トップ > 舞台 > 仲野太賀 岩松作品6作目にして初の単独主演、ヒロイン 二階堂ふみ 岩松了による新作舞台『峠の我が家』10月25日より本多劇場にて上演決定!メインビジュアル初公開

2024年4月9日 12:00

仲野太賀 岩松作品6作目にして初の単独主演、ヒロイン 二階堂ふみ 岩松了による新作舞台『峠の我が家』10月25日より本多劇場にて上演決定!メインビジュアル初公開

M&Oplaysと岩松了が定期的に行っている人気プロデュース公演の最新作『峠の我が家』が10月25日(金)~11月17日(日) 本多劇場にて上演される。東京公演を皮切りに、新潟、宮城、富山、愛知、広島、岡山、大阪と全国へと巡演される。

本作は、ひと里離れた峠にある家を舞台に、そこに暮らす3人の家族と、その家を訪れた若者との出会いに端を発する緊張感あふれる人間ドラマとなっている。

出演は、岩松作品6作目にして初の単独主演を務める仲野太賀、共演は11年ぶりの岩松作品参加となる二階堂ふみ。さらには、柄本時生、池津祥子、新名基浩、豊原功補が脇を固める。

岩松了(作・演出)コメント
峠にある家。それは社会から逸脱しているようにも見え、堅固に家を守ろうとしているようにも見える。その家に嫁いだ女は自身の居場所を見つけられずにいる。そしてその峠を越すために家に立ち寄ることになった男の自分を偽ろうとするその苦悩に激しい感動を覚え、恋に落ちる。
峠は文字通り、人が越えようとする自身の高みの形象なのかもしれない。
二階堂ふみには、女子高生(『不道徳教室』)から、人妻への成長を、仲野太賀には、逸脱する男の色気を期待してます。

仲野太賀 コメント
岩松了さんの演劇に出演するのは、僕にとってとても特別な経験です。
M&O playsプロデュース作品「国民傘」に出演してから13年程経ちました。当時からある岩松作品への憧れは近くづくほどに輝きを増し、その背中の大きさを知れば知るほど、遠のいていくような感覚があります。
二階堂さんをはじめとする素敵なキャストの皆さんと、「やっぱり岩松さんやばいね…‼︎」なんて言いながら、稽古場でのたうち回る日々が今から楽しみでなりません。

二階堂ふみ コメント
岩松さんの舞台に出させて頂くのは、11年ぶりになります。何年経っても岩松さん書かれた言葉は身体に残っていて、時たま口に出してみたりしてました。(ソバコが鳴いてる…)
今回はどのようなお話になるのでしょうか。筆は進んでいるのでしょうか。
初舞台でご一緒した太賀くんと、岩松さんの紡ぐ言葉をお届けできるよう頑張りたいと思います。

ストーリー
峠にある古い一軒の家。この家は、夏の間観光客を受け入れる《峠》という旅館を営んでいる。この家に住んでいるのは主人の佐伯稔(岩松了)、その息子・正嗣(柄本時生)、正嗣の妻の斗紀(二階堂ふみ)の3人。夏が過ぎた今、訪ねる人もいないこの家に、安藤久志(仲野太賀)という若者と、その兄嫁(池津祥子)が訪ねてくる。安藤は峠を越えた所にある兄の戦友の家に、戦友の軍服を届けに行くという。この家に嫁ぎながら、ここでない場所に出てゆきたいと望む斗紀はこの若者に救いを求める。また、たまたまここを訪れたような安藤にも、何か隠された事情があるようだ。やがて若い二人の間に芽生える感情――それは、恋心なのか?
この家を度々訪れる立花(豊原功補)という彫刻家と、その部下の富永(新名基浩)も加わり、事態は人々の思惑や企みの中、不穏な方向へと転がってゆく――。

M&Oplaysプロデュース『峠の我が家』
東京公演:2024年10月25日(金)~11月17日(日) 本多劇場
ほか、新潟、宮城、富山、愛知、広島、岡山、大阪公演あり

 

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