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2026年5月7日 12:30

【後編】石田亜佑美×梅澤裕介×多和田任益インタビュー 梅棒21st STAGE『ラヴ・オール!!』 推し活は楽しい!

――ここからは、まだ「梅棒」をご覧になってない方に、「梅棒」の魅力とは、というのをお伝えするとしたら、というテーマでうかがえればと思います。

梅澤:「梅棒」は、あんまり何も考えないで観ていられるというか、何だろうこれ、どういう話なんだろうなって考えるというよりは、ただただ座っているだけで分かる、ライドするっていうか、気軽にそういう感じで観てもらえるので、アトラクション的な感じで楽しめるのが売りであり、面白いところだと思うんですよね。一回乗ってみて欲しいなというのは思います。

――「ライドする」というのはとてもわかりますね。

梅澤:音楽に合わせて動いていく中で、ハッキリとセリフで展開していくわけじゃないから、“きっとこの人はこういうことを言ってるんだろうな”っていう気持ちが観てて自然と湧いてくるんですよね。だからこそ、観る人によって実は感じている物語が違うと思うんです。観た人だけの物語があるので、そういうのを楽しんでもらいたいですし、一緒に観た友達と、観終わった後に話すのもすごく面白いと思います。
本当に幕が開けるまで「梅棒」メンバーでもこの作品がどういう作品かっていうのを知らないんですよ。そのときのお客さんの反応で全然変わるから。だからもう、一緒に宝箱開けますよ、みたいな感じかなと思いますね。

石田:個性的な人ばかりなので、絶対に推しができるというのが魅力だと思います。「梅棒」さんを観に行くと、毎回推しができて帰るんです。だからこそ、「梅棒」さんは毎回1回じゃ足りないって思うんですよね。今回の作品はあの人から目が離せなかった、みたいな推しができるんですけど、その前回推しになった方を次の作品でも目で追いたいって思うのですが、その作品でもまた新しい推しができてしまうので、どうしても1回じゃ足りないんですよね(笑)。

――何度も観る楽しさがある。

石田:メインのストーリーがセンターで進んでいたとして、例えば右側の奥の人たちも細かくずっと何かやってるんです。そこにあんまり光が当たってなかったとしても、やっててくれるからこっちも気を抜く暇がないぐらい観てしまうんですよね。だから、ストーリーそっちのけで、そっちを目で追っちゃったりとかもするんです。その細かさ、一人一人の個性を見逃せない細かさが魅力です。

多和田:僕も「梅棒」を観て“すっげー!”ってなって、“出たい!”ってなって、入っていったので、すごく石田さんの気持ちわかります。出身おんなじだから(笑)。

石田:「梅棒」好きという出身(笑)。

多和田:僕も観たときに、もう1回観たい、ってなったんですけど、当時チケットが取れなくて。

石田:そうなんですよ。

多和田:知ってたら最初から2回取ったのに、みたいな(笑)。なので、ぜひ、何度か観られるようにしていただいたほうがいいかなって思います(笑)。

――「梅棒」を推す側も推される側も体験している多和田さんが思う「梅棒」の魅力は?

多和田:シンプルに劇場で体感してほしいです。体感することでより「梅棒」の魅力が伝わると思うんです。ノンバーバルってどういうこと?踊りでストーリーを伝える?とかいろいろ説明することはできるけど、とにかく生で体感してもらえればという感じですね。
きっとダンスはテレビの歌番組なんかでも触れる機会は多いと思うんですけど、またそういうアーティストさんの踊りとは違う、感情が見えるというか、この人たちがどういう気持ちになったからこういう踊りをしているんだな、というのがどんどん積み重なって、一つのシーンになっていく。これが繋がって起承転結になって2時間弱の物語になっていくので、本当に何も考えずに観に来てほしいです。僕たちも自然とストーリーをわかるように意識して作っていますし、その上のプラスとして笑えたり、楽しんでいただけるように頑張っているので、ぜひ舞台をあまり観たことない人、馴染みがない人にもおすすめしたいのが「梅棒」だなって思います。

――予習とかなく来て、楽しめる舞台ですよね。ただ、前回取材させていただいたときにうかがったのは、稽古の段階では皆さん話し合いや試行錯誤があって大変だということで、そのあたりは。

梅澤:それはあります。基本的に終わったら何が大変だったかは忘れていますが(笑)。

――今回もきっとそういうことがあるかもしれない。

多和田:その時々によって、作品によって波はあるんですけど、それを経てこそ「梅棒」だなというふうに僕も加入して思ったので、そういううねりが大変なこともあるんですけど、これがあるから、よくなるんだなというのは思いますね。

――そこに対しては石田さんは楽しみと、若干の不安と?

