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2021年6月26日 17:00

【前編】恒松祐里インタビュー! 『全裸監督 シーズン2』&『おかえりモネ』真逆な作品で見せた2つの顔

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

女優の恒松祐里がヒロイン役を務めるNetflix『全裸監督 シーズン2』が6月24日(木)から全世界配信がスタートする。同作は、山田孝之が業界の風雲児・村西とおるを演じ、一大旋風を巻き起こした『全裸監督』の続編。恒松は、村西と運命的な出会いを果たす乃木真梨子を演じる。さらに、NHKの連続ドラマ小説『おかえりモネ』には、清原果耶が演じる主人公・永浦百音の幼なじみ・野村明日美役で出演中。7月5日(月)には、ファースト写真集「月刊 恒松祐里 優」を発売するなど、破竹の勢いで活躍中だ。恒松にそれぞれのドラマでの役作りや写真集の見どころを聞いた。

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――『全裸監督』の出演を決める前に、シーズン1をご覧になったそうですが、どんなところに魅力を感じましたか?

 皆さんの熱量のある芝居が後半にいくにつれてどんどんヒートアップしていく様が、素晴らしくて、稀有な作品だと思いました。続きを観たいという気持ちにさせてくれるんです。特に最終話近くの(トシを演じる)満島(真之介)さんのお芝居に感動して、心を揺さぶられました。

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――乃木真梨子役は、恒松さんにとって挑戦でもある役柄だったと思いますが、出演を決められた時の素直なお気持ちを聞かせて下さい。

オファーをいただいたときは、とにかく驚きました。どの作品を観てオファーしてくださったのか、どうして私だったのか、全く分からなくて、とにかくびっくりでした。シーズン1を観て作品の力強さを感じましたし、シーズン2の仮台本をいただいて読んでいく中で、乃木の役は、私の持っている性格を活かせる役どころになっているのかなと感じて、最初の「どうして私に?」という疑問はなくなりました。

ですが、やはり出演するまでには、ラブシーンがあるということもあってたくさん悩みました。最初は両親に相談したのですが、芸術が好きだということもあって「いいんじゃない」とすぐに肯定してくれました。特に父はシーズン1のファンでもあったので、すごく応援してくれて、背中を押してくれていました。それでも、いつか旦那さんができて新しい家族ができたときに、私がこの作品に出演したことで大切な人を傷つけてしまうのではないかという不安も感じていて…本当に悩みました。

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――悩みながらも、出演しようと決断したのはどういった思いからだったのでしょうか?

今、コロナ禍で舞台公演が中止になってしまったりしていて、いつ自分の好きな仕事ができなくなるか分からない状況です。そういう中で、素敵な作品に巡り会えて、やりたいと思う役があるのに出演しないのはすごく後悔しそうだと強く感じて、後悔したくないと思ってオファーを受けました。

――では、演じる上では、どんなところを意識しましたか?

実在する人物ではありますが、ドラマはあくまでもフィクションなので、どこまで実在する乃木さんに近づければいいのかというのは悩みどころでした。撮影前の早い段階でスタッフの皆さんが、乃木さんの映像資料やインタビュー記事を用意してくださっていたので、話し方などは乃木さんを意識しました。台本を頂いて役作りをして、要所要所でエッセンスとして映像資料などで私が感じた乃木真梨子像を入れていくという作業をしました。

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――演じられた乃木真梨子という人物に対して、共感するところはありましたか?

これだと思うものに対して突き進む力を持っている姿に共感しました。何か運命的なものを感じて、本能に従って美容部員からダイヤモンド映像に入って、新たな一歩を踏み出しますが、私も本能的に感じたものに向かって突き進む性格なので、そこは似ているところかもしれません。

――本作への出演を経て、ご自身の中で成長を感じている部分や新たな一面を発見したということはありますか?

どの役を演じる時も私の中にあるものを肥大化させて、役に投影してお芝居をしているので、何か新たな一面を見つけたというよりは、もともと私の中にあったものによってお芝居をしているとは思います。ですが、半年以上をかけて素敵なキャストの皆さんと撮影をする中で、また自分に対して少し自信がついたように思います。

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――撮影現場は、どんな雰囲気だったんですか?

私たちシーズン2から出ている新たなメンバーもすんなりと仲間に入れてくださり、すごく仲良くさせていただきました。私自身は、一歩離れている立ち位置の役柄だったので、少し距離を置きながら接していたかもしれませんが、とてもいい空気の現場でした。

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――劇中では、ストリップシーンでの恒松さんの踊りが美しく印象的でした。バレエを習っていらしたのですか?

はい、4歳から14歳までやっていたので人より体が柔らかいんです。ストリップ練習の時に、先生の前で柔軟をしていたら、先生から「こんなに柔らかいんだったら、この技ができるよ」と言っていただいて、元の振り付けから変えてくださって、私の体の柔軟性を引き立たせてくれる振り付けにしてくださいました。

――ストリップシーンはぜひ注目してもらいたいですね! では、恒松さんから改めて『全裸監督 シーズン2』の見どころを教えてください。

村西とおるは山あり谷ありの人生を送られていますが、シーズン1ではその村西の“山”の部分をジェットコースターのように観ることができたと思います。シーズン2は、その“山”が一気に崩れ落ちて、“谷”が描かれています。“谷”のどん底で1人になってしまっても、それでも寄り添い続けた女性を私が演じている乃木真理子という女性です。最終話で村西と乃木が偶然出会って、それまでは監督と女優として会話をしていたものが、初めて男性と女性として対話するシーンが登場しますが、私はそのシーンが大好きです。村西の人生とそれに寄り添う乃木の人生を、最後まで見守っていただきたいなと思います。

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後編~

 

Netflix『全裸監督 シーズン2』     6月24日(木)から全世界配信がスタート
NHKの連続ドラマ小説『おかえりモネ 現在放送中
ファースト写真集「月刊 恒松祐里 優」  7月5日(月)発売

 

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