アリス=沙良・オット(Alice-Sara Ott)、1988年生まれ。ラン・ランの代役として急遽抜擢され大成功を収め、以降、ヨーロッパを中心に精力的に活動。ロンドン交響楽団、ミュンヘン・フィル他有数のオーケストラと共演している。日本には、2012年6月にフランクフルト放送交響楽団と共演。また10月NHK交響楽団と共演、11月にはソロ・リサイタルと現在ひっぱりだこである。
容姿端麗、すらっとしたお嬢さんである。指が長く鍵盤をたたく姿はうっとりとする。すでに発売された「リストの超絶技巧練習曲」でのテクニックは見事で、音楽も流麗そのものであった。先日のフランクフルト交響楽団との演奏会ではなんと裸足で登場しリストのピアノ協奏曲を演奏し、大喝采を浴びている。
11月の演奏会では、モーツァルトのデュボール変奏曲、シューベルトのソナタ、展覧会の絵を演奏。とても楽しみなプログラムである。シューベルトと展覧会の絵はロシアでのライブ録音をCDとして発売される。デュボール変奏曲はとてもチャーミングな曲であり、CDでは含まれていないので、ぜひ演奏会場に足を運んでいただき彼女の可憐な演奏で聴いていただきたい。
詳細は以下HPにて、ご確認下さい。
http://www.universal-music.co.jp/alice-sara-ott/
●YouTube映像
Liszt – La Campanella — Alice Sara Ott
http://youtu.be/0-czNkyPQDA
Alice Sara Ott plays Beethoven – Trailer
http://youtu.be/pGg3VZPYieM