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2022年3月20日 18:30

【前編】内藤大希インタビュー!ミュージカル『メリー・ポピンズ』ロバートソン・アイ役「夢や希望を見出せる作品です」

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

ミュージカル『メリー・ポピンズ』が2018年の日本人キャストによる初演以来4年振りに再演される。原作はパメラ・トラバースの小説で、ウォルト・ディズニーによって映画化もされた不朽の名作。舞台版はディズニーとキャメロン・マッキントッシュがタッグを組み、2004年に誕生した。メリー・ポピンズ役(Wキャスト)は濱田めぐみと笹本玲奈、バート役(Wキャスト)は大貫勇輔と小野田龍之介が演じる。バンクス家のハウスボーイ、ロバートソン・アイ役で出演する内藤大希に、オーディションの話やWキャストの石川新太とのエピソードなどを聞いた。

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――今回のご出演は、リモートでのオーディションで決まったそうですね。

リモートオーディションは『メリー・ポピンズ』が初めてで、しかも海外と繋いでということで、今の状況だからこそのオーディションでした。演劇は現場で人と何かをするという職業だとずっと思っていたので、こうして画面を通してのオーディションで審査をされるという、進化の仕方もあるのだなと思いました。画面からはみ出てしまったら見えなくなってしまう、画角の中で表現するというのは、自分の中で新しい感覚でした。どういう風に自己アピールすべきなのかを勉強していかなくてはいけない、どうしたら自己アピールできるのかを思いながら、オーディションを受けました。

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――決め手はどんなところだったと想像していらっしゃいますか?

何だろう?逆に聞きたいですね。何が良かったのかな。僕は演出家の方の前だとすごく緊張してしまうんです。でも、今回の外国人の演出家の方は、すべてを受け入れてくれる中で自分らしさを見出してくれるイメージがあって、普段はしないことでも率先してやってみようと思いました。だからか何も考えずにやれて自分自身がすごく楽しかった印象があります。

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――オーディションで印象に残っていることはありますか?

今回、ロバートソン・アイはダンスをするかもということで、グループでどのくらい踊れるかを見たいと言われて、画面越しにレッスンをして二人ずつ見てもらったんです。その時に、振りが途中で前に行くところがあったのですが、自分が画面越しに前に行くという風に遊んでみたりしました。リモートだからこそ、この面白さが出せたなと思います。僕が楽しかったから良かったのかもしれないですね。何もためらわずにオーディションを受けることができました。

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――ご出演が決まった時の心境はいかがでしたか?

ディズニー作品は初めてで、初演(2018年の『メリー・ポピンズ』)は観られなかったのですが、とても素敵な作品だという評判は聞いていたので、そういう作品に出演できるというのは嬉しかったです。カンパニーに参加していることで、自分自身の気持ちがすごく明るくなるだろうなと思いました。

最近、小野田君(小野田龍之介)と同じ役をやるということが続いているんです。『パレード』という作品も龍ちゃんがやっていた役を再演で僕がやり、今回それが2作目なので、面白い縁を感じました。『レ・ミゼラブル』からずっと違う役でもカンパニーにいるということが多かったので、2021年、22年はほとんどが小野田君と一緒にいるなという感じです。

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――その小野田龍之介さんからは、ロバートソン・アイ役(小野田は初演時の演じている)について何かアドバイスはありましたか?

ロバートソン・アイはミュージカルの作品にしか出ていない役柄なのですが、オーディションはその場面だけを切り取った台詞でやったので、本当に意味がわからなかったんです。ロバートソン・アイはどんな役なのか、どういう人なのかアドバイスをくれました。“だからこういう感じなんだ”という、腑に落とす作業は、龍ちゃんがいてくれてとても心強いなと思いながら稽古させてもらっています。

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――ロバートソン・アイの人物についてはどのように捉えていらっしゃいますか?

ロバートソン・アイは3年ぐらいバンクス家で働いているのですが、本人は一生懸命に働いているつもりですが空回りしてしまって、うまくできないという役どころです。

――内藤さんは、どんな風に演じようと思っていらっしゃいますか?

ディズニーで、ファンタジー作品なので、わかりやすく大げさな方がいいのかなと僕の勝手な認識を持って稽古に参加したんですよ。そうしたら、演出のJP(ジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ)から、「それって大きすぎることはない?」と言われたんです。その時に、本当だったら“3”でいいところを“8”ぐらいでやっていたんです。JPから「大きくなくていいです」と言われて、必要以上に大きくしなくていいのだなと思って、“3”でやってみたらJPから「そちらの方が面白いし、ロバートソン・アイとわかるからその方向がいい」ということになりました。もっとリアルで演劇的な感じでいいのだなと思って、今は調整しながら稽古をしています。

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後編~

 

ミュージカル『メリー・ポピンズ』

【東京公演】東急シアターオーブ
プレビュー公演2022年3月24日(木)~3月30日(水)
本公演2022年3月31日(木)~5月8日(日)
【大阪公演】梅田芸術劇場メインホール
2022年5月20日(金)~6月6日(月)

原作:パメラ・トラバース
オリジナル音楽:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン
追加歌詞&音楽:ジョージ・スタイルズ、アンソニー・ドリュー
訳詞:高橋亜子
脚本:ジュリアン・フェローズ
翻訳:常田景子
オリジナル演出:リチャード・エア
共同演出/オリジナル振付:マシュー・ボーン
日本プロダクション演出:ジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ
日本プロダクション振付:リチャード・ジョーンズ
出演:
メリー・ポピンズ:濱田めぐみ/笹本玲奈(Wキャスト)
バート:大貫勇輔/小野田龍之介(Wキャスト)
ジョージ・バンクス:駒田一/山路和弘(Wキャスト)
ウィニフレッド・バンクス:木村花代/知念里奈 (Wキャスト)
バードウーマン/ミス・アンドリュー:島田歌穂/鈴木ほのか(Wキャスト)
ブーム提督/頭取:コング桑田/ブラザートム(Wキャスト)
ミセス・ブリル:浦嶋りんこ/久保田磨希(Wキャスト)
ロバートソン・アイ:内藤大希/石川新太(Wキャスト)
〈東京公演〉主催・企画製作:ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場
〈大阪公演〉企画製作:ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場
      主催:ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場/読売テレビ
特別協賛:Sky株式会社

公式サイト https://marypoppins2022.jp/

【ストーリー】
1910年のロンドン、チェリー・ツリー・レーンに住むバンクス家。一向に子守が居つかないこの家に、メリー・ポピンズが舞い降りてくる。魔法で部屋を片付けたり、カバンから何でも取り出したり不思議な力を持つメリーと、煙突掃除屋のバートと過ごす素敵な毎日に、子供たちは大喜び。一方、父ジョージは銀行でのある融資をきっかけに、苦境に立たされてしまう。しかしこの出来事をきっかけに、バンクス家は家族の幸せを見つけ、それを見届けたメリーは、また空へ帰っていくのだった。

© Disney / CML

 

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