楽まで成長していけるよう精進してまいります」とコメント。
同じく龐煖役の章平(東啓介とWキャスト)は「(自身の出演は13日のため)初日は終わっておりませんので・・・。スタッフみんなと初日の公演を観劇させていただき、本当に熱いこのカンパニー、10月まで応援よろしくお願いいたします」と緊張気味。
王騎軍副官・騰(とう)役の石川禅は「いろんな意味で思考能力が0になっております。こんなに殺陣をやらせていただけると思っておりませんでした。稽古場から楽しく一丸となってやっておりますので、一声も欠かさず、怪我もせず、病もせずに、最後までこの楽しい楽しい苦しい苦しい公演をお客様と一緒に楽しめればと思います」と会場を沸かせた。
会見では、原作者の原泰久が初日舞台を観劇したことが明かされ、三浦が原泰久のメッセージを読み上げた。「待ちに待った舞台『キングダムⅡ-継承-』を観劇させていただきました。(キングダム)Iに引き続き、再び想像を超える大作でした。笑いあり、涙あり、アクションの高揚ありで大満足でした。 とにかく皆さんかっこいい。そして3回涙を流しました。山口さんの王騎からの三浦さん、高野さんの信への継承は舞台史に残るシーンだと思います。そして今回は山本さんの羌瘣が参戦。中国武術の達人の山本さんの剣舞も大いなる見どころです。セットも美術も音楽も素晴らしく、最高の舞台でした。将軍の目で見る景色は圧巻です。本当に一人でも多くの方に観劇していただきたく思います。演者の皆様の怪我等、気をつけつつ、千穐楽まで熱く駆け抜けられますようにご武運を祈ります。 原泰久」。
終演後に原作者と会話したという山口は「あんなに長く原作者の方とお話したことは、未だかつてないこと。一つひとつ本当に素敵な言葉をいただきました。原先生の世界にみんなで生きていられることを心から感謝しております。原先生ありがとうございます」と感激していた。


改めて、お客様を前にして本番を終えた感想を問われ、髙野は「(終演)ほやほやなのに・・・。やっぱりほんと楽しみ。本番を観て素晴らしい作品だと思ったからこそ、一公演一公演が楽しみで、これから公演数も限りがあるので、一公演を大事にしていきたいと思いました」、そして三浦は「僕も、観ていただくのがすごく楽しみでした。稽古中から早くこの舞台を観ていただきたいと思っていたので、すごく高揚感がありました」と感想を述べ、「客席を何度も通ってびっくりされたかと思いますけど、その時が一番緊張したかも。『行くぞ!』と言いながら、お客様のところを全速力で駆けるって、あまりないこと。でも絶対に危ないことになってはいけないので、神経をすり減らしながら『行くぞ!』と。そういう緊張感もお楽しみいただけたらいいかなと思います」と呼びかけた。
さらに、三浦が「禅さんが矛を振り回され、最終稽古の日に殺陣の追加があっても全然平気そう」と石川禅の運動量を話題に。石川は「楽しいですよ。もう十何年ぶりかな。あの刀を鞘に収める役はあまりいないのね。大体バーンと倒されてそのまま死ぬ。だから(刀を)収めなきゃいけない役」と胸を張った。


王騎と信の名シーンについて、三浦は「ゾクゾクするんです」と回想。「形容し難いんですけど、上に上がったりするのが、舞台人として初めて。ジェットコースターぐらい上がったことないという不思議な感覚。(さらに)後ろから降ってくる王騎将軍の言葉があまりにも深くて、背中に電流が走ったぐらいの感覚があるんです。これはここでしか経験できない貴重な経験をさせていただいていると思います」と強調した。
会見の最後には、髙野が「自分もしっかり演じ切って、たくさんの方にこの素敵な作品を届けられるよう、最後まで頑張っていきますので、最後まで応援よろしくお願いします」と呼びかけ、さらに三浦は「本日は観劇誠にありがとうございました。 私は今日の夜公演に出演しますが、全日程無事に終えられるようにしたいなと思いますし、私は初日公演で、ボーッとしてしまって、カーテンコールで『キングダム!』って(客席に)呼びかけなきゃいけないところをすっかり失念してしまいました。今日(昼公演では)洸さんが代わりにやってくれて、ありがとうございました。静かにご唱和ください。『キングダム!』」と締めくくった。
舞台『キングダムⅡ-継承-』
東京公演:2026年8月9日(日) ~9月13日(日) 東京建物Brillia HALL
大阪公演:9月21日(月)~29日(火) 新歌舞伎座
福岡公演:10月6日(火)~13日(火) 博多座
ゲネプロオフィシャル写真 ©原泰久/集英社・東宝








