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2021年8月15日 12:00

【前編】加藤和樹インタビュー! ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』で刑事と殺人鬼二役に挑む!! 

取材:記事・写真.RanRanEntertainment

世界的に有名な未解決事件として恐れられた殺人犯・通称“ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)”による猟奇殺人事件をモチーフにしたミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』が、9月9日(木)から日生劇場で上演される。繊細な心を隠し荒ぶりながらも正義のため孤高に生きる刑事アンダーソン役と、市民を恐怖に陥れる連続殺人鬼であり謎の復活を遂げる通称“切り裂きジャック”役を、回替わりで務める加藤和樹に、本作の魅力や二役を演じることへの意気込みを聞いた。

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――韓国でこの作品をご覧になって上演を熱望されたということですが、この作品の魅力をどこに感じたのですか?

すごくダークな作品なのですが、それだけではなく、胸が締め付けられるような想いや人を救おうとする愛が描かれていたことが魅力的でした。日本人もきっと好きであろうダークファンタジーの要素のある作品だったんです。それに、そんな物語を彩る楽曲も素晴らしく、これは日本で上演されても注目される作品になるだろうと感じました。

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――韓国で観劇された時には、加藤さんご自身はどの役を演じてみたいと思ったんですか?

ジャックの歌う楽曲や演出シーンがすごく印象に残ったので、ジャックを演じてみたいと思いました。

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――今回は、その切り裂きジャックと刑事のアンダーソンという二役を演じられますので、まさに演じてみたかったという役を演じられるわけですね! 回替わりで二役を演じることについてはどのような思いがありますか?

同じ作品の中で二役やらせていただけるというのは、「一度で二度おいしい」ところがあります(笑)。もちろん、それだけの苦労もあるんですが…。以前、ミュージカル『マタ・ハリ』という作品で回替わりで二役を演じた時は、その二役でのデュエットがあったり、お芝居で絡むシーンも多かったのでお稽古が大変だったんですが、今回のジャックとアンダーソンは同じシーンもあまりないので、それほど混乱しないで演じられるんじゃないかなと思っています。

―― “追う側”と“追われる側”という立場が真逆の役どころというのも難しそうですね。

ですが、ジャックは振り切っている役柄ですし、真逆の立場の方が棲み分けがしやすいんじゃないかなとも思います。

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――なるほど。では、アンダーソンとジャック、それぞれ役作りではどこを意識されていますか?

アンダーソンは物語の語り部的な存在で、彼を中心としてお話が進んでいくので、お客さまをこの世界観に引き込んでいく役割を担っていると思います。そういう意味でも、彼の役どころの重要性というのはすごく感じています。彼が生きている時代やロンドンという街に対してどういう感情を抱いているかをお客さまに感じ取ってもらわないと、引き込めないと思うので、そこは意識をしながら演じているところです。

対してジャックの方は、この物語の中での飛び道具的な存在です。タイトルロールでもある役柄ですし、ジャック・ザ・リッパーである彼が起こした、ロンドンを震え上がらせるような残忍な事件の真実を描いているのがこの作品なのですが、存在としては彼は異質なんですよ。なので、振り切って演じようという思いがあります。

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――回替わりで二役をやることで、一番大変なことは?

稽古です(笑)。単純に2倍しなければいけないので。この作品に関しては、アンダーソンとジャックが同じシーンに出ることはほとんどないので、アンダーソンがいないシーンではジャックとして稽古をして…という形で、稽古場では休みがあまりないんですよ。(稽古場で)じっくりとその役に対して考える時間というも半分になってしまうので、時間の使い方が一番難しいですね。

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――その分、やりがいも2倍?

そうですね。それから、一役で悩んでいる時にもう一つの役を演じると、目線が変わって、気分転換ができるというのもあります。例えば、アンダーソンだけを演じていると、かなり深いところまで掘り下げて、きっと悩んでしまうと思うので、そういう意味ではジャックも演じることで悩み過ぎずに進めていくことができそうだと感じています。

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後編~https://ranran-entame.com/wp-ranranentame/ranran/78560.html

 

ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』は、9月9日(木)~29日(水)に東京・日生劇場、10月8日(金)~10日(日)に、大阪・フェニーチェ堺 大ホールで上演。

<東京公演>
期間:2021年9月9日(木)~9月29日(水)
会場:日生劇場
主催:ホリプロ/WOWOW
お問い合わせ:ホリプロチケットセンター
TEL:03-3490-4949(平日11:00~18:00)

https://horipro-stage.jp/stage/jacktheripper2021/

<大阪公演> 
期間:2021年10月8日(金)~10日(日)
10月8日(金)14:00(木村、松下、加藤)
10月9日(土)12:30(小野、松下、加藤)/17:00(木村、松下、加藤)
10月10日(日)12:30(小野、加藤、堂珍)
会場:フェニーチェ堺 大ホール
主催:キョードーマネージメントシステムズ/フェニーチェ堺
お問い合わせ:キョードーインフォメーション
TEL: 0570-200-888(平日・土 11:00~16:00)

https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/3031

企画制作:ホリプロ

 

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