2016.07.27 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
7月27日(水)午後2時 木洞のSBS本社で、『最後から二番目の恋』の制作発表会が行われ、監督や作家、主演のチ・ジニ、キ厶・ヒエ、カク・シヤン、キ厶・スルギ、イ・スミン、ステファニー・リーが参加した。
『最後から二番目の恋』は2012年 日本のフジテレビが中井貴一、小泉今日子主演で放送、人気を博したドラマで2014年には続編も放映された。
チ・ジニ、5級公務員ウリ市庁 地域観光課課長 コ・サンシク役
キ厶・ヒエ、SBC放送局のプロデューサー、ドラマ本部 1チーム長 カン・ミンジュ役
チ・ジニは、5級公務員ウリ市庁 地域観光課課長 コ・サンシク役「原作は静かな感じの中年ロマンスに焦点を当てていたが、私たちのドラマは弾むような感じを強調しました。また、私と同じ世代の話なのでとても共感する部分が多く、私たちより若い後輩たちには"もう少し経てば、あんな感じの人生もあるんだなと思わせるドラマです。どの世代の人も共感して見れると思います。」と意気込みを語った。
チェ・ヨンフン監督は、制作の動機について「アメリカインディアンは広い野原を走りながらも、ちょっと立ち止まって後ろを振り返って見るという。自分の魂がちゃんとついて来ているか見るためだそうだ。前だけ見て走って行くうちに、いつの間にか大人になっていた私たちの世代が、中間点検をして振り返ってみる余裕について話したかった。」と語った。
また、キ厶・ヒエとチ・ジニの演技に対しても「今までシリアスな演技をたくさん見せて来た二人が、コミック本能をどうやって隠して生きてきたのかわからない」と、二人の演技変身に期待を持たせた。
今回、ハイライト映像の中でもキム・ヒエがバンジージャンプをする場面があったが、ロマンチックコメディーだと思っていたが、ハードなシーンが多くて大変だったという。
キスシーンもすでに一回あったが、とても大変な状況だったので、何も感じなかったそうで、実は、人工呼吸シーンだったことを明かした。
ヒエは水中撮影も初めての経験で、死ぬ覚悟で取り組み、キスシーンのあと口の中から、魚の餌が出てきて、チ・ジニの顔に吐き出されたとか。
またチ・ジニもアクションシーン撮影中に、怪我をし、鼻骨の固定手術を受けた。
「鼻が少し折れたぐらいでしたが、元の場所に戻した。大きくくしゃみをすると血が出ますが、くしゃみは我慢すればいいから大丈夫。」とファンに心配させまいと気遣いをみせた。
また、「初盤だったのでよかった。もし撮影の中盤に起こっていたら、自分のために迷惑をかけるところだった。これから皆、怪我することがないように自分が厄払いしたと思っている。」と付け加えた。
キム・ヒエは「チ・ジニさんは気難しい性格の俳優だと思っていましたけど、いざ接してみるとこんな愉快な人はいないです。」と語り。
チ・ジニも、「ヒエさんにありがたく思っています。台詞の量も物凄く多いけど、現場でいつも誠実な態度で準備して、一緒に読み合わせして呼吸を合わせています。」とお互いを称えあっていた。
雰囲気が盛り上がる中、撮影が進んでいる様子で期待される作品だ。
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