【前編】三谷幸喜ミュージカル『日本の歴史』再演! 秋元才加インタビュー「コロナ禍を経験して、偉人たちの言葉が初演とは違った意味に聞こえてくるんです。」

2021/6/21 17:00

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

2018年に中井貴一、香取慎吾らが出演し話題となった三谷幸喜 作・演出ミュージカル『日本の歴史』が2021年7月6日(火)から再演される。卑弥呼の時代から太平洋戦争までの約1700年に亘る日本の歴史を、テキサスに住む家族の歴史と重ね合わせながら描く、唯一無二の歴史ミュージカル。中井貴一、香取慎吾、新納慎也、瀬戸康史、シルビア・グラブ、 宮澤エマ、 秋元才加の7名が、荻野清子の音楽に乗せて歴史上の偉人から、市井の人々まで60人以上の登場人物を演じる。初演から引き続き出演の秋元才加に本作の見どころと初演時のエピソードを聞いた。

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――再演が決まって、お気持ちはいかがですか?


初演が終わってすぐに、再演があるかもしれないというお話をいただいていたので、心積もりはしていました。初演の際もすごく遣り甲斐と、皆さんに『日本の歴史』という作品を届けられる喜びを感じていたので、今は、ほんとに再演するんだという嬉しさと同時に緊張感も大きくなっているところです。初演から約3年経って、私たちも変わっているでしょうし、新しいキャストの瀬戸(康史)さんも加わって、今度はどんな「日本の歴史」になるのか、すごく楽しみです。

――初演の時のことをお伺いしたいのですが、この作品はキャスト7名で、登場人物が60名以上、秋元さんもたくさんの人物を演じて大変だったのではと想像しますが?

私は有名な歴史上の人物はそんなに演じていないのですが、いろいろなキャラクターを演じさせていただきました。地味といったら怒られてしまうのかもしれませんが、縁の下の力持ちみたいな役割になれたらいいなと思っていました。

 

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――縁の下の力持ちですか?


有名な偉人を演じていないので、「秋元、地味だったね」と思う方がいらっしゃったかもしれないんですけど、私が今回も演じる「先生」という役は『日本の歴史』の狂言回し的な役割なんです。本当に遣り甲斐のある役をいただいたなと思っています。初演のときも、どれだけ多くの歴史上の偉人やキャラクターを引き立たせるか、司会進行のような気持ちで舞台に立っていたので、ずっと緊張していたんです。この大変さを分かって欲しい気持ちと、大変そうに見えない方がかっこいいのかなという気持ちと(笑)、揺れてました。

――三谷幸喜さんの演出はいかがでしたか?印象に残っていることはありますか?

やはり先生役ではすごく細かい指示をいただきました。例えば「40代ぐらいで、生徒のみんなに好かれてなくて、ちょっとトゲトゲしていて意地悪さが滲み出ているような先生でお願いします」と言われて、“えーっ!そんなの、どうやって演じたらいいの!?”となりました(笑)。稽古の最初の段階で、先生像を探すのにものすごく苦労していたときに、三谷さんが「先生が、ニワトリみたいな感じになったらどうなります?」とかかなりの難題を言ってこられるんですよ。もちろんめげずに挑戦してはみるのですが、大喜利みたいな感じでしたね(笑)。私は、あまり無茶ぶりが得意な方ではないので、“あぁ、今日もあの無茶ぶりにこたえられるのかなあ”と稽古場までの足取りが重い日もありました。

――でも、前回は稽古場で、秋元さんも台本にないことを仕掛けたとおっしゃっていましたが?

そんなこと言ってました?

――初演の時のパンフレットで拝見しました。

そんな偉そうなことを言ってたんですね(笑)。そうですね。先生の部分は皆さんの登場までの段どりの調整というか、けっこう急にやることが増えたり削られたりがあったんです。時間をつなぐために、「ここは自由にやってみてください」とか、「ここで急にスキップして」とか、一発芸みたいなことにトライして、でも、あっさりと「それ面白くないです」と言われて凹んだりして(笑)。今回も、何が起こるかと思うと少しこわいですね。

 

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――再演を前にしたお気持ちは?


はい。やはり成長した姿をお見せしたいですね。初演で大変だった「先生」役については、あれから自分も少し年齢も重ねた分、自分の中で、年相応というか、また違ったアプローチもできるのかなと思っています。同じ役を演じても自ずと変わってくると思うんです。自分がどういう風にお芝居をして、感じ方が同じところや違うところもあると思いますが、また新たな発見ができるのも楽しみです。

――今回は6名が初演から引き続きのご出演で、瀬戸康史さんが新たに加わりますが、瀬戸さんとは初共演ですか?

そうですね。初めましてです。瀬戸さんが加わることによって、年齢もぐっと若くなりますし、また違った作品になるんじゃないかとすごく楽しみですね。

――今回、脚本で変えた部分はあるのでしょうか?

大部分は同じですが、出演者も代わるので、三谷さんのことだから稽古をやりながら変えてくるかもしれないですね。

――まさか配役が変わるようなことはないですよね?

それはないと思います、今のところは。急に言われる可能性もあったりして(笑)。

 

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――荻野清子さんによる印象的な楽曲が数々あります。秋元さんがお好きな楽曲は?


初演の時から、自分が一緒に舞台に立たせていただきながら励まされていた楽曲・・・いっぱいありますねぇ。『オブライエンソング』、なんとかなるさなんとなく♪っていう曲や、シルビア(グラブ)さんと香取(慎吾)さんが歌って、私もコーラスで入っている『人生で大事なこと』もエンタメに携わる者としてものすごく響きました。中井(貴一)さんが演じる田代栄助が最後に「苦しくても笑って泣いて生きていくしかないんだよ」と歌うあの曲を聴くと絶対泣いちゃうんです。

――初演では、中井貴一さんは初ミュージカルで「必死になっていた」と当時語っていらっしゃいましたが、共演者の皆さんについて印象に残っていることはありますか?

一人一人の個性が違うこの7人の中に入れていただいただけでも、本当に光栄なことだと今も思っています。中でも中井さんが、いい意味で「あ、普通の人だった」って思いました(笑)。すごい人だ!と思っていたので、緊張していたんですが、とっても可愛いというか(笑)。稽古初日に「疲れたら、疲れたって言おう」と(中井さんが)急に言い出して(笑)、中井さんの心遣いだと思うんですけど、弱音というかみんなが思っていても言えないことをご自分からおっしゃったりして。ほんとにすごく温かな方で、いろいろと勉強させていただきました。

 

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後編~

シス・カンパニー公演『日本の歴史』
【東京公演】2021年7月6日(火)~7月18日(日)新国立劇場 中劇場
【大阪公演】2021年7月23日(金・祝)~7月30日(金)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
作・演出:三谷幸喜
音楽:荻野清子
出演:中井貴一 香取慎吾 新納慎也 瀬戸康史/シルビア・グラブ 宮澤エマ 秋元才加
演奏:荻野清子(ピアノ・ピアニカ) 阿部寛(ギター・バンジョー・マンドリン・ウクレレ) 古本大志(チューバ・ベース) 萱谷亮一(ドラム・パーカッション)
プロデューサー:北村明子
企画・製作:シス・カンパニー
公式サイト https://www.siscompany.com/mitanisaien/

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