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2026年5月26日 18:15

【後編】伊藤健太郎&寛一郎インタビュー ドラマイズム『100日後に別れる僕と彼』で紡ぐあるカップルの「丁寧に描かれた共感しやすい物語」

伊藤健太郎            寛一郎

――今回は元恋人同士という役柄ですが、撮影を通してお互いの印象に変化はありましたか?

寛一郎:どうなの、教えて?

伊藤:最初は寡黙な人なのかなと思っていましたが、すごくふざけるし、陽の部分も多く持っているなと。すごく演じやすかったですし、ありがたかったですし、救われたところもたくさんありました。一緒に居やすいんですよ、どこか地元のツレのような感覚があって(笑)。それからすごく頭が良い人だなと思います。

寛一郎:間違いなく寡黙ではある(笑)。

伊藤:あはは(笑)。

寛一郎:健太郎の最初の印象は、声が小さい(笑)。

伊藤:寝起きだったときね。

寛一郎:それで、とっつきにくい人なのかなと。人は、外に見せるキャラと気心知った人に見せるキャラで違うじゃないですか。僕自身も外では寡黙に見せていますが(笑)、内弁慶でもあるんです。なので、彼もきっとそうなんだろうなと思って、早く気にせず話せる仲になりたいと思っていたら、自然とそうなっていました。それから、彼は、ゲラなんですよ。何か言ったらすぐ笑ってくれるので、うれしくなっちゃって(笑)。主演としてドンと構えてくれていたので、僕はふざけることができたのだと思います。僕も同じように地元のツレのようでもありましたし、俳優としてのリスペクトもある。すごく良い塩梅だったのではないかと思います。

――撮影で印象に残っているシーンや苦労したシーンは?

伊藤:苦労したというのはあまりなかったですね。印象に残っているシーンは…何だろう?

寛一郎:これ、答えるのが難しいんですよ。というのも、樹と佑馬が楽しそうにしているシーンは全て過去なんです。この100日間は何かしら彼らの中で心の動きがあるシーンばかりなので。でも、最後の江ノ島のシーンは、お互いが向き合って話すシーンで、そこはすごく印象に残っていますね。

伊藤:ああ! そうだ、そのシーンは確かにそうだね。佑馬がいろいろなことを考えて、成長した姿が見られますし、すごく切ない場面でもあります。だから、僕もすごく印象に残っています。もちろん印象に残っているシーンはほかにもたくさんありますよ。例えば、山田のラブストーリー(笑)。

寛一郎:サラーッと描かれるよね。

伊藤:サラーッとしているけど、山田のラブストーリーがどうなっているのかも気になります(笑)。僕が出ていないシーンもあるので、出来上がりが楽しみです。

――佑馬は、「同性愛者への理解を深めたい」という思いが行動の理由の一つになっていると思います。そこで、それにちなんで、お二人がお仕事を選ぶ上で、大切にしている考え方はありますか?

伊藤:お仕事をする上では、「楽しく」です(笑)。僕は、人生の大きなテーマとして「とにかく楽しく」を掲げているんです。それはただゲラゲラ笑っているということではなく、やりたい仕事ではないときや体力的にしんどいときも、心は楽しくいたいということです。きつくても、「楽しい」を作ろうと思えば作れるものなので、例え小さなことでも、楽しい、幸せとして自分の中で消化することを意識しています。そうすることで、パフォーマンスもよくなると思います。嫌々仕事をしている人よりも、楽しそうに仕事をしている人を見る方が気持ち良いですよね。僕も、楽しそうな人たちを素敵だなと思うので。でも、今となってみれば、無理して楽しくしているということはないんですよ。基本的にどんなことも楽しく思えています。

――嫌だな、疲れたなというときの切り替え方法はあるのですか?

伊藤:もちろん、そうした気持ちになるときはありますが、それは人に見せるものではないと思うので、勝手にどこかで消化しているのだと思います。どこかは、自分でも分からないですが、知らない間に消化できているんです。

――寛一郎さんの信念は?

寛一郎:そこに「きちんといる」ということです。僕は役者なので、いわゆる芸能界とか芸能人といった言葉があまり好きじゃなくて。自分はそうではないと思っているので、普通に恋愛もするし、人間としてみんながしていることはできる環境でいたいと思います。だから、普通に散歩して、寝て、起きて、ご飯を食べて、友達と遊んで、デートして、飲みに行って。普通に生きることを大事にしています。

ドラマイズム『100日後に別れる僕と彼』

https://www.mbs.jp/100kare/

©「100日後に別れる僕と彼」製作委員会・MBS

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伊藤健太郎●衣裳
ブルゾン¥101,200
TAGLIATORE/トレメッツォ
ニット¥47,300
JOHN SMEDLEY/リーミルズ&カンパニー
その他スタイリスト私物
・お問合せ先
トレメッツォ
03-5464-1158
リーミルズ&カンパニー
03-5784-1238
スタイリスト:佐々木悠介/ヘアメイク:西岡達也(Leinwand)

寛一郎●衣裳
ジャケット ¥121,000(マーカウエア/MARKAWARE)
パンツ ¥39,600(リバーバレイト/REVERBERATE)
シューズ ¥134,200(フラテッリ ジャコメッティ/F.LLI Giacometti)
その他スタイリスト私物
スタイリスト:石井大(Dai Ishii)/ヘアメイク:Toshihiko Shingu (VRAI)

取材 文:嶋田真己  撮影:有田純也

 

 

 

 

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