石田:いや、超楽しみです(笑)。そういうちょっとうまくいってないのかな?今、みたいな時間もファンすぎて楽しみです(笑)。 「なるほどなるほど、こういうことでぶつかるのかぁ」とか見させていただこう、と(笑)。

梅澤:ドキュメンタリー見れて嬉しいみたいな(笑)。

石田:そういうところもあります(笑)。

――ところで、今作はアイドルがテーマのひとつになりますが、最近のみなさんにとっての気になる「推し」、アイドルは何か、というのを最後にうかがえればと思います。

多和田:なんだろう…一つあるとしたら、今まであまりインスタを開く習慣がなかったんですけど、最近ちょこちょこ開くようになってきて、見ると、犬の動画ばっかり流れてくるんです(笑)。

石田:最高!

多和田:柴犬がずっと喋ってるやつとか、そういうのがめっちゃ好きですねー。それをいつもだいたい寝る前とかお風呂上がってから見たり、それを見て癒されてから寝るとかいう感じで過ごしてます。

梅澤:俺も最近猫動画見たけど、この後だと言いづらいな(笑)。

多和田:いや、いいじゃないですか。猫動画ですか?

梅澤:でも、俺が見てるのは猫だけじゃなく尊い生き物みたいな感じの動画(笑)。馬も出てきたり、アヒルが出てきたりするやつ。初めてかも、そういう動物ものみたいのを見るようになったのは。

多和田:でもわかる。僕も犬メインで見るんですけど、 普段全く見てない猫とかフクロウの動画とか、どんどん見るようになっちゃってますね(笑)。気持ちわかります。

梅澤:でもやっぱり猫、かわいいな。

多和田:「梅棒」の中でも犬派と猫派でけっこうメンバー分かれるんですよね。

石田:そうなんですか。

――このご夫妻は(※梅澤さん多和田さんは夫婦役)犬と猫で分かれる。

梅澤:実は気が合わないですね(笑)。

石田:私はどっちに入ろう(笑)。今回は猫派かな(笑)?

――では、石田さんの最近の気になる「推し」は?

石田:親戚の子供たちが多くてめちゃくちゃかわいいんです。その中に小学校1年生になる子もいて、その子に「小学校楽しみ?」って聞いたら、「でも先生怖いかもしれないし」みたいな感じで不安がってたんです。でも、「あなたは”ありがとう”がちゃんと言える子だから大丈夫だよ」って言ったらハグしてくれたんです。超かわいいんですよね。喋れるし愛情表現もしてくれるし、フォルダも親戚の子供写真でいっぱいです(笑)。

多和田:かわいすぎる。

梅澤:聞いてて、推し活ってアクティブなんだなって思いますね。俺ちょっと「かわいいな」ぐらいの感じなんで。昔、オタクって、公言することが憚られるみたいなところもあったかなと思うんす。でも、今は逆。オタクは逆にもう上級者みたいな、レベル高い人のほうが偉い、みたいのがあるから、下手に「推し」あります、なんて言えないですよね。

多和田:いや、梅さん!好きなものは「好き」って言っていいんですよ。

石田:そうです!

梅澤:それはわかるけど…。

多和田:「好き」に大きいも小さいもないんです。推していきましょ(笑)!これきっかけで猫カフェとか行くぐらいになるかもしれないですよ?

梅澤:正直、もうチラチラ見てるけどね(笑)。

多和田:もう開きかけてるじゃないですか(笑)。どんどん推していきましょー。

梅棒 21st STAGE『ラヴ・オール!!』
東京 2026年5月29日(金)~6月14日(日)
    会場:シアターH
大阪 2026年6月19日(金)~6月21日(日)
    会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホー
愛知 2026年6月27日(土)~6月28日(日)
    会場:東海市芸術劇場
公式サイト http://umebou21st.dynamize.net/
梅棒オフィシャルサイト https://www.umebou.com/

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取材 文・田部井徹 写真・有田純也

 

 

 

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