【前編】金子昇インタビュー! 藤山直美主演『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』 舞台は毎日毎日違うものが生まれるんです

2021/5/11 12:00

取材:記事・RanRanEntertainment/写真・オフィシャル

藤山直美主演『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』が、2021年7月3日(土)~26日(月)に新橋演舞場で上演される。上方落語の爆笑王・桂春団治とその姉のおあきがぶつかり合いながらも二人三脚で芸の世界へ進んでいく姿を描く。おあきを藤山直美が、春団治を西川忠志が演じる。西川きよしが春団治の父役で出演し、西川忠志と親子共演を果たす。巡査・サーベル役の金子昇に公演にかける思いと藤山直美とのエピソードを聞いた。


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――ご出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?


この一年間の中で一番嬉しいお話でした。このお話を頂いてから、それだけでもすごく幸せな気持ちになっていたのですが、今年に入って7月、新橋演舞場さんで決定したと聞いた時には、純粋に嬉しかったです。気が許せない状況ではあるのですが、どうにか、これを成功させたいなという思いで今はいっぱいです。また藤山直美さんとご一緒にできるというのが本当に嬉しかったです。


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――藤山直美さんとはすでに共演されたことがあるのですね?


今回で2回目です。4年ぐらい前に明治座さんと博多座さんで『おたふく物語』で共演させていただいたのが初めてです。

――その後、交流されていたのでしょうか?

それが、できなかったんです。『おたふく物語』が終わった直後に直美さんがご病気をされ、それから直美さんのお芝居に出ている戸田都康さんに、直美さんが元気にされているのか、近況をお聞きしていました。戸田さんとも今回ご一緒できるので楽しみにしています。


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――今回は、藤山直美さん、そして西川きよしさん、忠志さんの親子共演、田村亮さん、とのご共演ですが、この顔ぶれをご覧になっていかがですか?

意外にも、ほとんどの方が初めてなんです。なかなか最近そういう現場はないのですが、若い2.5次元系などの若いメンバーのところに参加する時にはもちろん初めての方ばかりなのですが、僕が一番最年少に近いポジションの演目に参加するときには、ご一緒させていただいたことがある方がほとんどという事が多いのですが、今回は直美さんと戸田さん以外は初めての方々ばかりで新鮮です。新人の時を思い出しながら、稽古場にいるんだろうなぁと思うだけでワクワクしています。

 ――今日(製作発表会見当日)が初顔合わせだったのですね?

そうです。今日、控室にいる間にすっーと馴染みました(笑)。早かったです。


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――今回のお役についてお聞かせいただけますか?


藤山直美さんご出演舞台ということで、人情喜劇だろう思っていたのですが、僕の役はどのような役かをお聞きしたら、「サーベルです」ということだけだったのです(笑)。「サーベル?外国人かな?直美さん、ミュージカルでもやるのかな?」と思ってしましましたが、直美さんがなさるなら、ミュージカルでもどんなお芝居でも楽しいので期待が膨らみました。

サーベルというニックネームの警官の役で、なお且つ、まだ準備稿なので変更があるかもしれませんが、直美さんに一目惚れをする役で、春団治とおあきを見守る同じ町の仲間で、家族ではないですけれど、家族のような人物です。

――サーベルはどのように演じようと考えていらっしゃいますか?

兄弟ではないけれど、兄弟のように接する人物としていれたらいいなと思っています。二人を見守りながら、お節介焼きの同じ町内のお兄ちゃんという風に作っていけたらと思っています。おあきが好きだから、その兄弟も好きで、一緒に泣き笑いしながら生活していく警官を演じたいと思います。

――サーベルが、おあきに一目惚れするということについては、もうイメージされていますか?

僕は、直美さんのファンなので、前回ご一緒した時にも、直美さんがお客さまに向けてスピーチされるのをずっと拝見していました。お芝居もパワフルですが、スピーチもとてもパワフルなんです。今回の製作発表でも面白いことをおっしゃるだろうなと思っていたら、しっとりとお話しされていて、思わず涙がでてきました。


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――特別に準備しなくても大丈夫そうなのですね?


お客さまに僕のキュンキュンした、漫画ではないですけれどわかりやすく頭の上にハートマークがボワンと出ているような思いが伝えられるアイディアが、稽古中に出てきたらいいなと思っています。

――藤山直美さんのことは、前回ご一緒されて好きになったのですか?

前から、素敵な役者さんだなぁと思っていたのですが、ご一緒させていただいてよりその素敵さがわかりました。稽古場にいる時には、常に苦しいとおっしゃっていたのですが、その苦しさを目の前にして感じ取りながら稽古をやらせていただいていると、「頑張りなさいよ」と言われなくても頑張ろうと思わせてくれる姿がそこにあるんです。稽古前から好きだったのですが、その姿を見てより好きになりました。会うたびに好きになっていますね。


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後編に続く~


『おあきと春団治~お姉ちゃんにまかしとき~』
日程:2021年7月3日(土)~7月26日(月)新橋演舞場

脚本:寺田夢酔
演出:筒井庸助
出演:藤山直美 西川忠志 金子昇 いま寛大 大津嶺子 田村亮 西川きよし(特別出演)
製作:松竹
公式サイト
東京公演 https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/2107_enbujyo/

 

 

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